1999年6月23日水曜日

ハワイ旅行記 No.03(1999/06/23~07/01 07泊09日):1日目

というわけで、今年もようやく行ってまいりました。楽園、ハワイ。これで三度目ともなると、だいぶ慣れてきたなという感じ。今年のテーマは「何もしない」(笑)。



99年6月23日(水)

 うう、もし土砂降りだったらどうするべと思っていたら、曇り空だけどとりあえず雨は降っていない。そう計画を立てた時点では、雨のことは全く考えていなかったのであった。というわけで、バカップルは今年も京成スカイライナーで成田に向かったわけですが、1年経つと成田はすっかり変わっていたわけですね。第1ターミナルは工事中らしく、前に見覚えのある場所とはすっかり趣を異にしている。中央のビルもすっかりきれいになり、4階には展望台までできていたりします。わしらは中華、和食、うどんなどを選べるコーナー(人気は少ない)で、姫ぞおはうどん、はまぞおはたぬきそばを食らい、展望台で写真を撮ったりしているわけです。まあ、次から次へと飛行機が離着陸を繰り返しているわけで、滑走路一本というのはとことん不便だなあと思います。フライトはいつも通りノースウェスト……。

 今回はだらだらと本を読み、ぐーたらに寝こけていたら、あっという間に到着したわけですが、エコノミーは異様に混んでいました。日本の傍若無人なおじさんおばさんの団体旅行が乗っていたわけですから無理もないんですが。しかしエコノミーシートというのは実に狭い。また気流の状態が悪くて、あまり本に集中できない(それでも石野卓飛、「亡霊たちのフォークロア」は読了。)おまけに機内をうろうろできかなかったので、到着した頃には腰はべきべき、肩はぼろぼろでありました。イミグレはそれほど時間がかからず、後ろにいたねーちゃんが何となく中村江利子に似ていました(たぶん、別人28号だとは思うんだが……)。

 バスに乗って、アロハタワー・マーケットプレースへ(ここにJTBの受け入れセンターみたいなのがあるんだな)。バスから降りると強制的に記念写真を撮影されてしまいます(でもわしらの場合、二人で撮影する写真はここだけなので、いつも買うのでした。)カメハメハ大王に扮したおっさんと写真を撮りました。説明会はいつの間にかビデオ形式になっていたのだった(経費を少しでも削減しようとしているのであろう)。説明会を終えるといよいよ自由なのであった。まずはショッピングセンター内でうろうろするはまぞおくんたち。おっと、いきなり姫ぞおくんがポプリの店にひっかかってしまった。でもポプリはとてもおしゃれなのであった。親へのみやげはこれにすんべ、と即決してしまうはまぞおくん……。


 さて、2年前に来たときにはまぞおくんがインターナショナル・マーケットプレイスで購入した緑のDパックは既にぼろぼろなので、Beyond the Beachなるショップで、さっそくバッグを買ってしまいました。アメリカで人気のあるQuicksilverというブランドのDパック。頑丈そうなので買ったのだが……(後述)。姫ぞおくんは、ノースリーブのおしゃれなタンクトップとショートパンツ(短パン)を買いました。毎年そうなんだけど、1回だけ昼食がついています(アロハタワーでしか食えない)。で、時間が中途半端になったし、どのみちポプリを買いに来るからと、とりあえずホテル行きのバスに乗るのだ。バスの待ち合わせ場所からは、停泊しているクルーズ船、Star of Honolulu号が見えます。三半規管めちゃ弱カップルであるワタクシたちには永遠に縁がなさそうな予感がしますが。バスはアラモアナ通りに入ったのだが、数ブロック行ったところに、をを!CompUSAがいつの間にか登場しているではないか!! 絶対くるぞ、と心の中で固く誓うはまぞおくんであった。




