2016年7月22日金曜日

[Huffington Post] BABYMETALインタビュー@シカゴ・オープン・エア

シカゴ・オープン・エア・ミュージック・フェスティバルにおける日本のメタル・バンド、BABYMETALとのインタビュー

ケリー・フレイザー(2016年7月22日)



過去数年の間、ヘビー・メタルの世界で最もユニークで興味深い存在の一つにより、世界は席巻されてきた。「カワイイ・メタル」と名付けられたものと共に、ボーカリストのスゥメタル、モアメタル、そしてユイメタルが率いるこのバンドは、日本のポップ・アイドルのジャンルを取りながら、神・バンドがバッキングするヘビー・メタルの演奏を取り入れることでその立場を変えた。4月に全世界でセカンド・アルバム、「Metal Resistance」をリリースしたBABYMETALの発祥に関する伝説は、できる限りすきのない、ミステリアスなものとなっており、バンドはその存在をフォックス・ゴッドと呼ばれるより高次の存在によるものとして讃えている。BABYMETALは、ポジティブさと寛容さを原動力とする曲に支えられた、風変わりな旅路のようだ。

BABYMETALは、これまでアメリカでそれほど多くのコンサートを行っておらず、今年はデトロイト、ニューヨーク、ロサンゼルス、そしてフィラデルフィア、それに数都市のあとで、私はシカゴ・オープン・エアの演奏前に、3人のBABYMETALのメンバー、スゥメタル、ユイメタル、モアメタルに追いつくことができた。以下は私たちが話した内容だ。

Q:ツイッターにBABYMETALをインタビューするとポストしたところ、ファンの皆さんが熱狂して、いろいろなアドバイスをくれ、成功を祈ってくれました。これほど熱心なファン・ベースがいることをどう感じていますか?

スゥメタル:日本以外で数多くのショーを行うことを通じて、私が一番理解したのは、私たちのショーに来てくださるファン・ベースはとても多様だということでした。より年齢が上の人、より若い人、子供たち、女性、男性、いろいろな人種、そして違った背景を持つ人たちです。メタル・ファンがいます。ポップ・ファンがいます。日本のエンターテインメントが好きな人もいるでしょう。だから、メタルは最初は受け入れるのがとても難しい何かだとしても、人々にとって違っていて、とても理解が難しい何かだとしても、それでもなぜか私たちはこれほど幅広いファンを集めることが出来ます。自分たちの音楽がこれほど幅広いオーディエンスに届くのを見るのはとても興味深いと感じています。

Q:日本では、「赤い夜」や「黒い夜」のような大きなコンサートをやっています。違いは何でしょうか?

モアメタル:オンリー・ザ・フォックス・ゴッド・ノウズ。

Q:もうすぐ東京ドームで演奏することになりますが、これほどすごい会場で演奏することについてどう感じていますか?

ユイメタル:東京ドームはとても巨大な会場です。ですから私たちにとってはとても名誉ある機会です。最初にショーがアナウンスされた時、東京ドームは一晩だけの予定で、多くの人たちがチケットを取ろうとしました。それで2番目のショーを追加したのです。私たちは少しどきどきしています。皆さんの期待にお応えできるか分かりませんが、BABYMETALを動かしているいまのチームであれば、私たちはどんな願いも叶えられると思います。

Q:これまでのところ、お気に入りの街はどこですか?

スゥメタル:これはとても難しい質問です。どこに行っても、フェスであれ、単独であれ、皆さんの反応はとても違っているからです。そして、最初の質問で、私たちのファン・ベースは本当に数多くの違った人たちで出来ていると話しましたが、本当にいつも大きく違うんです。とても良く覚えているのがたぶん2年くらい前にハマースタインで行ったニューヨークのショーです。ニューヨークは、お客さんの反応がとても面白いと思う場所の一つです。同時に本当にあらゆる種類の違ったお客さんがいるからです。

Q:貴方たちの曲、"Karate"が先日WWEレスリングのNXTテイクオーバー・イベントに採用されました。レスリングには関心がありますか?

ユイメタル:レスリングは良く知りませんが、とても仲の良い友達の一人が大ファンなので、時々教えてもらいます。一つ言えることは、WWE NXTが"Karate"を選んでくださったことは私たちにとっては名誉で、それはなぜかというと、皆さんがやっているのはレスリングで、私たちがやっているのはメタルだからです。メタル・シーン以外の人たちがBABYMETALに注目してくださっているので、それは名誉なことであり、本当に私たちの音楽を受け入れてくれていると感じているので、それはとてもクールです。

Q:フォックス・ゴッドのサインはレスリングの世界ではまったく違う意味になります。ニュー・オーダー・ワールド(原文ママ)、最近だとバレット・クラブのようなレスラーのグループが使うので有名で、これはメンバーの間の仲間意識のしるしです。レスリングで使われているのを見たことがありますか?

BABYMETAL(全員):(首を振りながら)いいえ。

Q:ファンの前でステージに立つとき、何を考えていますか?

スゥメタル:私にとって、ステージに上がるたびに、戦いがまさに始まろうとしていると感じます。もちろんお客さんと戦うためにステージに上がるわけではありません。私にとって、ステージに上がるときにはいつも、来ていらっしゃる皆さんのために、どうやって今日を素晴らしい夜にするのかについて、新しいレベルに進もうとしています。戦いに出るために、お客さん全員を自分たちの側に付いてもらおうとする感じです。

Q:曲の多くが、エンパワーメントや、ルックスにかかわらず、女の子たちが自分たちのことを良く思うにはどうしたらよいのかについて歌っています。ファンにとってロール・モデルになることはどれくらい大切ですか?

ユイメタル:もちろん、私たちの音楽には多くのポジティブなメッセージがあり、私たちは自分たちと同じくらいの子たちや、もっと若い子たちに届こうとしています。自分たちが曲によってやる気になっていると感じるからです。皆さんが私たちをロール・モデルとしていると聞くととてもうれしいですし、自分たちもその期待に応えることができたらいいなと思います。私たちはまた、これからもよりよいBABYMETALになれるようにがんばっていきます。

▼元記事
Interview with Japanese Metal Band BABYMETAL at Chicago Open Air Music Festival


8 件のコメント:

  1. MOAちゃん、OTFGKの一言だけかいw

    返信削除
  2. とても仲の良い友達・・・華ちゃん。

    返信削除
  3. ニュー・オーダー・ワールドちゃうで
    New World Orderやで

    返信削除
  4. いつもありがとうございます!!

    返信削除
  5. これ、華ちゃんが読んだら嬉しいだろうなー。
    自分もニヤニヤしながら読んでしまいました(笑)

    返信削除
  6. これ、華ちゃんが読んだら嬉しいだろうなー。
    自分もニヤニヤしながら読んでしまいました(笑)

    返信削除
  7. YUIちゃんが積極的にコメントするようになったのがなぜか嬉しい。

    返信削除