2016年6月10日金曜日

[Irish Examiner] ケラング・アワードで3世代のロッカーに栄誉

ケラング・アワードで3世代のロッカーに栄誉

(2016年6月9日)




ケラング誌の35周年を祝う、同誌主催の「これまでで最高の誕生パーティー」が行われ、3世代のロッカーがケラング・アワードを受賞した。

先週ウェンブリー・アリーナでヘッドライナーを務めたばかりのオルタナ・ロック・バンド、DEFTONESは、1995年のデビュー作、「Adrenaline」以来の「一貫した進化」に対して、ライフタイム・アチーブメント・アワードを受賞した。

アメリカン・ロック・バンド、BLINK-182は、7月リリースの7枚目、「California」に先だって、新しいヴォーカリスト、マット・スキバをお披露目した。マットとマーク・ホッパスは、木曜の夜、イースト・ロンドンのトロクシーで行われた式で、自らこの重要な賞を受け取り、観客を喜ばせた。

ロックの高貴なる存在、IRON MAIDENは、ベスト・ブリティッシュバンドを、自らに近いニューカマーであるASKING ALEXANDRIAに譲ったが、羨望の的であるケラング・レジェンド賞を獲得、手ぶらで帰ることにはならなかった。

1969年以来一緒に活動しているアイルランドのグループ、THIN LIZZYは、ケラング・ヒーロー賞を受賞し、この晩のベテラン・ウィナーとなった。

だが、経験は、それぞれのカテゴリーで若手を打ち倒すことはなかった。

GUNS 'N' ROSESのラスベガス・リユニオン・ショーと仮面をかぶったメタル・バンド、 SLIPKNOTのアレクサンドラ・パレスでのギグをベスト・イベント・カテゴリーで破ったのは、サリーのロッカー、YOU ME AT SIXがTHE GHOST INSIDEバンドのために行ったベネフィット・ショーだった。

この5ピースは、2015年11月のひどいバス事故に巻き込まれ、ドライバーが死に、THE GHOST INSIDEのドラマーのアンドリュー・トカチャイクが右足を失ったあとで、THE GHOST INSIDEのためにカムデンのアンダーワールドでファンドレイジングのコンサートを行った。

メタルのレジェンド、METALLICAは、フロリダのロッカー、A DAY TO REMEMBERにベスト・インターナショナル・バンドの勲章を譲った。

同時にノミネートされていたALL TIME LOWは、"Missing You"でベスト・シングル賞を獲得、気落ちして家路につくことはなかった。

子供に対する性犯罪で、前のフロントマン、イアン・ワトキンスが収監されたあと、ウェールズのバンド、LOST PROPHETSの残ったメンバーが2014年に結成したNO DEVOTIONは、現在アメリカ人シンガー、ジェフ・リックリーがフロントを務めており、デビュー作、「Permanence」でベスト・アルバム賞を持ち帰った。

全員が16歳から18歳の女の子からなる日本の十代のトリオ、BABYMETALは、BLACK VEIL BRIDESやFRANK CARTER & THE RATTLESNAKESから王冠を奪い、ベスト・ライブ・バンド賞に輝いた。

フランクは、スピリット・オブ・パンク賞を受賞して、自分の傷をなめた。

サザンプトンのホラー・パンク・バンド、CREEPERは、ベスト英国新人賞を獲得、国内最高のタレントを代表し、ニューオリンズのニュー・メタル・バンド、CANE HILLは、厳しい戦いとなったインターナショナル新人賞を手にした。

ホストは、THE DARKNESSのジャスティン・ホーキンスとSKINDREDのベンジ・ウェブが務め、ケラングの編集者、ジェイムズ・マクマホンは、この賞は、35歳になる雑誌が「変わることなく元気」であることを証明したと語っている。

「今夜は、最初から最後まで、観る者の記憶に刻み込まれる夜の一つであり、ファン、バンド、雑誌、新旧の友人たちが、あるスタイルの音楽に対する愛情で一つになった。この音楽スタイルは、カバーする雑誌が存在しないという理由から35年前に雑誌を始めた一団の人々が夢中になったものだ」

「ファンによる、ファンのための。35歳の若さ。今夜は最高の誕生パーティーになった」

今回初めて、授賞式に続いて、ASKING ALEXANDRIAとA DAY TO REMEMBERによる演奏が行われた。

▼元記事
Three generations of rockers honoured at Kerrang! Awards


13 件のコメント:

  1. 早速の翻訳ありがとうございます!
    ベストライブバンドといわれると、やはり神バンドの面々にもその場にいてもらいたかったですね。
    バンドの面々の裏方で支えている姿勢も一つの美学的に美しくもあるんですけどね^-^
    とにかく快挙ですね!
    私が生きてるうちにBABYMETAL以外この授賞式に日本人が現れることはないような気がします^-^;

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  2. ケラングアワードの司会者?らしいのですがベビメタファンに謝罪しているようにも思えます。(ベビメタについてのツイートを3回くらい連投してるみたいです)
    「いじめだめ絶対」みたいなリプライもいくつかついてるようです。
    本当のところいじめっぽかったのでしょうか?

