BABYMETAL史上最高の10曲
エリナー・グッドマン(2016年7月6日)
これはBABYMETALを世界的な現象にした曲、トップ10へのガイド。
ミステリアスなフォックス・ゴッドによって脚を高く上げてキックし、叫び、活き活きと歌うBABYMETALは、俺たちの世界に飛び込んできて、すぐに意見を二分した。カワイイをキック・ドラムに一体化させるというアプローチをとても気に入る者もいたが、スゥメタル、ユイメタル、そしてモアメタルは自分たちが愛していると称するシーンそのものをあざわらっていると感じる者もいた。今や世界的な現象となり、9月には日本の東京ドームで2日間10万人に対して演奏するのだから、BABYMETALのベスト・ソングに対してキツネを掲げる時はきた。
10) "Babymetal Death" (アルバム「Babymetal」、 2014年)
ライブ・セットのイントロ・トラックとして、この曲はBABYMETALの実力を示す。圧倒的な映画のようなコーラスによるイントロがあり、バンドの名前がこの世のものならざる声で綴られ、メンバー一人一人が甘く自己紹介をする。歌詞は軽いが、そのキツネのように狡猾な創造主からの大いなる呪文となっている。
9) "ド・キ・ド・キ・モーニング" (アルバム「Babymetal」、 2014年)
笑い声の上に誰かがリフを録音したようなシリアルのコマーシャルが思い浮かぶこの曲は、これ以上なくあからさまにBABYMETALである。その圧倒的なインダストリアルな光沢は、現在は活動を停止しているメタラー、THE MAD CAPSULE MARKETSの上田剛士によるものであり、アイドル・ファンをヘビー・ミュージックというアイデアに向けた。
8) Road Of Resistance (アルバム「Metal Resistance」、 2016年)
DRAGONFORCEと手を組むことはパワー・メタルっぽさを増し、テンポを上げることになるだろうが、誰もこれほど狂ったように指捌きが早くなるとは思っていなかった。どちらの側も何時間もリハーサルを行った、2016年のゴールデン・ゴッズにおけるこの曲の演奏は大成功だった。
7) "GJ!" (アルバム「Metal Resistance」、 2016年)
BLACK BABYMETALこと、ユイメタルとモアメタルが歌うこのデュオ曲は、ヘッドバンギングのために特に作られたものすごいリフ、勢いのある歌詞、そしてクリーンなブレイクダウンを持つ。だから歌詞がモッシュに対する愛情へのトリビュートであることに不思議はない。ポップなメロディーは、さらに拳を挙げるチャンスを与えてくれる。
6) "ギミチョコ!!" (アルバム「Babymetal」、 2014年)
BABYMETALを何十万人という世界中の混乱したポップおよびメタル・ファンへと届けた、オリジナルでクラシックなナンバー。リフは山のようなカドバリーのクリーム・エッグスよりも甘いが、歌詞は妙にフェミニスト的で、体重とイメージを保たなければならないという女性に対するプレッシャーを取り上げている。
5) "あわだまフィーバー" (アルバム「Metal Resistance」、 2016年)
チューインガムとバブルガムについて述べている"あわだまフィーバー"のハイピッチのコーラスは、"ギミチョコ!!"の精神的な後継者だ。これは女の子たちの顔に果てしないエネルギーと微笑みを貼りつけた、ヘビーなドラムンベース・ナンバーを通じて、BABYMETALが軽々と無数の甘いお菓子を一片に食べたような感じがする。
4) "META メタ太郎" (アルバム「Metal Resistance」、 2016年)
これはBABYMETAL初めてのバトル・メタル・ソングだ! "Road Of Resistance"の大勝利的なバイブを押し広げ、行進曲のビートと断定的なチャントがあり、女の子たちは軍隊のような正確さでユニゾンで歌う。一番良いところ? このトリオの他の曲とはまったく合っていないフォーク・メタルのアコーディオンだ。
3) "The One" (アルバム「Metal Resistance」、 2016年)
"The One"は機能しないはずだ。'80年代のギター・ソロ、ミュージカルの大団円の曲、そして、ディズニーの純粋な輝きのマッシュアップであるこの曲は、音によるすっかり古くなっためめしく感傷的な表現の墓石となるはずだ。でも、巨大なピラミッドの中で、観客の上を浮かびながらBABYMETALが演奏する姿を見ると、高揚感は否定しようがない。
2) "悪夢の輪舞曲" (アルバム「Babymetal」、 2014年)
このサウンドのパーツは本当に不吉だ。BABYMETALの曲の多くは、ブレイクアウトのシンガロングの瞬間や跳ねるようなビートがあるが、この曲は、まるで機械的なドラムと混沌としたピアノを動力とする暴走する幽霊列車のように進んでいく。通常はアップビートなスゥメタルさえ、珍しく悩んでいるように感じられ、ブリッジでは嘆くように感情を吐露する。
1) "Karate" (アルバム「Metal Resistance」、 2016年)
BABYMETALによる、これまでで一番素晴らしいジャンル・フュージョンだ。分厚いニューメタルのリフで始まり、スゥメタルの魅力的な短調のボーカル・ラインが入ってきて、それからバンドのこれまでで最高のコーラスで長調に転じる。これを聴けば、君の細胞の神経伝達作用が100%アップするだろう。事実。さあ、ご一緒に。「オー、オーオー、オー!」
▼元記事
The 10 Best Babymetal Songs Of All Time
なるほどLIVEで「悪夢の輪舞曲」をもっとやれと。そういうメッセージも込めてるんだな。
返信削除ロンドが2位に!
返信削除俺も神バンドソロからの悪夢の輪舞曲が結構好き。
返信削除定番のメギツネやI.D.Zがなくて2ndの曲が多いのが新鮮。
返信削除やっぱり英米はヘヴィリフが好きなんだな
返信削除あんまりいなそうなロンド好きとして嬉しい
返信削除あの歌詞と音の緊迫感が好き
海外の情報を翻訳してくださって、いつも楽しみに拝見しております。
返信削除このベスト10の記事は気になっていましたので、拙ブログでhamanaxisさんのこの記事を紹介させていただきました。問題がありましたら該当部分を削除しますので、ご連絡願います。