2017年5月31日水曜日

[Fan Actuel] バーミンガムのBABYMETALとRED HOT CHILI PEPPERS(その2)(過去記事)

[Fan Actuel] バーミンガムのBABYMETALとRED HOT CHILI PEPPERS(その2)(過去記事)

ファン・アクチュエル(2016年12月14日)

[フランス語からの重訳です。間違いがあったらごめんなさい]






2016年12月10日のコンサートの話

それで終わりじゃない
2016年12月11日(日)、バーミンガム:私たちは同じことをし、やり直す

基本的にはコンサートに行くだけのつもりだった。でもファン向けのプリセールが始まった頃には、土曜のドリンク・チケットを手に入れるのは不可能だったので、土曜のコンサートについてはやめようかと思ったし、そんなに悩まなかった。スタートはここから。というのは週末に向かっていたので、コンサートにひっかけて観光しようと思ったので、日曜に行くのではなく、土曜に会場の隣のホテルに行くことにした。空港の隣のホテルはあらゆるものから離れていたから。良く考えれば、隣でコンサートやってるのに、土曜の夜にホテルにいる理由もない。「通常の」販売でもホテルに閉じこもっているよりはまし。良い点:チケットが安い。

バーミンガム・リゾート・ワールド

別の良い点は、RHCPのニュースを追っていると、セットリストが毎日変わっている。だから2度見ても無駄じゃない。さらに魅力的なこととして、彼らは賢いので、コンサートが終わって数日後に、プロフェッショナル音質の完全な録音をダウンロードできるようにしてくれる。だから、DVDを望んでなければ、アルバムならなんとかなる。

前日、私はボックス・オフィスで2つのコンサートのチケットを受け取ることができたので、前座を見逃すことがないように午後6時に来る必要がない。(正直、オタク過ぎるかも知れないけど、私は特にBABYMETALが観たいから。)でも、ゆったりして、清潔であっても、ジェンティング・アリーナのロビーで、もう一度べっとりしたフィッシュ・アンド・チップスを食べたくはなかったので、会場に来る前に近所のモールに立ち寄った。ところでこれはまずい選択だった。というのは、午後6時の段階では食べ物のろくな選択肢がなかったから。結局、6時半閉店のコスタ・コーヒーに落ち着いた。

日曜:BABYMETAL

午後7時半に、前日以上に多い観客の前で、神バンドの4人のミュージシャンとBABYMETALが大音量でやってきた。これは2回目のコンサートで、ルールも分かっていたから、もう驚かないと思っていた。でも実際には、サウンドチェックで繰り返されていたので、少なくとも50%驚かされたのは、"あわだまフィーバー"が"ド・キ・ド・キ☆モーニング"に代わっていたことだ。これは音楽的には同じ傾倒の、とてもアイドルらしい曲(これはバンドのデビュー曲だ)なので驚愕はしなかった。でも違った曲を聞くのはいいことだ。二日コンサートにきたらそれだけの資格があるという感じがちょっとする。

[ビデオ:ドキドキ・モーニングのエンディング]

さらなる違いは場所から来るものだった。より上の方だったけど、ステージの横側からだ。アーティストがもっと良く見える。それほどひどくない写真も撮影できた。また、BABYMETALの演奏に反応している人たちは、基本的に前列の人たちだ。キツネ・パワー! 最前列を取るために前日の午後2時頃に会場の外にきていた十数人の熱心なファン(その時点で同数のレッチリのファンも来ていた)に加えて、少なくともTシャツを着ている50人から100人のファン、それにより「カジュアル」、つまり好奇心に駆られた人たちがいた。この晩、観客は少し
"メギツネ"を歌ったと思う。

でも音をだめにしないようにして酔っ払いながら歌うために、上に述べた"ド・キ・ド・キ☆モーニング"と下の"Catch Me If You Can"のイントロ—ミュージシャンのソロを見ているレッチリのドラマーとギタリスト、チャド・スミスとジョシュ・クリングホファーが映ってる—以外はビデオを録画しなかったので、はっきりとはいえない。

[ビデオ"Catch Me If You Can"のイントロ]

さて、イングランド中部地方の人たちは、体をあまり動かさずに音楽を聞くタイプだ。私のブロックには少なくともあと2人BABYMETALのTシャツを着ていた人がいたし、ロビーでも変な目では見られなかった。だからこの写真のユイの微笑が、セットを通じてフォックス・サインを掲げ、座ってる人に挟まれて曲のダンスをまねしていたファンに向けられていたと考えないわけにはいかない。

前座をするグループを見に来たなら、サポートしている姿を見せなきゃいけない。私はカリフォルニア風のレッチリの英国ミニ・ツアーのために発売されたBABYMETALのマーチャンダイズのTシャツも着ていた。このTシャツのカーディスの背中のタトゥーに基づいているけど、メキシカン・イーグルがキツネになってるやつ。彼女たちはいずれにせよとてもプロフェッショナルなので、何があろうと観客に微笑むけどね。

次に彼女たちが見られるまではかなり待つことになる。次の公演は、ソウルのMETALLICAの前座で、それから日本のGUNS N' ROSESとなる。これも魅力的だし、休暇が十分にあって行くんだったら、フライトと観光を計画して、それからコンサートを全部見なければならない。本当に見たいんだけど。

