2016年12月30日金曜日

[Demons Zone] Live At Wembley

Live At Wembley

スティーヴン・ローニー(216年12月29日)



セカンド・アルバム、「Metal Resistance」が大成功を収めたあとで、BABYMETALは数多くのソールドアウト・ショーを行い、その中で、ロンドンのウェンブリー・アリーナでの巨大なショーを録音した。結果は、バンドのファンを楽しませ、バンドに対する疑問の多くに決着を付けるかも知れない、驚くべきほど優れたライブ作品となった。

「Live At Wembley」によって、BABYMETALは正当なライブ・バンド、金を出しただけの満足を与えることができるバンドになったといっても大丈夫だろう。バンド自身は、最初から最後までプロフェッショナルだ。どう少なく見積もっても、ドラムスは驚異だし、ギター・ワークは印象的だ。バンドはBABYMETALの最初の2枚のアルバムにある素晴らしいビート、メロディー、そしてリフを、完璧な精度で再現する。俺の個人的なお気に入りは、"META メタ太郎"、"あわだまフィーバー"、そして"イジメ・ダメ・ゼッタイ"だ。

「Live At Wembley」のボーカルは非常に強力で、ほとんどの場合、前面に出て、明瞭だ。スゥメタルは心の底から歌い、素晴らしい"The One"で全力を尽くす。ユイメタルとモアメタルのバッキング・ボーカルは必要なことをまさにその通りに行っている。バッキング・トラックが目立つ場面はあるが、実際にバンドの演奏を邪魔することはない。この上なく有効である程度に、背景にうまくミックスされている。

セット・リスト全体がリリースされなかったこと、そしてパッケージが少し情報不足な点はちょっと失望した。だが、サウンドについては、これはBABYMETALのライブ能力を疑っている者に強く勧めることができる素晴らしいCDだ。演奏は非常にエネルギッシュで、一秒たりとも緩むことはない。俺もその場にいて、このバンドの演奏を自分の目で見たかったと願わされた。

▼元記事
Live At Wembley


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