メタル・ハマーの編集長が交代
アレクサンダー・ミラス(2016年7月29日)
管理人だっただけで、ずっとは続けられないことはいつも分かっている。実際、締切が特に厳しくて、いつも電話がかかってきて、思ったように何も進まないときには、それが永遠でないことを祈る。でもほとんどの場合それは、友人になり、いずれ家族となる同僚たちや仲間と一緒の、人生において絶対的で、明らかに、二度と繰り返されるべきでない、痛くなるまで笑い続ける時期であり、とにかく他にはそういうものはない。いまは頭をかいているかも知れない。
OK。最初は特集担当で、それから編集者として、最近は編集長として、同時に頻繁利用客、そしてチーム・ロックのエグゼクティブ・ディレクターとして、今日まで10年近くハマーで働いてきたので、ページをめくり、次に何が来るのかを眺めることにした。本当にすごい旅路で、ここでカバーしきれない程の人々に借りがある。長年に渡るサポートは、君たちが思っている以上のもので、多くの本当に素晴らしい人々と仕事をして多くを学び、数多くの最高のミュージシャンと出会い、何よりも、その音楽を信じる力が私をインスパイアし続ける一生かけた音楽ファンがたくさんいるということを知ることが出来たという特権を一言でまとめることはできない。
他にみんなと分かち合える素晴らしいニュースがなければ、これはずっと辛かったろう。初めてマーリン・アルダースレイドに会った時のことは決して忘れない。記憶が正しければ、ハマーフェストでSABATONを見ていたときに、この若者がこう告げて去って行った。「いつかあなたのために働きますよ」と。ものすごい第一印象で、いつも彼には何か特別なものがあると思っていた。彼が出世して、役割にふさわしく成長し、あらゆる責任を負っていく姿を見てきたことを誇りに思う。編集者というのは楽ではないが、彼ほど安心できる相手、あるいは彼より優れた管理人は知らない。彼を友人と呼べることもうれしい。
というわけだ。これから何週間かはやるべき仕事があるが、安心してくれ、近い将来酒を飲むので、ご一緒してもらえればうれしい。安心してくれ、これはお別れではない。また会おう。
▼元記事
アレクサンダー・ミラスのインスタグラムより
新編集長はBMのブームはもうすぐ終わると予言している人。
返信削除