日本のティーンのグループ、BABYMETALがあなたの近くのベッドルームにやってくるぞ
日本のメタルヘッド、BABYMETALは次世代のビッグな十代のロック少女のグループで、恐ろしいことに、あなたのお子様たちが夢中になれば、簡単にビーバーを降参させると元ゴスのレオナ・オニールが書いている。
レオナ・オニール(2016年5月17日)
キャプション:日本十代のトリオによるライブ、ゾンビ風の中年のセッション・ミュージシャンがものすごいリフを演奏している
もしジャスティン・ビーバーやONE DIRECTIONに対する自分の十代の子供たちの熱狂がいつまでも続くと思っていたなら、まずBABYMETALをためした方がいい。
この三人の日本人による十代のロック少女のメタルヘッズは、ステージを黒いチュチュと中世風のコルセットで飾り、おさげを繊細にヘッドバンギングし、2014年にYouTubeに飛び出してきてからずっと、世界を魅了してきた。彼女たちのショーは、摩訶不思議さのスペクタクルで、「メタル・レジスタンス」として歓迎され、女の子たちは単に演奏するのではなく、「叫び、踊る」のだ。
16歳の中元すず香(スゥメタル)と15歳の菊地最愛(モアメタル)、そして水野由結(ユイメタル)は大きな現象となった。そして安心してほしいが、君の十代の息子や娘のベッドルームのドアの下から流れてくる、失恋を嘆くジャスティンの甘いトーンの代わりに聞こえるのは、今流行しているチョコが欲しいとカワイイ小悪魔のように叫んでいるBABYMETALの声になるだろう。
15歳の時に私はゴス期を経験した。私はベッドルームの壁に逆十字を描いたが、おかげで私の熱烈なカソリックの母は、もう少しで墓場送りになるところだった。私はスドクリーム(軟膏の一種)を顔にペイントした。髪を紫色に染めた。そして赤に。そして黒に。そして青に。私は一日中、耳に突き刺さるような轟音でくだらない音楽を聴き、おかげで気分はさらに落ち込み、大人になったらレベル7の会員証を持った吸血鬼になりたいと思っていた。
母は、あの特別な段階のせいで、今でも夜中に悲鳴を上げて飛び起きている。私は、母にそんな経験をさせているせいで、カルマがBABYMETALの姿で戻ってきて私をかじらないよう神様に希望している。希望の中でしか生きられないからだ。
このバンドのステージ・セットは、ちょっとしたユーロビジョン以上のものだが、地獄の第七の環に設営され、スピードでおかしくなったサイバーゴスが組織しているような感じだ。3人の小さな歌い手たちが、日本語についてチョコが欲しい("ギミチョコ!!")と歌い、お小遣いをちょうだいと父親をあやつる("おねだり大作戦")。
彼女たちは自分のことをカワイイと表現している。ある時は叫び声を上げる女学生吸血鬼、それから次はカワイイキューティパイ、そしてステージで振り付けされたルーティンを演じ、背後では、全員がゾンビに扮した、中年のヒゲを生やした非常に強力なセッション・ミュージシャンの群れがシリアスなリフ、ものすごいギター・ソロ、そして激しいドラムを放つ。
普通だったら、これは見たことがある最もばからしいものになるだろう。でもうまく行っていて、それはiPhone、音楽ステーション、タブレット、そしてあなたの近くのベッドルームにやってくる、だから気をつけて。
この女子高生トリオは、日本のハードコアなオタクからカネをまきあげるための策略として、日本が知られる劇甘のアイドル・ポップをヘビー・メタルと組み合わせたいと考えた商業発明家によって作られた。怪しい実験として始まったものは、先月ウェンブリーをソールドアウトしたような世界規模の現象へと変身した。
そして奇妙なことに、オタクだけでなく、ハードコアなメタラーにもアピールするのだ。SLAYERやANTHRAX(ご存じなければヘビー・メタルの神々だ)、そしてレディー・ガガがフェスティバルのバックステージで、この女の子たちと写真を撮るために列を作る。
そのきらきらしたポップスの外観の下には、ハードコアなヘッドバンガーを夢中にさせる非常に良いメタル曲が隠れている。この女の子たちは英国のメタル・サーキットをツアーしてきたが、ステージで小便入りのボトルが投げつけられたことは一度もない。誰の目にも成功を収めている。
そのショーはテアトリカルな公演となっている。あらゆる世代に届いている。親は子供たちをコンサートに連れて行き、ヘビー・メタラーはレザー・ジャケットを着た、長髪のグループでやってくる。パパが適当なヘッドバンガーで、夜のベビーシッターがいなかったらとても便利だ。
もし動いているこの娘たちをまだ見ていなかったら、YouTubeに行って、これまでに見た中でいちばんおかしなものを目のあたりにする準備をすると良い。
一年前に、BABYMETALは、世界征服をするつもりと話していたが、私は信じ始めている。
もし十代の息子や娘が黒い服を着始め、デビルホーンを向けて、すぐにチョコを買ってと言い始めたら、私が教えておいてくれなかったからなんてもう言わないでほしい。BABYMETALはやってきているし、抵抗は無意味であるように思える。
▼元記事
http://www.irishnews.com/lifestyle/2016/05/17/news/chocolate-craving-japanese-teen-group-babymetal-coming-to-a-bedroom-near-you-521581/
>そのショーはテアトリカルな公演となっている
返信削除ここはシアトリカルではないでしょうか
>そのショーはテアトリカルな公演となっている
返信削除ここはシアトリカルではないでしょうか
髭を生やしたセッションミュージシャンは居ませんが…ww
返信削除最近坊さん髭生えてますよ
返信削除1年前に「世界征服するつもりと…」そんなこと言ってないでしょ
返信削除アミューズとしてはこれからも世界展開を進めていくって言っただけ
「世界征服」については結成間もない頃に目標として(半分ジョークで)言っただけ
本人達もウェンブリーに行った時に「いつかここでできたら」みたいな夢物語だったわけだから
シアトリカルについて
返信削除テアトリカルはフランス語読みなんですよー。シアトリカルを使う人の方が多いんですが、僕みたいなロートル(死語)はこっちの方が慣れてたりします(^-^;
細かい間違いはあるけど、外国人らしいユーモアいっぱいにオススメしてて、好感持てました。この人のノリはBABYMETALのコンセプトに合ってるんじゃないかな。
返信削除ベビメタ云々より、この筆者の黒歴史が面白いw
返信削除いつも翻訳ありがとうございます。