ソニスフィア2014:BABYMETAL(過去記事)
会場:ソニスフィア、ネブワース
ルーク・モートン(2014年7月5日)
評価:3/5
ソニスフィアが最新の奇妙な日本からの輸出品を歓迎
今日早くにメイン・ステージに立ったのは、YouTubeセンセーションのBABYMETALだった。だが彼女たちはライヴでうまくやることができたのだろうか?
もし君が去年インターネットの近くにいたなら、BABYMETALのことを間違いなく聞いたことがあるだろう。そうでない人のために簡単にまとめよう。BABYMETALは非常にテクニカルなメタル・バンドのフロントを務める3人の十代の女の子たちだ。いい感じだろう?
その上で、クリックベイトの記事や狂ったようなYouTubeのビデオは置いておいて、これはヘビー・メタルとデビルホーンを示すのが好きなIRON MAIDENファンで一杯のソニスフィアの観客だ。そしてそれはBABYMETALについても他ならない。象徴的なスター・ウォーズのイントロをパロディーしたビデオでセットは始まり、フォックス・ゴッドの伝説と日本で始まったメタル・レジスタンスと共にバンドの伝承が明かされる。BABYMETALは反抗なのだ……。
君がJポップについてどのような意見を持っていようと、ステージの上の実際のミュージシャンたちの才能を否定することはできないだろう。重厚なリフ、高速のギター・ソロ、絶妙のドラム・フィル、そしてエネルギーそのものだ。もちろん、中心となるのはチェシャ猫のような笑みをたたえ、狐に見えるように少しばかり変えたホーンをいつも構えながら、ソニスフィアのメイン・ステージをかけまわる、カワイイ・メタラーの細かく振り付けされたトリオだ。
YouTubeのスマッシュヒット、"ギミチョコ!!"はもちろん大きな歓声、そして前方の熱心なファンによるシンガロングを受けたが、今日はずっと好奇心によるところが大きかった。これはBABYMETAL初の英国のショーだったので、90%以上のネブワースはこれまで彼女たちをライヴで見たことがなかったはずだ。そして観客はBABYMETALがとても気に入った。
ピットが開き、ホーンが掲げられ、怒って小便の入ったボトルが投げられることなどなかった。曲はバンドが望むほど耳を喜ばせなかったかも知れないが、CARCASSのTシャツを着た大の大人がが踊り出すほど、楽しさのレベルは天井知らずだった。
彼女たちがどれだけ続くのかは議論の余地があるだろうが、土曜日の30分間、BABYMETALは必要とするインパクトを与えた。
[ソニスフィア・ライブへのリンク]
▼元記事
Sonisphere 2014: Babymetal
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