BABYMETAL Live at Wembley (77:28)
(2017年2月)
[ドイツ語からの重訳です]
欧州とアメリカで大きな存在となったこのメタルとJポップのミックスほど、議論を呼んだバンドを知らない。この意見の分かれるコンボは、とにかくスーパースターへと変貌を遂げた完璧なエンターテインメント・マシーンであり、俺自身にはまったくピンとこないが、それでも音楽的、そして演奏的には、この連中は素晴らしい。最高のミュージシャンが集まってアルバムを作ったからといって、このレベルに達するわけではない。日本人の演奏面は、デス・メタル風の狂乱とばかげたアジア・ダンスフロア・ポップの中間にある。このライブ・アルバムには、最初の2枚のアルバムからの超高速そして暴力的なバージョンが含まれている。いつも通り、ボーカルのコントラストは最高だ。小さな女の子たちの楽しそうなキーキー声。もっとも、女の子たちは、その声のようにはもう小さくないのだが。それでもこのおかしなものが信じられないが、たぶん俺はもう少数派だろう。明らかな日本人の完璧主義と外部からのマネージメントによるコントロールも、「小さなマンガの女の子」や信頼性といった意味で、ロック(そしてもちろんヘビー・メタル)の基本的なアイデアと相容れない。だが、それが気にならないなら、聴いてみてくれ。BABYMETALは間違いなくオリジナルだし、特にビジュアルを伴ったライブ・アルバムは、たぶんものすごく売れるだろう。
▼元記事
BABYMETAL LIVE AT WEMBLEY (77:28 min.)
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