土曜:RED HOT CHILI PEPPERS

格好良かったので、レッチリのフーディーを買った。(ブログをフォローすれば私が誰で、どうしてこれを買ったか分かると思うけどまあいいや。)

毎晩セットリストが変わるのは分かっていたので、楽しみはどの曲を演奏するかだった。ヒット曲だと"Californication"はやらなかったけど、"Scar Tissue"はやったし、うれしいことに"Happiness Loves Company"(私にはタイトルがとてもメランコリックだけど)、それに"Under the Bridge"をやった。歌わないでいるのがとても難しいんだけど、ビデオに私の声が入らないようにしたかったので、何かを犠牲にしなければならなかった。

RED HOT CHILI PEPPERSは、強力な音楽的アイデンティティーがあるバンドの一つで、1,000バンドがあってもそれだと分かる。私はホテルで朝食を取っている間に、知らない曲の最初の数音が聞こえただけで、最新アルバムが出ることが分かったくらい。「これってレッチリっぽくね?」って。アンソニー・キーディスの声とコード一発で、私の聞き違いじゃないと分かった。

コンサートについては、セットリスト以外は前日と同じような感じだったけど、近くから見られた。跳ね回り、曲はファンクからロック、そしてバラードまであり、曲間の即興はちょっと少なめだった。そして私のブロックは1曲目から立ち上がり、二度と座ることはなかった。まあいいけど! それに、シート番号の下に書いてあったメモを見て笑った。「警告:周囲の人が立ち上がるかも知れません」 つまり、座席代を払ったとしても、周りの人間が立ち上がったら、仕方ないということ。それから「座って下さいと周りに頼まないこと。もし座ってゆっくりしたかったら、居間でDVDを見て下さい。ここは教室ではありません」というのも聞こえた。

(MORTEN、それにA-haのコンサートでトラウマがあるのよ)

今回、レコード・ボタンの上の指は私のお気に入りの曲をミスらなかったので、フリーがBABYMETALに感謝する言葉を録画することができた。それからフリーとアンソニーが音楽のスタイルについて話し始めた。ハイスピード・メタル? フリーはデス・メタルだといった。アンソニーは、「デス・メタルを演奏する前に英国北部のすべてのメタルを取り上げれば、それになるかもな」といった。これは愛情の籠もった表現だ。実際、ステージの怪物として評価の高いレッチリが、あのおてんば娘たちが見せるエネルギーの量に驚いていた。

それに、前日のビデオに、チャド・スミスが写真撮影用のところからBABYMETALのショーを見ているチャド・スミスの姿が見える。そしてジョシュ・クリングホファーは、日曜にBABYMETALのTシャツを着ていた。グループが前座をサポートしている姿なんてほとんど見たことがない。だから1週間休みを取って、その後のマンチェスターのショーを見なかったことを公開している。まずレッチリが女の子たちをステージに迎えて"Nobody Weird Like Me"で踊らせた。それに"ド・キ・ド・キ☆モーニング"を"META メタ太郎"と入れ替えてた。

まとめれば

このバーミンガムでの2度目で最後のショーで、フリーはここで演奏するのは特別で、前に来たときはまだ若くて、当時の豊かな音楽シーンを目撃できたんだと語って、観客に感謝した。そして当時、みんなが自分たちの音楽を聞いてくれるだろうかと思ったと。"Give It Away"のフィナーレの後で、ドラマーのチャド・スミスがバーミンガムの豊かな音楽の歴史についてやはり語って、ここでデビューを飾った(何人かのドラマーを含む)数多くのミュージシャンを引き、最後に一番有名なBLACK SABBATHに触れた。ものすごいオベーションだった。(誰かビデオを撮ってないのかな?)

▼元記事
Babymetal et les Red Hot Chili Peppers à Birmingham (2e)




1 件のコメント:

  1. バーミンガムのショーでレッチリの連中が過去のバーミンガムの素晴らしい音楽シーンについてディスカッションしているさまが目に浮かぶよう
    ブラック・サバスと言えばELOのドラマー、ベブ・ベヴァンが加入してたのを思い出す
    バームんガムの粘りっけのある独特の音楽性もそうだが、マンチェスターやスコットランド等、地域ごとに個性が異なる土壌からブリティッシュインベイジョンが形成された
    その奥深い英国のロックの系譜にBABYMETALが連なってるというのは、奇跡のようなものだと実感する
    そしてそのことはJPOPは日本という地域性がもたらした小さな一地方シーンなのだということが明るみに出る
    まだまだBABYMETALのような様々な音楽の地域性の混交が行われていく余地はあるんだが、如何せん後続がすべて音楽の系譜に関して勉強不足だと実感する
    他国の音楽に傾倒し敬意を持つことは他国にへりくだることでは無い
    今までだって同じ重みのある様々な地方音楽のジョイントから新しい時代の音楽は生まれて来たのだから
    メジャーシーンはその歴史と敬意の総体の結果であって、その上っ面をすくい取っても安っぽいコピーにしかならない理由であると思う
    レッチリ最高!

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