スイスのギグ
ウェアード0(2016年6月4日)
やあ、キツネの仲間たちよ。プラッテルンのショーから戻ってきたところで、すごかった! だからいられなかった仲間と自分の考えや経験をシェアしたいと思う。欧州のショーでも昨年2度くらいやったから。
いずれにせよ、レビューを進めよう。ライアン・エアが、乗るつもりだった私たちのフライトを前日にキャンセルしたので、旅行自体がなくなりかけた。幸いなことにストレスとパニックだらけの45分くらいを経て、私たちは高かったけど別のフライトをブッキングできた。木曜日にブラミー・ボーンズこと/u/kullradがきて、一緒に空港に行き、朝から寿司とビールを楽しんだ。
飛行機に乗ると、隣の2人がやはりキツネ仲間で、ショーに向かうところだった。私たちは行ったことがあるこれまでのショーについておしゃべりした。一番最近のはウェンブリーだとか、新譜はどうだとか。旅は飛ぶように過ぎ(ダジャレですまん)、まもなくバーゼルの空港に到着し、そこからはフランスの国境近くのステキな小さなアパートに泊まる。そこで会場への電車に乗り損ねたので次の電車まで1時間ほど休んだが、最終的に午後5時前に会場に到着した。
もう30人ほどいたけど、時間を考えれば思っていたよりもずっと少なかった。いつものように、会場の運営はとてもひどくて、人々の多くはボックス・オフィスからチケットを受け取らなければならなかったんだが、これがいつからか分からなかった。だから時間を潰すために、旧交を温めたり、新しい友達を作ったりして、待っている間にちょっとビールを飲み、ようやく食べものにありついた。
最終的に女性(誰かは分からなかったが、BMチームの誰かだろう)が出てきて、VIPチケットとこれについてくるギフトを渡してくれた。ラミネートについては前の奴はショーの間に壊れてしまったが、今回のは無事だったので、ずっと良くなっていた。他のブツは何か絹の布みたいなもので、何に使うのかは分からなかった。ビリヤードのボールでも磨くのかな?
それからまもなく、入り口の周りに人が集まり始め、すごく早く着いた連中は、列の前に自分の場所を確保したみたいで、それはよかった。私は、列の前の法に場所を得るために、会場の外、箱の中で/u/aka-oni-sanが寝たのを知っていた。その間ブラミー・ボーンズは、服を着て、ショーの準備をしていた。それから酔っ払ってチケットを落としたイタリア人の男に叫んだ。この男は何度も自分のポケットをひっくり返したあとで現れた。待っている間にちょっとした楽しみがあるんだ(笑)。
最終的に、会場に入り、急いでビールを2杯くらい飲んでから、中央の柵のところへ行った。BABYMETALのショーでは中央に行ったことがなかったんで、今回はそうしてみようと思ったんだ。待っている間、いつものコバのメタル・ミックスが流れていて、周りの連中と話した後で、セルフィーを何枚か撮影してから、ショーの準備ができた。
BABYMETALは選べる曲がたくさんあるから、リストを変えるといいなと望んではいたが、アメリカのショーと同じセット・リストにこだわるだろうと思ったので嬉しいサプライズとなった! 通常の"BABYMETAL Death"で始まった。ショーの最初から、会場全体がエネルギーで一杯だった。スゥはいつも通り、親分風を吹かしており、大村は私がキツネを向けると、いつも返してくれた。
それから"いいね!"で、これでみんな動き出した。ショーの始まりでこの曲が演奏されるのが大好きなんだ。これで観客のインターアクションが動き出し、このことはみんなが気に入っていて、ヘビーなブレイクダウンでみんながモッシュするんだ。その次は"あわだまフィーバー"で、これもやっぱりポップな曲だが、女の子たちと一緒にコーラスに合わせてダンスできるんで、いつも楽しい。
次はスゥが"Amore"でセンター・ステージに立つ番だ。この曲のことはあまり覚えていないんだが、たぶんスゥがステージを支配する姿に身動きできなくなっていたからだと思う。彼女のボーカルが完璧だったこと、それからBOHのベース・ポイントがかっこよかったことは覚えている。演奏中にみんなでBOHの名前をチャントしたと思う。
