2018年2月13日火曜日

[YouTube] メタル・プロデューサー、トゥエ・マドセンが、クラリティMで自分のミックスをチェック

[YouTube] メタル・プロデューサー、トゥエ・マドセンが、クラリティM(オーディオ・メーター)で自分のミックスをチェック

TCエレクトロニック(2018年2月11日)






以前は、私にメーターを提供してくれるプラグインを使っていた。必要な時、何かをチェックしなければならない時に利用していた。クラリティM(オーディオ・メーター)があることの違いは、それがいつでも目の前にあって、何が起こっているのかを教えてくれるんだ、そこは上げるんじゃなくて、下げるんじゃないかという風に。ちょっとした助けになるんだ。クラリティMの一部としてアナライザーがあって、ミックスにある周波数を示してくれる。今朝、私はBABYMETALのミックスにちょっと変更を加えていたんだ。これはライヴ・ミックスで、私の手元にはローカットとオーディエンスの音があって、ローカットからこのオーディエンスのマイクのグルーヴに切り替えると、どのような低音が生じているのか、あるいはローカットがなければ、どれだけ音がとっちらかっているのかを画面上で見ることができる。でも同時に、この音がとっちらかっていることが、ショーにライヴ感覚を付け加えている。これはライヴ録音だからね。だからこういう形で、クラリティMによって、私が注意して、何らかの形でコントロールしなければ、ミックスのパワー全体を占めてしまうような極低周波があることが分かるんだ。だから、クラリティMはこういう形でとても役に立つ。それからローエンドのバス・ドラムがミックスでうまくいくかどうかを決めたり、チェックしたりする場合もだ。もし周波数が低すぎる場合、本当にビッグなバス・ドラムのサウンドを得るために低周波を入れすぎると、スタジオでは素晴らしい音になるかも知れないが、ほとんどのステレオでは、こうした周波数を再現できないため、ミックスではほとんど役立たない。だからクラリティMは良くできたミックス・チェッカーなんだ。そしてバンドに対して、クラリティMを示して、ルールはこうなっていて、これ以上やっても役に立たない、だからこんなにばかでかくなくても構わないんだと納得させるのは健全だ。もちろん議論に負けることもあるけどね。でもその過程でクラリティMはなかなか便利なんだ。

▼元記事
Metal producer Tue Madsen checks his mix with Clarity M






1 件のコメント:

  1. この方ですね

    【インタビュー】ブレット・トレイン・ブラスト「BABYMETALと共演できたらいいんだけど…新幹線にも乗りたいね」
    https://www.barks.jp/news/?id=1000118936

    プロデューサーにはHatesphere、Sick Of It All、The Haunted、Mnemicを手掛け、BABYMETALの最新ライヴ盤のミキシングも担当したチュー・マドセンが起用されている。

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