2017年6月22日木曜日

[Nataliezworld] BABYMETALがソールドアウトのハリウッド・ショーケースでまたも観客を魅了!

 [Nataliezworld] BABYMETALがソールドアウトのハリウッド・ショーケースでまたも観客を魅了!

ナタリー・ペレス(2017年6月19日)




アイドル・メタル、キュート・メタル、あるいはカワイイコアとして知られるカワイイ・メタルは、ヘビー・メタルと日本のポップ音楽の要素を組み合わせた音楽ジャンルだ。この音楽ジャンルのミッシュマッシュは、もちろんBABYMETALに帰結する!

このようなジャンルのブレンドは、2010年早くに日本で起こった。BABYMETALは、カワイイ・メタルというジャンルの発明者だと考えられている。以来、そして2010年におけるBABYMETALの結成以来、このグループのラインナップは中元すず香(スゥメタル)、水野由結(ユイメタル)、そして菊地最愛(モアメタル)だ。これまでフォローしてこなかったなら、グループのコンセプトはシンプルで、ヘビー・メタルと日本のアイドルというジャンルを融合している。十代のトリオは大人になり、モアとユイは18歳、スゥは19歳になる。そのボーカルは世界中を回る公演の間、神バンドによるヘビー・メタルの演奏に支えられている。だがそれだけではない。結成以来、彼女たちは2枚のアルバム、2014年のバンド名を冠したアルバムと、2016年のセカンド、「Metal Resistance」をリリースしている。アルバムの間に、様々なシングル、音楽ビデオ、DVDをリリース、さらにスタジアム規模のショーを行い、テレビからラジオまで出演している。

詰まるところ、BABYMETALは日本だけでなく、世界中で有名になったアイドル・グループだ。彼女たちは、欧州からアメリカまで世界中をツアーしており、カリフォルニアは3度も訪れている! 格言にあるように、「三度目の正直」かしら? 少なくとも私にとっては。これまで2014年と2016年にカリフォルニアにきたときには、BABYMETALを見損ねていたので。彼女たちにとって三度目が今年、2017年になった。彼女たちが最初にフォンダ・シアターで演奏した時には1,200人収容の会場で、ウィルターン・シアターはおよそ1,850人くらいだった。次は、2017年のハリウッド・パラディアムで、こちらは3,700人の規模だ!

いずれにせよ、BABYMETALは、2017年3月に、天使の街、ロサンジェルスで、カリフォルニア州ハリウッドで演奏すると発表した。プリセール、それに一般入場チケットがネットに出ると、3〜4日でソールドアウトになった。最も、彼女たちの2014年/2014年のショーは、数時間で、さもなければせいぜい1〜2日でソールドアウトしたけれど。彼女たちのカリフォルニア訪問における3度目のヘッドライナーは、ソールドアウトとなり、しばらくしてその日がやってきた。多くのファンが前の晩から会場の外に行列を作っていたので、他の人たちはそれよりも少し後、遅くとも午後5時〜7時には到着していた。ソロより遅くなければ、午前8時からショーの時間まで!

そういえば、ショーのショータイムは、その晩遅くになっていた。ドアは午後6時半頃に一般客に対して開かれたけど、VIPは午後5時頃には入場した。会場の周辺にみんな集まっていて、それが中に入って、バッグやポケットやジャケットを入場前にチェックされたので、ものすごいエンターテインメントの夜に対してみんなすっかり燃え上がっていた。ファンが会場にたくさん入り、もう一度列を作って、前の方で何かしら魅力的な売り物を買っていた。Tシャツ、フーディー、野球帽、ブレスレットといったいろいろなマーチャンダイズが、だいたい35ドルから60ドルの範囲で売られていた。

客がグッズに手を伸ばしている間、他の連中は飲み物とか食べ物とかを買っていた。ハリウッド・パラディアムにはピザ、ナチョス、ホットドッグ、ポップコーン、それにソーダポップなどがあった。会場の廊下は黒いシャツ、汗、それに純粋なアドレナリンで満たされていた。誰もが会場の観客席に向かい、そこには誰もいない巨大なフロアがあった。両側の2つあるバルコニーには左右とも、どんどん一杯になっていくフロアと同様に人が集まっていた。

午後8時には定時で、この晩の前座、HELLYEAHが登場した。これは2006年に結成され、MUDVAYNEのヴォーカリスト、チャド・グレイ、NOTHINGFACEの元ギタリスト、トム・マックスウェル、ベーシストのカイル・サンダース、ギタリストのクリスチャン・ブラディ、それに元PANTERAやDAMAGEPLANのドラマー、ヴィニー・ポールからなる。これまで、バンドはツアーに出て、ショーをやり、数枚のアルバムで統一の取れた音楽をリリースしてきた。HELLYEAHのセットは1時間のソリッドなマテリアルからなるもので、旧曲から新曲までカバーしていた。バンド名を冠した曲でセットを終え、HELLYEAHはもちろんヘッドライナー、唯一無二のBABYMETALのために観客を暖めた!

