ダウンロード・フェスティバル・レビュー(2016年6月10日)
ローワン・ピアンカステッリ(2016年6月24日)
「これは俺の沼だ」
神よ、あの雨。今年のダウンロードの天気は、最も頑固な無神論者もノアの箱舟の物語には真実が含まれていると信じさせるほどだった。テントを丘のふもとに張った運の悪いキャンパーは、キャンプ場に望まない水源を得ることになり、傷に塩を塗るように、多くは水曜と木曜の日ざしで日焼けもしていただろう。しかし、(長髪とデニム・ジャケット以外に)ロックとメタルのファンが悪名高いことが一つあるとすれば、それは決意であって、ちょっとばかりの(実際には「ちょっと」よりもずっと、ずっと、ずっと多かったが)雨も、連中が楽しむのを止めることはできなかった。
(中略)
BABYMETAL (9/10点)
知らない人のために説明すると、BABYMETALは、Jポップ・グループがコンベヤーやXファクターのようなかたちで作られている日本の音楽産業の産物だ。だが、この例では、作られたJポップ・グループは、メタル・バンドの前に押し出されている。
金曜は、週末で最悪の天気であり、土砂降りが5〜6時間続きいたが、朝の日ざしのあとで、誰もそれを期待していなかった。でもこのことはステージに登場し、全力でショーを始めたBABYMETALを止めることはできず、多くの人々が自分たちを取り囲んでいる雨という苦痛の種を忘れさせた。BABYMETALが行ったステージ・ショーは特に話題のもとであり、このバンドの中心となるJポップ・トリオは、セットを通じて完全に振り付けされたダンスを踊った。3人の十代の女の子が「メタル」バンドの表看板であることに嫌悪を覚える熱烈なメタルヘッドがいたことは間違いないが、正直なところ、君が優れたショーをそのまま楽しめないのであれば、君は退屈な人間であり、いなくなるべきだ。
(後略)
▼元記事
Download Festival review (Friday, 10/6/16)
最後の一文は呼び込んでおいてからの失神させるくらいのアッパーパンチだな。
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