1997年4月21日月曜日

新婚旅行のおもひで――ハワイ旅行記 No.01(1997/04/17~04/24 06泊08日):5日目

 5日目


とうとう泳ぐのに飽きたらしい・・・あるいは単に夜更かしをしたせいかも知れない(;_;)。というわけで、プールに行かずに薮蕎麦に行く。神田の薮蕎麦がのれんわけした杉並の薮蕎麦の支店(ううむ、複雑である)だそうだ。場所は、Planet Hollywoodの先の角を左に曲がった(といっても通じないだろうが)ところ。1時過ぎに行ったのでそれほど込んでいなかった。売り物は毎日日本から空輸しているというそば粉を使用したという蕎麦。はっきり言って・・・うまい。リピーターらしい若い女性が、観光にきたという60歳くらいの老夫婦に親切にハワイのよいお店とか、ボられないようにする方法とかを教えていました。なんか、とてもほのぼのしますね。North Westのくれたアロハ・カードを使うと、蕎麦ようかんをサービスしてくれた。これが、ものすごくおいしいのだす。お勧め。


蕎麦を食べて、のんびりとデューティ・フリー・ショップの前からメケメケ・バスに乗り、はまぞおと姫ぞおはホノルル動物園に向かう。といいながら、最初に実はホノルル水族館(本当は姫ぞおはシーパークといった類の場所に行きたかったらしいのだが、はまぞおがいやがったのだ、遠いから)に行く。飼われている生物の数ははっきり言って少ないのですが、常夏の島の近郊のさかなは綺麗である。何というか、はまぞおのパステルトーン好みにはちょっと合わないんですが、極彩色で美しいのだ。くらげさんがかわいかった。やはり寄付金でやっているということだが、寄付金の集まりが悪いらしく、なかなか展示品が集まらないらしい。メケメケのバス停から水族館まではきれいな歩道になっていて、ちょうど2時過ぎだったせいか、スプリンクラーを回していて、そこに金髪の女の子(子供のほうだ)が服をびしょびしょにして遊んでいた。かわいいですね。


水族館の見学が簡単に済んでしまったので、姫ぞおと二人でダイヤモンド・ヘッド(ついPhil Manzaneraというヒトのソロを思い出したが)をバックにふらふらと歩いていく。きた道とは逆の側は公園になっているのだ。本当に何もないんだけど、おもむろに平行棒とか、鉄棒とか吊り輪とかが置かれた場所があったりする、平行棒でびしっと決めたところを写真にとろうとしたら、腰がぴりびりした。いたいよぉ。


ホノルル動物園へ行く。姫ぞおはいきなり出口から入ろうとする。よくできているなと思うのは、いくつか出口があるんですね。別に監視員がいるわけでもなく、ただ鉄の回転扉(一方向しか行けない)を回して出るだけ。周囲をぐるっと回って正門へ。オトナ12$だったかな?入るとちょっとくさい。最初は鳥かごの回りを歩いていきます。おりの中のトリ一羽一羽に話しかけるはまぞおは姫ぞおには怪しいおぢさんに写るらしい。赤の他人宣言されそうである。なんでも長くいるオウムだったかな、にお嫁さんをもらうための募金をつのっているので、つい協力してしまうワタクシ。をを、新婚さんである。ぞうさんとかカバさんのおりを回っているうちに、アフリカの動物が放し飼いになっているというエリアに入る。動物園自体の面積もそれなりにあるのでしょうが、迷宮のように(ワタクシはバルハラの回廊と呼んでいる)入り組んだ通路をたどっていくと、いろいろな動物さんに会えるらしい。大阪からきた娘夫婦(たぶん)と子供をおじいさんが嬉しそうに案内して回っていた。何かほほえましい。旅に出ていいなあ、と思えるのは、何かワタクシたちが忘れてしまっていた日本の原風景(をを)のような場面になんどか出くわせたことですね。この放し飼いゾーンは見物人からはすぐ目の前に見えるんだが、実は動物のいる場所との間に深い溝が切ってある(それは観客からは見えない)ため、かなり近くまで動物がよってくる(ように見える)という工夫がこらされていました。でもさすがにライオンのいる場所だけは、ガラスもはってあったが・・・。またアフリカのトリさんのいる場所は、三重に鉄製の扉やすだれをかけて、その中に入ると、野鳥が放し飼いになっているというスグレもの。極彩色のトリさんがすぐそばにいると、はまぞおはとても嬉しい。


動物園の近くにはバス停がないので、歩いてホテルに帰る。途中でShall we Haagen Dazs(スペルわからん)する。ぱぱぞおは抹茶味がないので、モモである。モモは売れ行きが悪いらしい。ケースの表面でそうわかる。チョコは空に近いのに。子供のように服にぼたぼたと溶けたアイスをたらしながら歩くはまぞお。小学生である。


ホテルに戻り、さあて、次は何をしようかということで、寝る(ばか)。


夕食はVikingのペリーズ・スモーキーという場所に行く。ちょっと雨が降っている中、おぼけ夫婦はでかける。姫ぞおの曖昧な記憶をたどって店に向かうと、なぜか昨日食べた店についてしまう。このあたりから姫ぞおの機嫌が極度に悪くなる(道に迷ったのははまぞおのせいではないんだが。)多分、おなかが空いたのであろう。はまぞおの一度だけ見た地図の記憶では方向が違うんだが・・・。ワタクシもちょっと機嫌悪くなりました。ぷんぷん。


店は9時までで、入場するときにカネを払うと、あとは食い放題である。はまぞおがぷんすかフェースで座っていると、姫ぞおが山のように食べ物を持ってくる。食べ物を食べると機嫌がよくなるらしい。実はワタクシもそうであったのですね。何か、アメリカの学食という感じもありますが、とにかく味は値段の割にそこそこ(Vikingで1000円くらいですから。ランチはさらにお得らしい)。


機嫌のよくなった二人は、ロイヤル・ハワイアン・ショッピングセンターで自爆してからホテルに戻り、寝たのであった。


おさかなと姫ぞお
おさかなと姫ぞお




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