METALLICAがパワフルなショーでソウルを興奮のるつぼに
チュン・ジンホン(2017年1月13日)
ヘビーメタルの巨人、METALLICAが、水曜の夜に高尺スカイドームで、新曲と"Enter Sandman"のような新曲のメドレーで、ステージで大暴れした。
あるバンドは、ヘビー・メタルのジャンルと同義語となってきたので、この国のおそらく死につつあるロック・シーンにもかかわらず、その名声だけでメタルヘッドのスタジアムを一杯にすることができた。
それはクラシックなヘビー・メタル・ショーのラウドで、混沌として、美しい誇示だった。METALLICAは、水曜日に高尺スカイドームに嵐を呼び、言うまでもなく、観客は興奮のるつぼとなった。
このスラッシュ・メタルのパイオニアは、Worldwiredツアーのアジアのレグのキックオフとして、韓国に3年半ぶりに帰ってきて、その最新アルバム「Hardwired… to Self-Destruct」のリリースを祝福した。新曲、名曲、そしてファンのお気に入りをうまく組み合わせた、2時間半にわたるセットを演奏した。
日本のメタル・アイドル・バンドが前座を務めたが、これは彼女たちの韓国での初公演となった。グループは、近年熱心なファン層を獲得しており、一つのビートをミスすることもなく、このバンドが愛されるに至ったダンスとメタルの印象的な演奏をやってのけた。
短い休憩を経て、メイン・ステージの照明が光、ただちにバンドは、最新アルバムのリード・シングル2曲、すなわち"Hardwired"そして、"Atlas, Rise!"の演奏を開始した。観客は興奮で歓声を上げた。
METALLICAは間違いなくステージではプロフェッショナルであり、35年のツアー経験が、他にはないカリスマとステージでの存在感へと変わっていた。そして長いセットにもかかわらず、バンド・メンバーは疲れの様子も見せず、フロントマンのジェイムズ・ヘットフィールドの声はほぼスタジオと同じクオリティーであり、ベーシスト、ロバート・トゥルージロはベースを手にくるくると回り、ギタリストのカーク・ハメットのギター・ソロが泣き、ドラマー、ラーズ・ウルリッヒはバンドをまとめ続けた。バンドは本当に愉しんでいるように見え、これまでの最も有名な公演のいくつかに匹敵するような質の高いショーを提供した。
セット・リストの最初の一時間は、より熱心なMETALLICAファン向けで、"Now That We’re Dead"と"Halo On Fire"がステージで初披露された。バンドが突然調子を変えて、デビュー・アルバムの"The Four Horsemen"を始めると、スタジアムが爆発し、観客はバンドのメガヒットに合わせてジャンプし、シンガロングした。
観客はバンドのエネルギーに対抗し、バンドはこのことに気付いた。ショーの途中で、高く掲げられていたスマートフォンが挙げられた拳に変わった。高速の"Battery"のメイン・リフを弾く頃には、シート席のずっと奥の観客もジャンプしていた。
「人生で最高のショーだった」とイルサンからガールフレンドと来たキム・スーヨンは語った。「このバンドの大ファンというわけじゃなかったが、このコンサートで考えが変わり、ガールフレンドも楽しかったといっていた。家に帰って、彼らのアルバムを聴くのが楽しみだ」
年齢と共に衰えていく多くのメタル・バンドと異なり、素晴らしいワインのように年輪を重ねたMETALLICAには歳月が良い方に向かったようだ。ステージ上のエネルギーと観客のアドレナリン・ラッシュは、素晴らしいメタル・ショーの究極の誇示だ。この公演は長年に渡って記憶に残るだろう。
▼元記事
Metallica electrifies Seoul with a powerful show
翻訳ありがとうございます。
返信削除>その名声だけでメタルヘッドのスタジアムを一杯にすることができた
ガラガラだったよね。
これは中央日報の英語紙かなんかかな。
返信削除中央日報韓国本誌には載ってないようだけど
メタルのライブであんな大量のサイリウムが振られてる光景は初めて見たわ
返信削除客席だけ観たらどこぞの寒流アイドルのコンサートと見紛う光景だったなw
BABYMETALが初めて参加した御大との共演の機会が、内実のあるステージであったことは喜ばしい。さあ次だ、次!
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