[The Beat] J-CREATION: アメリカの映画会社が日本の最も愛され、人気があるIPを探るチャンス
マット・オキーフ(2018年6月1日)
時々、アメリカのあらゆる興味深い資産は映画やTV番組になっているように感じるが、アメリカの視聴者にもうまくはまりそうな日本の成熟したマテリアルもたくさんある。連載マンガの『モンスター』や『プルート』に基づくTVシリーズや大予算のソード・アート・オンラインでも構わない。J-CREATIONは、この種のことを現実にすることができるイベントを、ハリウッドで6月14日に行う。
J-CREATION:初のショーケースとアミューズ・グループUSA
J-CREATIONは、日本の有力メディアと米国のエンターテインメント業界のギャップを埋めるための一年がかりの取り組みで、IPの映画、TVなどのビジネス・チャンスに対する適合を促すものだ。
このプロジェクトの要石になるのが、「J-CREATION: A FIRST LOOK SHOWCASE」だ。毎年、この限定的なイベントで、最高10作が提示される。プロデューサーは、日本のトップ・スタジオ、ネットワーク、それに出版社の権利保有者とプロジェクトについて話し合うために会う、ユニークな機会が与えられる。今年のJ-CREATIONは、ハリウッドで6月14日に開催される。
2016年に始まって以来、J-CREATIONは、複数のプロジェクトを生み出し、訪れるべき業界のイベントとなった。アダム・マクドナルド(Pyewacket)の共同シナリオ・監督によるスリラー映画の『Shatoon』は、2018年冬に向けて計画されている。ショーン・プリシー(『ブロークン・リバー』)は、シャトゥーン、すなわち冬眠し損ねて、特に凶暴化したグリズリーという現実の減少と直面する母と娘についての日本の小説を翻案したものだ。プロデューサーのスコット・クループ(『ビル&テッド』)がドラマ映画を現在まとめている。
J-CREATIONは、同様に、大手のスタジオによるVertigo Entertainment(『レゴ・ムービー』)とのコメディー、それにIntrigue Entertainment(『プレイング・デッド』)とのホラー・ショーを含むTV番組を複数立ち上げた。また開発中のEntermedia Content(『グッド・ドクター』)とのドラマ制作も行われている。
アミューズUSAも、大きな期待が寄せられているグラフィック・ノベル、『APOCRYPHA: THE LEGEND OF BABYMETAL』を担当している。Z2コミックスから、アーティストのGMBチョミチャックによって10月に届けられるこのグラフィック・ノベルは、先日ソールドアウトの米国ツアーを終えたバンド、BABYMETALに基づくオリジナル・ストーリーだ。
アミューズ・グループUSA(2014年創設)は、日本のトップ・マネージメント&ファイナンス会社であるアミューズ社の完全子会社だ。日米の市場に関する知識を持つアミューズUSAの主な目標は、世界中で国際的にアピールするコンテンツを育てることである。これまでの活動としては、TVシリーズ、『The Pinkertons』、それにブロードウェイ・ショー、『Kinky Boots』と『巴里のアメリカ人』への出資がある。
アミューズUSAおよびJ-CREATIONの詳細はこちらから:
http://www.amusegroupusa.com/
http://j-creation.us/
▼元記事
J-CREATION: A Chance for American Filmmakers and Developers to Tap Into Japan’s Most Beloved and Popular IP
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