ニュースワイヤーが、BABYMETALの友人、DRAGONFORCEのフレデリク・ルクレールをインタビュー
(2016年10月17日)
俺たちは、DRAGONFORCEのベーシストでSINSAENUMのリーダーであり、BABYMETALのファンで素晴らしい友人と話すチャンスがあり、ニュースワイヤーは、フレデリク・ルクレールをインタビューした! オンライン2周年を記念して、俺たちはこの素晴らしいインタビューをみんなと共有したい。気に入ってくれることを期待している!
フレデリク・ルクレールがSINSAENUM、BABYMETALとの出会いと演奏について語る!
ニュースワイヤーは、日本でのタイトなスケジュールを縫って、フレデリク・ルクレールをつかまえる素晴らしいチャンスを得た。俺たちのインタビューは、フレデリクが日本滞在中、そして彼が欧州に戻ってから電子メールで行われ、音楽活動の始まり、DRAGONFORCEとの活動、そして7月にファースト・アルバムをリリースした新プロジェクト、SINSAENUMについて語った! またフレデリクは、"Road of Resistance"の制作の過程や、2015年のダウンロード・フェスティバルでのBABYMETALとの共演、メタル・ハマー・ゴールデン・ゴッズ2015、東京ドーム、フランスで、そして日本での幾度もの女の子たちとの出会い、そして、お気に入りのBABYMETALの歌、それにお気に入りのBABYMETALのメンバーについて話している!
俺たちはみんながこのインタビューを気に入ってくれることを期待している。君の印象や挨拶をフレデリクことFRED-METALのコメント・セクションでシェアしてくれDEATH!
ニュースワイヤー:まず、お時間を割いて頂いてありがとうございます!
DRAGONFORCEのウェブサイトでは、あなたは非常に才能があり、3カ国語プラスほとんどすべての言語で汚い言葉を話せることから、「マルチ」な人物として紹介されていますね! ベース、ギター、キーボードを演奏し、シンガー、プロデューサー、作曲家でもあります。どのようにして音楽を始め、どのようなアーティストからインスピレーションを与えられましたか?
フレデリク・ルクレール:いつも俺の周りには音楽があった。両親は音楽好きで、(アマチュアの)ミュージシャンだった。だから、音楽はいつも大切だったんだ。母は俺を妊娠している時にもピアノを演奏した。赤ん坊が自分の周囲の音を聞くことがでできるという記事を読んで、これはすごいと思ったからなんだ。母は正しかったと思うよ、俺は音楽とはあの特別な関係を持っているからね。それから俺がまだ小さかった頃に、何年かピアノのレッスンを受けたんだ。それからメタルを見つけて、エレクトリック・ギターに転向した。このスタイルの音楽で、明らかに俺の関心を惹いた楽器だったからね。
アーティストに関しては、はじめて聞いたメタル・バンドはMANOWARで、すぐにIRON MAIDENを聞いた。いや、インスピレーションという意味では何とも言えないな。メタルでは、IRON MAIDEN、METALLICA、MORBID ANGEL、PESTILENCE、SLAYERといったところだが、実際の処あらゆる音楽がインスピレーションなんだ。たとえば、俺はビデオ・ゲームやアニメが大好きだから、その音楽もものすごくインスピレーションになった。またベートーベン、バルトークといったクラシック、あるいはたとえばUKのようなプログレもそうだ。(今朝は、連中の曲、"Danger Money"を頭に浮かべて目を覚ましたんだよ。)また、アラン・ホールズワースの大ファンで、80年代のディスコ音楽も大好きだ。本当にいろいろなものを聴くんだよ。
ニュースワイヤー:BABYMETALの女の子たちもとても小さい頃から始めました。まだとても若いですよね。
でもあなたの場合はどうでしたか? 最初のライブ演奏はいつでしたか? この経験について覚えていますか?
フレデリク・ルクレール:はじめて人前で弾いたのは、音楽学校のピアノの試験で、あれはまったく楽しくなかった(笑)。俺が超ストレスを感じていたが、それは主にそこにいた観客が審判で、先生と親と他の学生だったからだ。だから楽しくなかった。また、音楽学校時代も教会で合唱をやっていたのを覚えている。10歳くらいの時だったか、小さな劇場に出演したこともある。俺は酔っ払ったカウボーイの訳で、酔っ払って何かぶつぶつと言ったふりをしてから、床に倒れるんだ。観客が笑っていて、俺は楽しんだよ(いずれにせよ、ピアノの試験よりずっとね)。
はじめてのメタルのコンサートは16歳の時で、これは素晴らしかった。本当に楽しんだし、ストレスはまったくなかった、まったくね。俺は本領を発揮した。準備もできていた。曲も知っていたし、とにかく楽しんだんだ!
ニュースワイヤー:2005年に北米、それに日本のショーでDRAGONFORCEと演奏を始めました。どうやってDRAGONFORCEに加わったんですか?
