DRAGONFORCEのハーマン・リによれば、BABYMETALはふだんロックやメタルを聴かない人たちを「結びつけている」
(2016年7月6日)
メタル・ワニの編集長、オワイス・ビテク・ナビが先日、英国のエピック・アワー・メタラー、DRAGONFORCEのギタリスト、ハーマン・リをインタビューした。このチャットは以下のYouTubeのクリップで聴くことができる。
今日、メタルにおいてもっとも意見が分かれるバンドの一つと考えられている日本の十代のガール・ポップ・メタル・バンド、BABYMETALのスタイルについての、北米のメタル音楽のエリート主義者の反応に関して、ハーマンは次のように述べた。「私はメタル・ファン、あるはロックやメタルを聴く人々はいずれにせよ二分されていると思う。例えば、DREAM THEATERが好きな連中の多くは、メタルコアが嫌いだし、メタルコアが好きな連中は、それ以外の何かしらが嫌いだ。例えば、パワー・メタルとかね。明らかに、違った種類の音楽を聴くのが好きな連中はいるけれども、それは好みの問題だからどうしようもない。誰もそれを聴けと強制しているわけではないし、同じように、誰もBABYMETALを聴けと強制しているわけじゃない」
ハーマンは続ける。「BABYMETALはある意味、おかしいのは……彼女たちがメタルとJポップ、音楽とショーを一つにしたことだよ。実際には、ロックやメタルを聴かない連中を一つに結びつけている。まさにロックやメタルを聴かない人々に影響を与え、ギター・ミュージックを発見させることができるバンドだと信じている。ロックやヘビー・メタルだね。そしてこれはすごいことだと思うんだ」
ハーマンはさらに付け加えた。「通常であれば、人々にインスピレーションを与えて、新しいスタイルを受け入れさせるような影響を与えることは簡単じゃない。過去にはなかった何か興味深いものをしなければならないんだ。だからBABYMETALは前に誰もやったことのなかった組み合わせを行ってきた。SLIPKNOTがそうだ。登場した時には、何か違ったことをやっていた。あの音楽のファンではないが、彼らのアプローチ、そしてどれだけ自分たちがやっていることをうまくやっているかは認めている。だからある意味同じようなものとみているんだ」
BABYMETALの曲、"Road Of Resistance"(以前は"The One"と呼ばれていた)は、英国ロンドンのブリクストン02アカデミーで2014年11月8日に行われたコンサートで初披露され、BABYMETALのプロダクション・チームと、DRAGONFORCEのリとサム・トットマンのコラボレーションであり、この曲のスタジオ・バージョンで、そのギター・プレイを聴くことができる。
DRAGONFORCEは最近、2014年の「Maximum Overload」アルバムのフォロー・アップ作品をスウェーデンのエルブルーで開始した。プロデューサーは、OPETH、THE DEVIN TOWNSEND PROJECT、AMON AMARTH、KATATONIA、SOILWORK、SYMPHONY Xなどと作業をしているイェンス・ボグレンが担当する。
DRAGONFORCEは、Spinefarmから包括的なキャリアをカバーするベスト盤、「Killer Elite - The Hits、The Highs、The Vids」を7月23日にリリースする。この22曲入りのアルバムには、2時間半の音楽が収録されており、スタジオ曲、ライブ・マテリアルをフィーチャーし、さらにこのデラックスなセットにはプロモ・クリップが追加されている。
DRAGONFORCEは、9月7日(水)にアトランタで行われるProgPower USAフェスティバルでヘッドライナーを務め、また9月10日(土)にブルックリンのセント・バイラスで行われる「ファンに近いパーソナルな」ショーを行う。どちらのショーでも、「Killer Elite」アルバムの選曲を反映した「ベスト」的な演奏となる。
▼元記事
DRAGONFORCE's HERMAN LI Says BABYMETAL 'Unites' People That Don't Normally Listen To Rock And Metal
イケメンまじイケメン。
返信削除『イケメン』って見聞きした時、真っ先に『ハーマン・リ』を思い浮かべるのは、ベビメタメイトあるあるで、世間は違う人を連想するんだろうな〜って思う、
返信削除心がイケメン
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