"CMIYC"のイントロで、神バンドが脚光を浴びる時間がきた。私が理解した範囲では新しいソロだが、いつものととてもよく似ていた。これは私のお気に入りの、もしかしたら一番のお気に入りの曲かも知れない。1. 曲自体がロックしている。2. 神バンドのソロがある、3. 振り付けが素晴らしい、そして、今度は4. 観客とのやりとりがものすごい。スゥはサークル・ピットのサイズに満足せず、英語の「I found you」(みーつけた)を追加したことは超カワイイ。この曲全部を録画ようとしたが、後で、携帯の録画ボタンを押し忘れたことに気付いた。これは「ブラミーする」として知られている。(仲間内のジョークですまん。)見たければ、/u/Xanthonがショーのファンカムをまとめたスレを作ったので、そっちを見てくれ。
次に何をやったか思い出せないので、セットリストを見るはめになった。もちろん、"META メタ太郎"で、最初にアルバムで聞いた時には、あまり気に入らなかったが、何度かライブで見るとずっと良くなった。女の子に向かって「メタ」と叫び、手を挙げる振り付けに合わせるのはとても楽しい。
さて、次はものすごい驚きの時間だ。"Sis. Anger"だ!!! 私はユイとモアがステージに立って、すべてが静かになった時に、これをやるかも知れないという気がした。それからPAから冒頭の朗読が聞こえてきて、みんな狂乱したんだよ! 私は全部録画することができたが、残念なことに、赤い照明は録画に向いていなかったし、女の子たちの声もほとんど聞こえなかった。ギグの時はそれがまったく問題に思えなかったんだが、正面にいると音はそんなによくなかったんだ。少なくとも振り付けは分かったし、何度か見直してみるととてもクールだと思う。また、モアの踊りが本当に良くなったと思う! 彼女は「きらいだー、きらいだー、きらいだー、きらいだー」のパートを本当に完璧に頭を動かしていた。できれば、他のコンサートでまだライブ演奏されていない他の曲が見られるようになるきっかけとなるといいなと思っているが、いくつかは東京ドームまで取っておくだろうと思う。それから、この曲では神バンド、特に秀樹がどれだけすごかったかについても付け加えておきたい。ライブで演奏するにはまったく簡単ではない曲だが、もうあの神々を疑ってはならないということを学んでいるべきだ。
これを見るという狂乱のあとで、"IDZ"のオープニング・メッセージによって、少し回復する時間が与えられた。背後をちらっと見てみると、WODのためのピットが開きつつあった。もちろんこれはファンのお気に入りの曲で、クラウドサーファーが登場し始めると共に、女の子たち、バンド、そして観客が、もう少し頑張ることは保証付きだ。
次は"Karate"で、これはヘッドバンギングするには最適の素晴らしいライブ向けの曲だ。私はこの曲が本当に好きで、ステージはほとんど見ていなかった。狂ったように頭を振り回していたからね。スゥのちょっとしたソロと、みんながどう感じているのかたずねる、新しい観客とのやりとりが大好きだ。私は、この時には実際にはすっかり固まっていたので、肩をトントンと叩かれて振り向いたら、会場のほとんどが腰を下ろしていて、私一人がバカみたいに立っていた。すぐに腰を下ろしたので、「みんな、ジャンプして!」のパートに間に合ったけど、これは本当に楽しかったよ!
私はそれから息継ぎが必要だったので、"メギツネ"の伸ばされたイントロでそうするつもりだった。ところがその時点までは問題なかった圧縮がひどくなっていったんだ。私は比較的体をきたえた若者なので、相撲の構えをしてしっかりと立っていた。女の子たちが出てくると、みんなが「ソレソレソレソレ」に合わせてジャンプしていた。お互いに体をぶつけ合い、全体にはすごかった。それからまた座れと言われたが、今度は女の子の側が始めた。私は一服してエネルギーを奮い起こすことができたので、曲の残りの部分では、できるだけ激しくジャンプやヘッドバンギングすることができた。
"ギミチョコ!!"の番で、私は横浜のショーから始まった新しいイントロがとても気に入っている。たぶんスクリレックスのステージに出たのが最初じゃないかな。いずれにせよ、脱線した。この曲はいつも通りメンタルで、たくさんのジャンプとあらん限りの声で叫んでいた。曲の終わりには疲れ切っていて、最前から撤退しようかとも考えたんだが、そのままいることに決めた。セットの終わりが近いことに気付いていなかったんだ。曲が飛ぶように進んでいったからね!
