2017年2月16日木曜日

[Culto] BABYMETAL:日本最高のメタル・バンドと振り付け

BABYMETAL:日本最高のメタル・バンドと振り付け

エリサ・アルカイデ(2017年2月15日)

[ポルトガル語からの重訳です]




これは、メタルのリズムで演奏し、振り付けた踊りを踊る日本の女の子のグループにチリに来て欲しいという呼びかけだ。

BABYMETALとは何だろうか? インターネットであまり時間を過ごしていない連中や、メタルやJポップのファンでなければそうたずねるかも知れない。BABYMETALは、赤ちゃんのためのマリンバによるメタル・ソングのCDではなく、さくら学院のサブグループとして2010年に日本で結成されたバンドだ。さくら学院では、メンバーが出席する中等教育の学校で、やがて卒業して、新しいメンバーに道を譲る。現在一番人気のあるバンド、AKB48が48人の固定メンバーと約200人の入れ替わるメンバーで構成されているような日本のポップ産業では別におかしなことではない。

中元すず香(1997生まれ)は、卒業するときに、2人のより若いメンバーで、1999年生まれの水野由結と菊地最愛と共に、BABYMETALを続けるように告げられた。

バンドに加わる前は三人の誰も、メタルを聞いたことはなかったが、活動開始後、スゥメタルとして知られるリード・ボーカリストはこう語っている。「私はドラマーがものすごく早く叩くのでびっくりして、すぐにどんな振り付けができるのか考え始めました」

振り付けとメタルを組み合わせる? それは可能であり、BABYMETALを成功に導いた要素の一つとなった。

メタル・ハマーの最新号で、スゥメタルは、2013年にMETALLICAを見てから、「心で音楽を感じて」メタルは暗いものではないと考えるようになった。METALLICAによる奇跡だ。

彼女たちのデビュー・アルバムでバンド名を冠した「BABYMETAL」は、2014年に北米でベストセラーになった日本のアルバムとなり、この年に彼女たちは欧州とアメリカで成功を収め、また誹謗の対象にもなった。

BABYMETALは、アニメ「パーフェクト・ブルー」の主人公になれるようなバンドだが、アニメではなく、彼女たちは本物のバンドだ。ライブで演奏するときは神バンドと呼ばれる白い亡霊のような服を着た男性を伴っている。

アングロ・サクソン世界でのBABYMETALの成功は大きくなり、2016年には新譜、「Metal Resistance」を発表した。昨年は彼女たちの新譜によってばかりでなく、ザ・ガーディアン紙が5点満点を付けたウェンブリーの満員のコンサート、BBCによるドキュメンタリーなど重要な出来事によって実りあるものとなった。メタルを発明した英国人がBABYMETALに降伏するなら、チリ人も彼女たちに降伏すべき時だろう。

さらに、彼女たちはファンを獲得し、METALLICAやJUDAS PRIESTのような自身のアイドルから敬意を払われている。昨年、彼女たちはJUDAS PRIESTのロブ・ハルフォードと共演し、12月にはRED HOT CHILI PEPPERSの英国ツアーに同行し、今年は韓国でMETALLICAの前座を務めた。自分たちのアイドルと共演すれば、それで完了だろうか? バンドのファースト・アルバム、「BABYMETAL」は、メタル・ハマーの読者によって、21世紀のベスト・アルバムに選ばれている。

若者たちが公共の場所でKポップを歌い、メタル・コンサートがいつも満杯になる国で、BABYMETALは確実な公式であることが分かる。プロデューサーたちよ、何を待っているんだ!

▼元記事
Babymetal, la mejor banda de metal, japonés y coreografías


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