CHILI PEPPERSはまだまだ激辛
ハーリー・ウィンクラー(2017年5月1日)
(前略)
前座も、やはりこのコンサートの注目すべき一面だった。日本のメタル・バンド、BABYMETALは、レッチリのスタイルに良く合った奇妙さを備えていた。このバンドでは、日本の十代の少女三人がフロントを務めている。彼女たちは一緒に、日本語で歌いながら、ものすごい振り付けをされたダンスを踊る。フリー同様に、決して動くのをやめないように思えた。
一方で、BABYMETALの演奏家たちは、ふわっとした病院のガウンと悪鬼のようなマスクを身につけていた。心臓発作を起こしそうなストロボ・ライトの下で、まさにヘビー・メタルという演奏を行い、女の子たちの日本のアイドル歌唱と強烈な対比をなしていた。途中で、バンドが前面に出て、SKYNYRDの"Sweet Home Alabama"を演奏したので、観客からジャクソンビルの誇りを示す大きな歓声が上がった。
BABYMETALはRED HOT CHILI PEPPERSにとって完璧な前座だった。幅広い人気を持つバンドが、自分たちとはまったく違うサウンドの前座を選んだことは、とても新鮮だった。前座はヘッドライナーを薄めたようなものになりがちだ。ありがたいことに、これは月曜の夜には当てはまらなかった。
たぶん、この二つのバンドの間で唯一類似したものは、両者の恥ずかしげもないジャンルの融合だろう。1984年以来、レッチリはファンクとロックを融合して、「ファンク・ロック」を作り上げてきた。このスタイルはRAGE AGAINST THE MACHINEやPRIMUSのような他のバンドと共に、1980年代に人気を得るようになった。
BABYMETALはヘビー・メタルと日本のポップを—ハード・ロックとカワイイ女の子たちを組み合わせ、ちょっとばかり馬鹿げた組み合わせだが、成功を収めた。だが、ちょっとばかり馬鹿げていなかったら、音楽の良さはどこにあるのだ?
▼元記事
CHILI PEPPERS ARE STILL RED HOT
最後のは、ちょとばかり馬鹿げていることが音楽の良いところさ、って事でいいのかな?
返信削除ちょっとばかりばかげて見えるようなことも
返信削除やるくらいの柔軟さがないと
新しいもの、良いものは発見できないし、生み出せない
といいたいんだと思うよ