 今回は夢にまで見た(嘘)ヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジに泊まるわけですね。知り合いが結構泊まってよかったと言っているので、おまけに自己完結しているホテルなので楽しそうじゃないですか。で、とりあえずJTBのおねーさんがチェックインまで内部を案内してくれるわけですが、まあでかいホテルだわ。そして、フラミンゴがいるんだあ。でもフラミンゴの鳴き声はかわいくないのであった。さて、はまぞおくんたちが泊まったのはレインボー・タワーというビル。1014号室だよん。中にはいると姫ぞおくんはきゃーきゃーモードである。なぜなら、ヨットハーバーからダウンタウンの方が一望に見渡せる上に、眼下にはラグーン(これが素晴らしい)が広がっているからなのだ。うーん、ゴージャス。ちなみにベランダの手すりには「For the safety of others, please refrain from dropping items from balcony. Mahalo.」と書いてある。とりあえず、荷物をワードローブに詰めると、まずは食事。ハワイアン・ヴィレッジの中には数軒の日本料理店があり、初花という店のランチはまあまあの値段。昼は当然蕎麦(笑)。

 さて、とりあえずショッピングに行きましょう。両替もしなければいけまへん(ちなみにこの日のレートは125.55円)。というわけで、オリオリトロリー(でもわしらはメケメケと呼んでいる)に乗って、DFS (Duty Free Shoppers)へ行き、姫ぞおくんの変装道具(化粧品ともいう)を買います(友だちにも頼まれていたらしい)。エステ・ローダーというのを買うのじゃ。しかしいつも感心するのですが、化粧品って高いですね……。で、口紅一本選ぶのでも時間がかかるんですねえ。でもはまぞおくんが買うCD-ROMも負けず劣らず高いですよね。あまり人のことはいえないですね。DFSの特徴はなんといってもその寒さにある。季節柄、客の数はまばらというのに、まるで冷蔵庫の中にいるような寒さ。冷え性だったら絶対に店員にはなれないというくらい寒いのです。しかも中はまるで迷宮のよう。自らが女神転生のヴァルハラの回廊に迷い込んだような気分なのでした。これはすべてのコーナーを客に見てもらおうといういわばMS風の小さな親切よけいなお世話的なフロア構成なんですが、一番の問題は毎年レイアウトが変わることだな……。ハワイで早くも冷凍食品になりかかったはまぞおくんは、姫ぞおくんをせかすようにして外に出るのであった。戦利品を片手に、とりあえずハワイアン・ヴィレッジに戻ります。


 ハワイアン・ヴィレッジはとにかく広いのです。中には怪生物(含むペンギン、カモ、トキ、鯉など)もたくさんいて、これが実に人なつっこくてめでたい。スーパープールの脇の小道を行くと、そこには滝があったりして非常に趣があります。部屋で昼寝をぶっこくともう夕方。

  晩飯はカラカウア通りへ。DFSからとりあえずロイヤル・ハワイアン・ショッピングセンターあたりを見物。おなかがすいたところでワイキキ・ショッピングセンター内の食堂(焼き肉、寿司などあり)を回りますが、姫ぞおくんのお気に召す料理は見つからず。姫ぞおくんの体調があまりよくないということで、軽く食事のできる場所を探します。Walden BooksでRichard Preston/Lincoln Childsの最新ペーパーバック、Riptideを入手。ハードカバー、Thunderheadも出ているけれど、こちらはamazon.comで買うことになりそう。外に出ると、雨が降ってきました。結局、京樽ワイキキでどんぶりものを頼みました。DFS前まで戻り、バスでホテルに戻ります。けっこう遅いのですが、中の店はまだまだやっています。ABCストアで買い物。午後の紅茶を発見!といっても2ドル以上するんですが、ワタクシはミルクティーがあれば、とりあえず困らないという(^-^;。

 ホテルに戻ってみると、歯ブラシがないことに気づきます……トホホ。仕方なくもう一度ABCストアまで。ハワイのいいところは何でも手に入ることだよなあ。あと治安もいいし。

 部屋に戻って風呂に入り、ふにゃふにゃと寝てしまいました。




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