ピットの話:BABYMETALのウォール・オブ・デスとMEGADETHでノリノリの傷病退役軍人
タイ・アーサー(2016年8月2日)
今回のメタル世界からのピットの話の準備はいいかな? 今週の話は、二組が登場する。これはBABYMETALとMEGADETHの2つのとても異なるショーにおける桁はずれのピットについての話(と、ものすごいビデオ)をシェアしてくれた、実験的なアメリカのアーティスト、ガス・アーサーによるものだ。
俺たちが中で見た最高のピットの一つが、BABYMETALの初めてのアメリカ・ツアー、ロサンジェルスでのものだった。ファン・クラブのリーダーは、日本からはるばるやってきて、ウォール・オブ・デスを仕切り始めたんだ。観客を真ん中で半分に分けて、突撃の準備をさせた。おれたちは、たぶん3分くらい分かれて待って、それから曲の正しい突撃のパートに来たんだが、正直誰も怪我しなかったのが不思議でならない。とても面白かったし、すごいバイブに包まれていて、CANNIBAL CORPSEのピットで顔を殴られるのとは違っていたけど、それに近かったな。
でもこれが一番というわけじゃない。俺が見て、参加した最高のピットは、何年も前にインディオで行われたビッグ4で起こった。MEGADETHがセットを始めたばかりで、あれだけの人がいて、大きな草地のエリアがあった割には、誰もが最初はかなりおとなしかったんだが、そこら中にピットがあったんだ。俺の家族と俺は、観客の間に立っていたんだが、突然、これが大きく開かれて、すぐにモッシュ・ピットになった。残念なことに、俺のママがど真ん中にたっていたから、慌てて彼女を引っ張って、脇に連れて行かなければならなかったんだが。
俺たちは、ママは身をかがめるべきだったとジョークを言ったんだが、まあ無理だった。彼女には不向きだった。彼女をピットの脇に連れて行くと、ママが指さしながら叫んでいることに気付いた。これはものすごくクールだった! 俺が振り返ると、驚いたことに、車いすに乗った傷病退役軍人がピットを支配していた。友だちが彼を全速で押し回していて、退役軍人は杖を振り回しながら、全体を指揮していた。こいつは本当にうれしかったようで、ずっとこの上ない笑顔を浮かべていた。みんなが一緒になるのを見るのは最高だ。実際にはこれをカメラで撮って、YouTubeにポストしたんだ。
ガス・マッカーサーは初のスタジオEP、「Chapter 1: Hysterics From The Book of Gus」を7月にリリースしたところだ。これは連続して発売される3枚のEPの一つ目で、フル・アルバムにまとめられる。未聴なら、ここからストリーミングを見られる。
▼元記事
Pit Stories: Babymetal's Wall Of Death And An Injured Vet Throwing Down With Megadeth
車椅子のとっつあんもベビメタ観に来たらおもしろいけど
返信削除おれジジイやけど、ドーム観に行くで!
返信削除ドームにはピットがないんやで
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