    できましたら翻訳お願いします。

    Benji Webbe
    https://twitter.com/Benjiwebbe/status/741062785275166720

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    1. 管理人様、いつも翻訳ありがとうございます。

      英語のニュアンスが分からないのであくまで主観ですが、昨夜の不快な発言の後に、それに関して彼は三回ツイートしてますが、それに対する皆の反応は良くないようにみえます。

      https://twitter.com/Benjiwebbe/status/741062785275166720
      https://twitter.com/Benjiwebbe/status/741073037995474944
      https://twitter.com/Benjiwebbe/status/741074701821284353

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    2. 管理人です。この件については、たとえばfXXX aroundについても、複数の意味があり、それを本人の意図と聞いた側で違ったニュアンスで受け止めていたりとか、返事でさらに本人が使うことで、さらに炎上しているとか、いろいろあるので、訳しようがある意味ないんですね。

      自分としては、むしろ受賞そのものや、ダウンロードの成功を素直に喜びたいので、この件は訳さないでおきます。

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  3. 神バンドがアミューズ所属なら問題ないけど、彼らは個人事業主。しかも他のミュージシャンやバンドとも同時進行で仕事している。青山神なんか米国から帰国するや否や、他のアーティストのレコーディングに参加してたりね。それなのに、べビメタだけは「自分もバンドの一員」って顔はできないし、それは他の仕事仲間にも非礼かなと。つまり、自分たちは期間限定の派遣社員みたいなものって意識があるはず。でも、十分恩恵は受けてるし、知名度も人気も海外では日本人ミュージシャンではぶっち切りなわけで。お互いにWIN WINでしょ。

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    1. サポートメンバーだって言うのは十分理解している。
      ただ、「ベストライブ」は「神バンド」という存在無くしては絶対に勝ち取れなかった賞なのも確か。
      で、海外では神バンド含めて7ピース(フロントマンがあの3人)として、チームベビメタという見方が主流であるように思う。だったらそこら辺勘案してもいいんじゃないのかな?と俺も思う

      あと、「他のバンドのサポートもしてるから、ベビメタだけ彼らをバンド扱いするのは変」という考え方は変です
      実際にサポートしたバンドが栄誉を取り、そこに関わっているのだから何ら問題ないです。要は全てアミューズの姿勢次第。
      アミューズが神バンドは同席させないという判断をしているのは、運営判断としてあくまでサポートという基準で行動しているのだろうとは理解するが、神バンドの貢献度を考えれば、それでももうちょっと日の当たる場所に出して上げてもいいのでは?と言う気がするということ。
      知名度が上がって他で恩恵を受けているということと、「神バンドとしての待遇」は別問題だよ。

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    2. BABYMETALを愛するファンなら神バンドの存在価値と意義は十二分に理解しているでしょ。神バンドはあくまでバックバンドというのがベビメタの基本コンセプト。決めるのはKOBA-METALとアミューズ。想いは解らなくないが、待遇云々なんて話題は頼まれてもいないのに勝手に財布を開けて中身少なくね?なんて云うぐらい下種な話だと思うんだが。あなたの考えをBOHさんに問うたら何て答えるかねぇ?

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    3. 所属事務所、レコード会社、色んな制約から自由なのが神バンドの面々。そういう馬鹿々々しい面倒を受け入れた連中が、多くの「稼げないバンド」を組んで頑張ってるの面々。ああいう華やかな席に行くには、肖像権やら何やらアミューズやレコード会社、プロモ―ターの制約を受けまくって、普段から「うんざり」してないとね。それに神バンドは称賛され、フロント3人は叩かれるっていう構造が出来上がってる。神バンドだって「バンドなら何で曲を書かないんだ」って批判があってもいいはずなのに、それはない。翻って3人は「何で歌と踊りだけで演奏しないんだ?」って常に言われてきた。批判の矢面に立ってきたのはいつも3人の女の子だし、今回のMCのヘイトをまともに食らってるのも3人。そういう意味でも、フロントと、バックバンドなんだよね。

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    4. 待遇ってのは金の話をしてるんじゃない。こういう賞を受けたときに功労者として労う気持ちのことだよ
      それこそ、有名になったからいいだろ、金出してんだからいいだろってことじゃないんだ。
      アミューズの姿勢は分かった上で、貢献度を考えたらもうちょっとこういう栄誉ある場で日の光を当ててもいいんじゃないかって事
      例えば会場に同伴して、同じテーブルに着いてるだけでもいいんだよ。
      アカデミー賞とかでもノミネートされた作品の関係者が、自分個人はエントリーされて無くても出席してたりするじゃん?(アレは招待制だから、プロデューサーとかが必要な人間の招待状を手配する)そういうこと
      そう思うくらいの貢献を彼らがしていると俺は思っていると言うこと。
      アミューズの考えだとか、神バンドのメンバーがどう発言するのか(まあクライアントが出す気がないのに出たかったなんて口が裂けても言わないだろうけど)と言う問題じゃなくて、俺個人はそのくらいの名誉に値する貢献を彼らがしていて、そういうふうにきちんと遇される資格があると思っていると言うことだよ

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    5. もう黙ったほうがいいよ

      関係者でもないのに憶測と思い込みを前提とした話になってるから

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    6. 貢献に対する名誉だから参加しろって?
      ちょっとすごいね、仕事キャンセルさせてまで拘束するってのは。

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  4. あの場には出てこないことこそが神バンドの美学で、BABYMETALチームが持ち続けてる一貫した態度だと個人的には思うな。私はチームの考えと行動を支持する。

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  5. 全然分かってないな。神バンドのメンバーは例え呼ばれたって出ないよ。サポメンとして契約してる以上、それはこの業界の常識。今でこそメンバーが固定化されてるけど過去のメンバーのことを考えても授賞式などに出るわけがない。他のアーティストでサポメンが授賞式に出たことあるかい?

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