[Kerrang!] ビースト・フロム・ジ・イースト（BABYMETALインタビュー）

ビースト・フロム・ジ・イースト(BABYMETALインタビュー）

Kerrang! 1643号（2016年10月27日）



日本は、これまでで一番暗く、ゆがんだホラー映画をいくつか届けてきた。だが、BABYMETALは今週、闇を受け入れてくれるだろうか？

今までで最も怖かったことは何？

スゥメタル：私の人生で一番怖かった時を選ぶのは難しいですけど、何万人もの人の前で、フェスティバルやワンマンライブをやる前は超緊張します。その時は頭がぐるぐるして「どうしよう……どうしよう……誰も来てくれなかったらどうしよう」とか考えています。馬鹿な話ですけど、それが頭に浮かぶんですよ。その他に怖いことは、フォックス・ゴッドが次にどんな予言をくださるのかまったく分からないことです！　闇の中にいると気苦労が多いんです！」

何か恐怖症はある？

ユイメタル：私たちが最初にBABYMETALを始めた時に、私はメタル音楽とか、メタル・バンドの見た目が怖かったんです。メタルを聴くようになって、メタル音楽の後ろにいる人たちがみなさん優しいことを知ってからは、怖くなくなりました。

日本は、世界で最もホラー映画が得意な方だと思うんだけど、なぜだと思う？

スゥメタル：私はあまりホラー映画は得意でないので見ないんですけど、海外をツアーしていると、日本のホラー映画が人気だと聞きます。たぶん、幽霊のせいじゃないでしょうか。これは日本独自の神秘的な霊魂で、その見せ方が他の国のホラー映画と比べるととてもユニークなんだと思います。

BABYMETALはよく写真撮影で不気味な映像を使うけど、このインスピレーションはどこからくるの？

モアメタル：私たちはいつも、メタル・レジスタンスと呼ばれる道なき道を突き進んでいますから、私たちの目に見えない無敵の軍団に立ち向かい、自分たちの信じるもののために立ち上がるという姿勢が、私たちのビジュアルを通じて描かれているのだと思います。

日本ではハロウィーンをどういう風にお祝いするの？　あなたたちは？

モアメタル：ハロウィーンに仮装するようになったのはつい最近のことなんですよ。日本ではクリスマスみたいな季節の祝い事みたいになっています。また、町やモールやお店で、ハロウィーンのデコレーションをたくさん見ることができます。

ユイメタル：日本では、海外と同じように、最近仮装を楽しむ人が増えています。自分でもやってみたいです！

フォックス・ゴッドは怖い？　キツネでもある神様というのは私たちには怖いんだけど。

スゥメタル：日本の神社にまつられているキツネに、フォックス・ゴッドが似ているのかどうかは分かりません。フォックス・ゴッドに会ったことがないので。次にどんな予言をフォックス・ゴッドがもたらすのかも分からないので、その意味で怖いです。予言はいつも予想がつかないのですが、いつもBABYMETALとして素晴らしい機会を与えてくれます。

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Kerrang! 1643号