HoBシカゴのBABYMETALのために30時間並んだ
ゴッドファーザー・メタル(2016年5月16日)
やあ、私は列の4番目だった。いつもBABYMETALのショーが始まるまで、そしてそこから帰るときには、本当にいろいろな感情を経験する。まず出会ったみんなに、そしてBABYMETAL体験から得られた素晴らしい友情に感謝。それから、素晴らしい贈り物について父兄とキツネにも感謝したい。私の新しいさくら学院リストバンドからキーチェーン、プレート、ステッカー、キャンディ、そしてBiSHのCDまで。またショーの前に光るリスト・バンドをショーの前に渡せなくてすまなかったが、壊れて、ステージまで飛んでいったらどうなるだろうと、観客に囲まれて思ったんだ。女の子たちに当たったりしたら気分が悪くなるから、みんなで配らないことにした。
私が、医学的な問題でひどく調子が悪かった時にBABYMETALのファンになり、よく分からない理由で、BABYMETALが私に戦う力を与えてくれたことを知っている人もいるだろう。当時、私はいつも、自分の娘のように、BABYMETALを守り、大切にすると誓ったんだ。実際、今年になって、お前みたいな年寄りがBABYMETALのショーにくるようなんて変態だと呼ばれてとても傷ついた。これを3度聞いたし、どれだけ多くの連中がそう考えているのかは神のみぞ知るだ。ショーの後でも、私が何人かの友人と食事に行ったときに、みんなが作ってくれた紙の帽子をかぶっていて、楽しみのためだけにそうしていたんだが、やっぱり変態扱いだったよ。
30時間のカウントダウンの始まりから、ショーのあとの2時間ほどまでの間、私が感じたのは愛情と、ここにいる友人たち、昨年出会った友人たち、そして30時間の間に出会った新しい友人たちからのサポートだけだった。いつも私を気に掛けてくれて、大丈夫なのを確認して、朝は食事を持ってきてさえくれたんだ(ありがとう、ポレオシス)。柵のところまでたどりついた時も、そこで大丈夫かたずねてくれて、大きなファミリーの一員としてみんなでこの体験を楽しめるようにしてくれた。心の底からみんなに感謝している。
一晩中、ステージのユイとスゥの側にいたかったんだが、ユイとモアはステージの両側でかなりの時間を過ごした。私の右側にいたミニパティのおかげで、モアが私たちの方を何度も見てくれた。何度かモアと目線が合ったが、モアは本当に自分のファンとどうつながれば良いのかが分かっていて、既に微笑んでいるファンをさらに微笑ませていた。"Catch Me If You Can"でカメラに対してどう遊べば良いのかよく分かっていた。私がスゥの写真を撮ろうとしていたときに、モアのカワイイ笑顔に気付き、彼女の写真を撮ろうとそっちを向いたら、他の方を向いてしまい、携帯を降ろすと笑うような笑みを浮かべてこちらを見て、私も笑い出してしまった。私を操っているのが分かっていて、私もそのことが分かっていた。
人にとっては小さなことに思えるだろうが、私にとっては、シカゴの寒く、風の強い通りで30時間を過ごしただけの甲斐があった。一番いやだったのは、別れることだ。すべてが終わると、孤独で、空っぽに感じられた。誰もがいなくなり、通りは冷たく、人気はなく、耐えがたかった。今は家さえも冷たく、空っぽに感じられる。自分をまた取り戻したり、良く感じられるようになるには長い時間が掛かるだろう。でもあの30時間、BABYMETALのショー、そしてその後の数時間。自分が何か大物になった気分で、あらゆることについて、みんなに感謝している。歓迎してもらった気がした。
これは全然悪い話じゃないし、かわいそうな俺みたいな話でもない。これが私にとってBABYMETALが意味するもので、人種、性別、あるいは年齢にかかわらず、すべてを一つ、THE ONEにしてくれ、私の友人たちがTHE ONEを完全なものにする。どうもありがとうございます。See You!
▼元記事
https://www.reddit.com/r/BABYMETAL/comments/4jg59n/30_hours_in_line_for_babymetal_hob_chicago/
いつも使途経由で拝見してます。
返信削除コメントするのは今回が初めてかな。
素晴らしい文章で心にズシンときました。
他者からの善意と揶揄、ベビメタ後のロス。
全メイトが共感するんじゃないかと思います。
最後の3行に心打たれました。
嶺脇社長・フレデリクいじりで十分知ってたつもりだったが、
返信削除観客席ともその手のコンタクトでおっさん手玉にとってたとは。
「菊地ぃおまえ女子力高いな!」
さすが小悪魔、菊地プロですなぁ
返信削除確認の意味でコメント。moa-metalの箇所は「"Catch Me If You Can"(の演奏中)でカメラに対して」ではなく、「カメラとの鬼ごっこ(Catch Me If You Can=鬼さんこちら)の遊び方をよく知っていた」という意味のようですね。
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