セット最後の曲は"The One"だった。それほどヘビーな曲ではなく、モッシュはおそろいのスウェイのような感じで、これがこの曲のすべてなんだと思う。そもそも英語の曲をやること自体確信してなかったんだが、日本語バージョンより英語バージョンの方がいい。このことはまた、この曲でシンガロングするときに、日本語を台無しにしないで済むと言うことだからね(笑)。この曲についてはそれ以外にそれほど言うことはない。ただライブでこの曲を見るのはすごかった。心の琴線に触れるし、神や女の子たちも含め、みんなの間のものすごい一体感を与えてくれるんだ。バンドもこれを感じていると感じられるし、曲の間、女の子たちからたくさんのアイコンタクトや微笑みがもらえる。本当に心が高まる曲で、ただ目を閉じて、微笑んで、曲に浸るだけだ。
女の子たちがステージを離れる短いブレイクの後で、「BABYMETAL」とか「もっともっと」といったチャントが耐えるこがなく、女の子たちは"Road of Resistance"のために旗を持って再登場した。振り返って、ウォール・オブ・デスのためのピットを確認したけど、本当にばかでかかった。オープニングは3列ぐらい下がって一気に始まった。この映像はまだ見ていないけど、本当にすごかったと思う! この曲は観客と女の子たちの間に本当に一体感があって、スピード・メタルに対する狂ったようなモッシュが組み合わされているという感じだ。
さて、これで終わり、ショーの終わりだ。13曲が短い時間の中に詰め込まれていた。いつもの「We Are?’」、「BABYMETAL」コール・アンド・レスポンスの時間はあって、それから3人の女の子たちからステージを去る前に一言あった。モアが最後に自分の自分の言葉を話す番を待っているときにとてもカワイイ瞬間があったんだ。話そうと思って何度も口を開くんだけど、観客の歓声があまりに大きくて、聞こえないといやだから話し出せないんだ。これは何度か繰り返されて、その間モアがくすくす笑って、それからようやく話し出したんだ。ドイツ語でバイバイと言ったのかな。英語だとしたら何を言ったのか分からなかった。彼女たち一人一人が何かを言った後で歓声がものすごかったからね。
まあそれはそれ。バーゼルからの最終電車が10:40だったんで、その後で一杯飲んだり、しゃべったりするためにたむろしている時間がなかったんだ。私たちはバーゼルに予定通りたどりついたんだけど、フランスのストライキのおかげで終電がキャンセルになっていたんだ。おかげで、バーゼル空港行きのバスに乗るまで少しうろうろして、それからアパートまでのタクシーをつかまえたんだ。少しカネがかかったけど、少なくとも適当な時間に戻れたよ。
夜の間ほとんどぼそぼそしゃべっていたんで、良く眠れなかったあとで、帰りのフライトのために空港に戻った。ありがたいことに全て予定通りに言ったので、空港で朝食とビールを頂く時間があった。着陸後に、ピックアップされたところまでバスで戻らなければならなかった。いやあ驚いた、バスをどのベイで乗らなければならなかったか。まあそういうことだ(笑)。
いずれにせよ、思っていたよりずっと長くうろつくことになり、これをタイプしている間にビールを何杯か飲んだので、話の質はどんどん落ちているはずだ。でもこれをまとめれば、これは私が行った中で最高のBABYMETALのギグだったが、同じことを会う人会う人に話したんだよな(笑)。センターに行ったのははじめてだったので、スゥの存在感を本当に感じる最初の機会になった。彼女は本当にものすごいパフォーマーで、ものすごい存在感とオーラで観客を見回し、目が合おうがものなら、もうこれは言葉では説明できないような何かなんだ。自分で経験してみるしかないよ! (あるいは誰か自分の考えをもっときちんと説明できる奴を見つけることだ。)
モアとユイはすごかった。正直なところ、それほどユイを見ている時間はなかったんだが、"メギツネ"の間にみんなに座れといった時にはスーパー・キュートだった。(おわかりでなければ私のお気に入りの)モアは特に良かった。前に述べたように、モアはダンスを一生懸命練習して、いまでは元気いっぱいやれるだけじゃなくて、ダンスのスキルもユイに比肩するようになった。上回るとまでは行かなくても。特に"Sis. Anger"でね!
神バンドについては言葉がない。自分の仕事をやるし、時に存在することを忘れさせる。曲をぴったりと演奏するので、君は完全に女の子たちに集中することができるんだ。「おっと、あれは音が間違ってる」とか「ああ、バンドがあそこをダメにしちゃった」みたいな瞬間は全然ない。ものすごくタイトなので、ショーの間、どれだけバンドのことを認めているのかを伝えようとしていたんだが、バンドはいつも喜んで応えてくれた。まだ秀樹のスティックをつかんでないんだが、いつかはそうしたいね!
さて、これで全部で、月曜からはドイツの2つのショートダウンロード・フェスティバルが控えている。楽しい週になりそうだ。みんなの多くとそこで会いたいね!
長文を嫌う人のための要約! またもBABYMETALの素晴らしいショー。フランス人はストライキが好きで、旅行者にはいろいろ困り者だ。
▼元記事
https://www.reddit.com/r/BABYMETAL/comments/4mfcuv/switzerland_gig_my_review_and_experience/
[訳注] スイスのレポートが少ないので、今回はRedditさんからのものを訳しました。
翻訳ありがとうございます。
返信削除この量で前半とは、、、筆が止まらない程楽しかったんでしょうね^-^
CMIYCはやっぱりよかったですね!
親分風で指示するすぅちゃんは最高です(笑)
長いレポの翻訳ありがとうございます!
返信削除緩急のある内容で取り上げてもらってよかったです。
まあ、最後の一文と言えばそれまでですがw