フレデリク・ルクレール:俺はHEAVENLYというパワー・メタル・バンドにいて、2000年に俺たちのセカンド・ショーを見に来たハーマンと会ったんだ。(彼が見に来たのはSYMPHONY Xで、これはフェスで、俺たちはオープニングだったんだ。それでも彼は俺たちを見たんだよ(笑)。)そして友人となり、いつも連絡を取っていたんだ。
DRAGONFORCEがベーシストの問題を抱えて、俺に連絡してきたんだ。実際には、マネージャーが俺の名前を挙げて、確かに連中は、「そうだな、彼は良いギター・プレイヤーだから、たぶんベースにはノーというんじゃないかな」と言ったんだが、ハーマンが俺に連絡してきて、「なあ、俺たちはモントリオール、ニューヨーク、それに日本で3回ショーをやるんだが、ベーシストが演奏できないんだ。やってくれるか?」と言うんだ。俺は「どこも行ったことがないし、特に日本に行くのはいつも夢だったんだから、イエスだ、やろう!」と思って、それがうまく行ったんだ! 実際には、ニューヨークのショーはちょっと特別なものだった。というのはビザの問題で3人しかやれなかったんだ。だから最終的に会場で見つけたドラマーと一緒にCBGBでバラードを1曲だけやったんだよ。あれは……面白かったな。
いずれにせよ、2006年1月に、DRAGONFORCEは欧州ツアーを行い、すべてがうまく行ったから、連中がこっちも一緒にやらないかとたずねてきた。まだパーマネントの交代要員を探していたんだけどね。俺はそれでまったく構わなかった。1週間後に、俺たちは会場で食事をしていて、何か連中が言いたいことがあるような感じがしたんだよ。連中は、「それで、ええと、バンドに加わる気はあるか?」と言うんだ。それほど超熱心という感じではなくて、「今何時」という感じだったんだけどね。それで俺は同じような調子で、「そうだな、いいよ。別にいいよ」と答えたんだ。それだけさ(笑)。
ニュースワイヤー:DRAGONFORCEと日本は素晴らしい関係がありますが、日本で演奏することの違いは? またなぜバンドにとって特別なんですか?
フレデリク・ルクレール:自分のことしか言えないが、俺は日本が大好きなのは秘密でも何でもない。言う機会があるときにはいつも、とてもはっきりさせている(^-^) ミュージシャンとして、ファンはとても礼儀正しく、寛容で、とにかく最高なんだ。君たちのことを待っていて、ちょっとしたプレゼントをくれる。ショーの間は超反応が良くて、シングアロングしてくれる。とにかく……いつも俺たちが日本で演奏するたびにとにかくすごいんだ。俺たちに技術的な問題がある場合でも、それでも毎回素晴らしい思い出になる。だから、俺たちは日本で演奏するのが好きだし、おかげでもちろん幸せが二倍になるんだ。
ニュースワイヤー:日本についていえば、ハーマン・リによれば、サム・トットマンと共に、彼らは2013年にBABYMETALとコラボレーションを始めたそうです。ハーマンとサムがBABYMETALとのコラボについて他のメンバーに話したときはどういう反応でしたか?
フレデリク・ルクレール:素晴らしいと思ったね! 俺はもうその頃にはBABYMETALのことは知っていたから、彼女たちとコラボレーションするのはすごいと思ったんだ!
ニュースワイヤー:最初に"Road of Resistance"を聞いたときの反応は?
フレデリク・ルクレール: そうだな、俺は和音とかコードとか少しハーマンとサムを手伝っていたから、デモ・バージョンを聞いたんだよ。だから曲の可能性は既に聞き取ることができたんだ! ものすごい音だと分かったんで、最初の反応は大きな笑顔を浮かべたというやつだ!
ニュースワイヤー:あなたたちはBABYMETALと2度共演しています。最初はダウンロード・フェスティバル2015で、BABYMETALはスペシャル・ゲストでした。それからメタル・ハマー・ゴールデン・ゴッズ2015で"Road of Resistance"と"ギミチョコ!!"を一緒に演奏しました。BABYMETALと演奏してみた経験はどうでしたか?
フレデリク・ルクレール:最初のショー、ダウンロードはちょっと神経質になっていた。女の子たちとは一切リハーサルしていなかったからね。曲は学んだし、演奏の仕方も分かっていた。問題はない。だがこれはどちらかというと「何をすればいいのか、どこに立てばいいのか」という問題だ。BABYMETALは振り付けがあるんだが、俺たちも後ろに引っ込んでいたくはなかったからね。だから俺たちはお互いにぶつかりませんようにと(たぶんフォックスゴッドに(笑))祈っていたんだ。彼女たちが何をやっているのか、何本かライブ・ビデオを見ていたから、ショーの前に彼女たちとそのことを話したかどうかは覚えていない。はっきりとは思い出せないんだが、そうしたと思う。
いずれにせよ、これはとてもうまく行って、事故は起こらなかった。メタル・ハマー・ゴールデン・ゴッズでは、曲もステージでいつ何をするのかというのも一緒にリハーサルする時間があったから、もっとリラックスできたよ。楽しい経験だった! 女の子たちはとてもプロフェッショナルで、俺たちと一緒に同じように楽しんだと思う。俺たちはみな微笑んでいて、ステージの上でもオフステージでもお互いにジョークを言っていた。だから何よりも、そうだ、楽しい体験だったんだ!
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▼元記事
Newswire interviews BABYMETAL's friend Frederic Leclercq from Dragonforce!
なんか、いい人だなぁ
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