ケラング!アワードの夜(個人ブログ)
ようやく昨晩のことから回復したので、2016年ケラング!アワードのものすごい夜、酒と魅惑とロックの宵の内幕についてまとめようと思う。
私たちはラッキーなことに、6月9日にロンドンのトロキシーで行われた授賞式とギグのVIPゴールド・リストバンドを手に入れた。数多くのファンの前を通り過ぎて、私たちはフロント・ドアのところに行き、不安そうに名前を告げた。リストに名前があって、真っ赤な顔をしてそっぽを向かなくてもすむようにと願いながら。
幸いなことに、私たちの名前は確かにあって、金色のバンドを着けてから、私たちはロックの涅槃へと入っていった。私はいつもオルタナのファンで、SABBATHなんかで育ったけど、実際にはチャート好きで、15歳まではポップしか聴いてなかった。転向したのはMY CHEMICAL ROMANCEの"Teenagers"のおかげで、そのことは恥ずかしいとは思っていない。私の好みはそれからもっとヘビーなロックやメタルに移ったけれど、いずれにせよ、ロビーを抜け、ステージングを盗み見るのはすごい体験だったし、ようやく部屋に入る前にA DAY TO REMEMBERの全員が通り過ぎて、「ケラング!アワードへようこそ」と声をかけてくれた時には、15歳の私が内側できゃーきゃー言っていた。
メイン・ルームへ行くと、私たちは無料のアルコール(なぜ私がようやく回復したばかりなのか分かるでしょ?)で迎えられた。まるでロックの有名人の「ウォーリーをさがせ」(アメリカ出身ならウォルドね)みたいだったけど、もちろん自分もその一員であるように、クールに振る舞わなければならなかった。
今年のアワードのテーマは、精神世界で、ウィージャ盤中心のデザインになっていた。この夜のホストはSKINDREDのフロントマン、ベンジ・ウェブとTHE DARKNESSのフロントマン、ジャスティン・ホーキンスで、ちょっと変わった組み合わせだったけど、まあOKだった。
一つ一つ退屈に説明する代わりに、受賞者は以下の通り。
(受賞者リスト:略)
楽しくない?
BABYMETALを観たのは初めてで、ものすごくわかいかった。おさげでゴスロリ風の衣装を着ていた。でも一番怪しかったのは、バーニー・クリフトン(訳注:英国のコメディアン)が登場したことで、私も知らなかったけど、この80代のおっさんは、人形のダチョウに乗って自分はケラング!アワードに来る運命だったんだ風に賞を渡していた。調べてみたら、ちょっと前のカバー・アルバムで、自分の曲のリストの代わりに、デス・メタル・バンドの曲のリストが印刷ミスで掲載されてしまったという不幸な出来事によるものだった。とほほ。
ショーのあとで、ケラング!アワードの歴史上はじめて、ASKING ALEXANDRIAとA DAY TO REMEMBERによるライブ演奏があった。
嘘じゃないけど、ギグは少しおぼろげで、何しろいろいろなバンドがバルコニーに出てきて、その間にファンはギグのためにフロアにどんどん入っていったから、私は恥も外聞もなく写真を撮る相手をサメみたいに探すのにいそがしかった。照明はひどかったし、アルコールはあふれかえっていたけど。
でも自分の記憶では、エモはASKING ALEXANDRIAでモッシュしていて、A DAY TO REMEMBERはすごかった。
寝こけてしまい、二度も駅を乗り過ごしたおかげで、タクシーを拾わなければならず、家まで戻るのがとにかく長かったことはさておき、とにかくようやく午前6時に家に着いた。なんて夜!
▼元記事
A Night at the Kerrang! Awards
おしゃれな子のブログと思ったら婚約した彼がグラフィック・デザイナーで手を加えてもらってるみたいですね。いい意味で広くBMが浸透してることがよくわかります。
返信削除翻訳ありがとうございました。