[HELLYEAHの写真セット]

でも観客は、HELLYEAHの演奏とプレゼンテーション全体を気に入ったようだった。バンドの求めに従ってメタル・ホーンを掲げ、ステージのジェスチャーに合わせて叫び、バンドは、脈動する純粋なロックンロール・ヘビー・メタルの苦悩を保った。HELLYEAHはHELLYEAHのしるしで観客に礼を言い、ステージを去り、そのギア、大道具、それに機材が撤去された。

午後9時30分を過ぎたところで、照明が少し落ちてから、暗転し、音楽が止まった。会場のスピーカーから、その晩のヘッドライナーのアナウンサーの声が鳴り響く。オーディオに重ねたイントロダクションは大音響で再生され、ファンが純粋な興奮で歓声を上げた。神バンドが一人一人ステージに歩み入り、オープニング曲、"BABYMETAL DEATH"の自分のパートを弾き始めた!  名前の付いたタオルに身を包んだ三人の女性たちがゆっくりと、確かな足取りでステージへと歩み、タオルを外して、スカート付きのドレスがさらされると、曲は大爆発し、耳と目が燃え上がる!

[BABYMETALの写真セット]

だって女の子たちは踊れるんだ! 会場にいたみんなの前で、演奏される曲ごとに、振り付けされた曲に合わせて、彼女たちはジャンプし、走る。彼女たちには、自身のためだけでなく、ファンのための愛情とサポートを示すのに必要なエネルギー、情熱、そしてやりがいがある。BABYMETALという女性のトリオを見るために、日本、欧州からきたファンから、長距離をドライブしてきたファンまでがこの晩会場にいた。どれだけ多くの人たちにとって、この女の子たちが献身に値するのかを見ると、時に信じられなくなる。でもこれはすべて本物で、真実なのだ。ここで言うべきことは「そのもの」ということだ!

オープニング・ナンバーに続いて、BABYMETALは合計13曲からなるおよそ1時間のセットリストを演じた。曲の多くはこれまでにリリースされた2枚のアルバムからのものだった。多くの曲がファンのお気に入りであり、歓声を伴った叫び、拍手、そして興奮が、"ド・キ・ド・キ☆モーニング"、"メギツネ"、そして"ギミチョコ!!"に送られた。"ヤバッ!"や"あわだまフィーバー"、"Karate"、そして最初にして現在唯一の英語曲、"The One"といったそれ以外の新曲も演奏された。それ以外の目立つトラックとしては、"Sis Anger"、"META メタ太郎"、そして初演となった"From Dusk Till Dawn"といったナンバーがあった。このBABYMETALのセットリストによって、観客はずっと注目し続けた。"Road of Resistance"がこの晩の公演の最終曲となった。

"Road of Resistance"はこの晩のセットリストの終わりだったが、楽しんだみんなを一つにした。悪名の高いウォール・オブ・デスでは、観客が真ん中で二つに分かれるが、今回は観客がとても大きく広がった。曲が始まると、みんなが人に向かって突進し、押し合いへし合い、それから激しく走り出した! 文字通り、押し合いへし合いが終わると、誰もが大きな円を描いて走り、その円の中で走っている全員ではないにせよ、多くがいわばその日の仕事を忘れていた。私も加わり、自分の汗でびしょ濡れになったけど、本当に楽しかった!

それ以外だと、最終局の前に他の曲が演奏された時には、基本的に観客はシンガロングし、ジャンプし、息が続く限りの歓声を上げていた。バルコニーの客からフロアのみんなまで、誰もがお気に入りのアイドル・グループ、BABYMETALを見て驚いていた。誰もが隣にいる人に負けないくらい興奮していた。あの晩、それだけのエネルギー、興奮、そしてスリルがあの会場にはあった。

BABYMETALのステージ公演が日本とか他の場所でもっとすごいことについて。ああいったヘッドライナーのために3度もああいった会場で演奏してきたことを考えれば、BABYMETALは十分に立場を確立していると言える。他の場所でのショーを考えれば、もっとものすごいセットアップを柄手もいいと思う。もちろんずっと規模が大きいというのはあるけど、他の会場では彼女たちは、見る者にもっとスリルとエンターテインメントを与えていると思う。BABYMETALの公演の感覚はどこでも同じ感覚だとしてもだ。彼女たちはいつでも観客を虜にする。

全体として、BABYMETALは素晴らしい公演を行った。この三度目に彼女たちを見ようとしたことは大成功だった! もちろん、私はもっと何度も見たいし、他の本当にたくさんの人たちもそうするだろう。日本はどのようなものを持ってきても、人々に反応させる術を知っている。うまくいくし、本当にうまく行くんだ。

セットリスト:

1. BABYMETAL Death
2. ヤバッ!
3. ド・キ・ド・キ☆モーニング
4. あわだまフィーバー(神バンドのインスト含む)
5. Amore
6. META メタ太郎
7. Sis.Anger
8. メギツネ
9. ギミチョコ!!(コールアンドレスポンス含む)
10. KARATE(コールアンドレスポンス含む)
11. THE ONE

ENCORE:
12. From Dusk Till Dawn(初演)
13. Road Of Resistance

▼元記事
BabyMetal Draws in the Crowd Yet Again with a Sold Out Hollywood Showcase!




3 件のコメント:

  1. あれ?ウイルターンって、そんなもんだったっけ?

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  2. 翻訳お疲れ様です
    楽しく読ませて頂きました

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  3. 熱いな~。
    熱いぜ(笑)。
    読んでてなんだかライブを観てるような気持になった。
    こういう表現は外国ならではかな。
    いや~、熱くて楽しい。

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