[BBC newsbeat] BABYMETAL 「Metal Resistance」レビュー

BABYMETALは、セカンド・アルバム、「Metal Resistance」で「新たな領域を探求」

デル・クルックス（2016年3月31日）




日本のロック・バンド、BABYMETALは、自分たちが2枚目のスタジオ・アルバムで新たな領域を探求しているのだという。

メタル・レジスタンスと呼ばれるこれは、自分自身への挑戦であり、「ビッグなレコード」を制作すると言うことだと語っている。

「ステージに立っていようが、他の何かをしていようが、これは戦いです。なぜなら私たちはいつも自分自身と戦っているからです」とリード・シンガーの中元すず香は言う。

「私たちは、決まり事に逆らい、もっと大きなことをやりたいんです。それがメタル・レジスタンスの背景にある目的です」

「Metal Resistance」は4月1日に、バンドがフォックス・デーと呼ぶ日にリリースされる。

バンドによれば、これは2014年のバンド名を冠したデビュー・アルバムとは異なり、またより良いアルバムだという。

「このアルバムで、私たちはいろいろな種類の音楽に挑戦し、前作を超えました」と12月に18歳になったすず香は述べている。

「前作に比べると、こちらを聞いたら吹っ飛ぶと思いますよ」

「ファースト・アルバム、そして最後のツアーの時から、私たちの大きなテーマは、誰も踏み入れたことのない道へ進み、新しい領域を探求することであり、このアルバムでもそれは同じことなんです」

BABYMETALは2010年に結成され、2年後に日本のサマーソニック・フェスティバルで演奏した最年少のバンドになった。

それ以来、高度に振り付けされたショーとJポップ・メタル・ナンバーで名をあげ、シンボルとしてフォックス・サイン（上の写真参照）を使ってきた。

土曜の晩に、BABYMETALはロンドンのウェンブリー・アリーナでヘッドライナーとなる最初の日本のバンドとなる。

ラジオ1ロック・ショーのホスト、ダニエル・P・カーターが、BABYMETALのセットの前にDJを行う。

「私たちは大勢の観客の前で演奏することになれているわけではありません。でもとてもワクワクしていて、少しだけ不安になっています。何を期待すれば良いのかわからないからです」とすず香。

BABYMETALは、新しい音楽のジャンルを作ろうとしており、できるだけ多くの人々に関心を持って欲しいのだという。

「私たちは、BABYMETALの音楽はどういうものかと知るために関心を持ってくれそうな人たちにもっと来て欲しいんです」とバンドはニュースビートに語った。

「私たちの目標は、いつも、私たちが何をやっているのかを知らない人たちに届くことです」

「私たちは、皆さんが私たちがやっていることを好きになって欲しいんです。なぜなら私たちは自分たちがやっていることが大好きだからです。私たちは、BABYMETALという新しいジャンルを作り出したいんです」

昨年、BABYMETALはメタル・ハマー・ゴールデン・ゴッズのブレイクスルー・アクト賞、ケラング賞、そしてヴォーグ・ジャパンのウイメン・オブ・ザ・イヤーを含む様々な賞を受賞し、レディング＆リーズ・フェスティバルで演奏した。

今年はバンドに採ってもっと忙しくなるだろう。5月にはアメリカをツアーし、それから6月には欧州に戻り、そしてまた7月にアメリカに行くからだ。

▼元記事
http://www.bbc.co.uk/newsbeat/article/35937087/babymetal-are-exploring-new-territory-with-second-album-metal-resistance