2017年9月26日火曜日

[Metal Injection] コリィ・テイラーが息子のおかげでBABYMETALが好きになったと語る

[Metal Injection] コリィ・テイラーが息子のおかげでBABYMETALが好きになったと語る

ロバート・パスバーニ(2017年9月25日)






日本のカワイイ・コア・センセーション、BABYMETALはメタル・ファンを二分し続けているようだが、メタル・ミュージシャンは彼女に対する愛を示し続けている。まあ、ファンではないと語っているBehemothのネルガルを除いてだ。公に支持を表明しているバンドとしては、Lamb of Gods、Metallica、Slayer、Deftones、Abbath、それにLimp Bizkitがある。Carcassは彼女たちを擁護したし、Dragonforceは一緒に録音し、Kornのギタリスト、ブライアン・ウェルチはステージで共演した。

このバンドに対する愛情を持っているミュージシャンの一人が、Slipknot、それにStone Sourのフロントマン、コリィ・テイラーだ。Stone SourはBABYMETALと一緒にツアーに出て、いずれもKornの前座を務めた。Junkeeとの新しいインタビューで、テイラーは、BABYMETALのことをはじめて知ったのは、やはりヴォーカルの才能がある息子のグリフィンを通じてであると明かした。テイラーははじめてBABYMETALを聴いた時のことについて、次のように語っている。

息子はものすごい音楽ファンなんだ。実際BABYMETALが好きになったのは息子のおかげなんだ!(笑) 彼女たちは聴いたことがなかったんだが、息子が俺の所に走ってきて、「これをチェックしないと駄目だよ」ってね。私はびっくりしたよ—「何じゃこりゃ?」という感じだったからね(笑)。息子の熱意で私はBABYMETALが好きになったんだ。

彼は自分が反応できる音楽のファンなんだ。才能もずっとあった。二度目の誕生日に、小さなマイクがついたキーボードを与えたんだ。マイクが音を出すことに気付いたとたん、音を入れるようになったんだ。「うー! うー! うー! うー!」ってね。おかしかったのは、小さなドラム・マシンにリズムがぴったりと合っていたことなんだ—息子はすぐにはまったんだ。

クールなことは、彼が大きくなるに連れて、私たちは音楽を通じて強く結びつくようになったことだ。以前は、私が決まり事を決めて、父親らしくあることに力を入れていた。モラル、マナーといった大切なことを身につけさせようとしていた。基本やあの指針のようなものでね。今は、グリフィンが少し大人になり、こうしたことを実践するようになったので、少しゆるめることができるようになった。今でも父親であることが第一だが、自分が音楽について知っていることを教えるためにできることをやるようにもしている」

私たちの関係についての新しいレベルなんだ—そして私が成長する時には、私の親になろうとした人物の誰とも持てなかったものなんだ。これは本当に自分にとって新しいことで、とても気に入っている。クールだ。

俺はコリィが自分の息子との間に築いている関係は素晴らしいと思うし、グリフィン・テイラーが20年後に父親と同じく伝説のミュージシャンになるかも知れない。ロックし続けるんだ。

このことは、Opethのフロントマン、ミカエル・オーカーフェルトがシェアしていた逸話を思い出させる。BABYMETALのおかげで、娘がOne Directionから乳離れすることができたという話だ。テイラー親子の場合は逆の方向だが、BABYMETALがメタル一家の心を一つにしているという考えは本当にすごい。

▼元記事
Corey Taylor Says His Son Got Him Into BABYMETAL




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