BABYMETALと呼ばれる超現実的なもの
エシア・プラメスワリ(2016年6月14日)
(AKB48のような)日本の女性アイドル・グループは、その可愛い顔、そして若さ、友情と愛についての曲を歌うことで知られている。通常は、セクシーな衣装やビキニで演じて、男性を惹きつける。このような取り組みは男性の関心をうまく集めている。でも、BABYMETALは人を惹きつけるのにセクシーである必要がない。彼女たちはゴシックのコスチュームをまとっている。
音楽がバンドから生じるものであると考えれば、BABYMETALについては2つの見方が可能だ。つまりメタル・バンドを伴ったアイドル・グループ、あるいはポップ・シンガーを持つメタル・バンドだ。明らかに、このバンドはメタル音楽を演奏し、シンガーは、エネルギッシュなダンスと共にポップ風の曲を歌っている。このような不安を生じさせる怪しいものは失敗に終わりうる。でも、BABYMETALはこうしたことを強調し、世界中のメタルヘッドの注目を集めている。
("Road of Resistance"へのリンク)
中元すず香、水野由結、そして菊地最愛は、神バンドと呼ばれるヘビー・メタル・バンドと一緒に演奏するJポップのパフォーマーだ。BABYMETALの曲は、いじめ、逆境、疎外、そして欝などについての曲だ。自分たちの曲を通じて、人々に立ち上がり、拒否し、変わることを求める。自分たちのファンを「ザ・ワン」と呼んでいる。スゥ、ユイ、そしてモアは、ゴシックのコスチュームを着ているが、カワイイイメージを持っている。このイメージで、メタル・シーンで女の子たちのカワイサを前面に押し出したのだ。
2013年まで、BABYMETALはすべての曲を録音した音楽、それに骨スーツを着たバンドに合わせて演奏していた。以降、BABYMETALは才能あるミュージシャンで構成される神バンドと一緒に演奏している。神バンドは、大村孝佳 (ギター)、レダ(ギター)、BOH(ベース)、青山秀樹(ドラムス)で構成される。藤岡幹大(ギター)、前田遊野(ドラムス)、そして宇佐見秀文(プログラミング)もそうだ。バンドは白い服を着て、顔を白塗りする。
("The One"へのリンク)
BABYMETALのコンサートは、ダークなアートと超現実的なもので一杯だ。黒い棺桶、そしてBABYMETALの三人のメンバーを乗せて浮かぶ赤いトライアングル。BABYMETALは、そのあらゆる行動が、フォックス・ゴッドと呼ばれるメタルの神を通じて送られる聖なるメッセージによって自分たちに明かされたものだと主張する。フォックス・ゴッドにより、選ばれて、送られたというのだ。また、自分たちのギグやコンサートもフォックス・ゴッドによって常に祝福されているという。フォックス・ゴッドの写真やシンボルは、コンサートの背景となっている。
▼元記事
Surreal Thing Called Babymetal
>いじめ、逆境、疎外、そして欝
返信削除えっ…カワイくないメタル。
何の問題もないよ。
削除明るい曲調だけどものすごく暗い歌詞の曲もあれば、その逆もあるってなもの。
かわいい身なりだけど、激しくラウド
かわいい顔立ちだけど、ラウドに負けないボーカル
かわいいしぐさだけど、ボクサー並みの体力
一見、両立しがたいものが見事に両立しているのがベビメタ