BABYMETAL—「Live At Wembley」アルバム・レビュー
デヴィッド・カンティック(2016年12月4日)
日本人トリオによる不可解なほど素晴らしいライブ・アルバム
まともな人間なら混ぜ合わせようと考えないだろうジャンルが二つあるとすれば、それはスラッシュ・メタルとガール・グループのポップだろう。だが、それこそがBABYMETALそのものなのだ。完璧なヘッドバンガーである神バンドによる演奏を伴うBABYMETALは、LITTLE MIXをEDGAR BROUGHTON BANDのようにしてしまう三人の女の子をフロントにしている。
そのメロディーは甘く、リフは道路用のドリルであり、その観客は膨大だ。そして彼女たちのウェンブリー公演(日本のバンドとしてはじめての単独公演になる)に続くのが、新しいライブ・アルバムだ。そのさりげない導入部(スターウォーズ風)の、敵対とか誤ったメタルといった語りから始まり、「Live At Wembley」は、訳が分からないけど素晴らしい。ロボットの拳のように、爆音ギターとドラムスが降り注ぎ、クラシックなJポップの曲とか詩(どうしてメタリカは"ギミチョコ!!"という曲を書いてないんだ?)に合わせてシンガロングすることになる。ばからしい、うまく行くはずがない、でも素晴らしいんだ。
▼元記事
Babymetal - Live At Wembley album review
混乱していることがよくわかる素晴らしいレビューですが、これを翻訳できる管理人さんはすごいです。
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