[China times] ドラえもんのようにポップ音楽の未来ではAIがプロモーターの中心となる
邱莉玲(2017年7月17日)
[中国語からの重訳です]
技術は、音楽産業に大きく、幅広い影響を与える。米国のAgency for Performing Arts社の副社長、ジョン・パントルは、「科学技術の利点は三つ、すなわちアーティストの発見、アーティストそのもの、そしてアーティストの成功にある」と述べている。日本の芸能事務所のディレクターである廣澤誠は、人工知能がメインストリームになるとすれば、ドラえもんのように、技術と人間の組み合わせは、A&Rの未来になるだろうとしている。
二人は先日、 2017年ゴールデン・メロディー・インターナショナル・フォーラムに参加し、「A&R—ポップ音楽の過去と未来」というテーマで講演を行った。
ジョン・パントルは、今後米国では、プロモーターが海外のアーティストによるツアーのプロモーションを行っていくだろうが、重要なのはインターネット時代だからというよりも、科学技術の進歩によって、プロモーターが日本、西アフリカなどのシンガーがネットに自分の音楽を載せると、FBやIGなどを観察することで、データとして現在のオーディエンスが何を望んでいるのかを知ることができるという点にあるという。
アーティストとコンタクトを取るために、コミュニケーション・ソフトウェアによって、世界中のプロモーターやアーティストが連絡を取ることができ、状況を知ることができる。ジョン・パントルは、TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRAのニューヨーク、セントラル・パークの公演を行ったが、雨となり、期待したほど客が集まらなかったが、後でコミュニティー・メディアでファンを見つけたという。実際、Tokyo Scarのようなコミュニティーが存在し、スペイン語版すらある。
廣澤誠は、日本でも同様の状況があり、三人の少女とヘビー・メタル・バンドで構成されるBABYMETALは、ポップでないヘビー・メタルを演奏しているため、ヘビー・メタルのリスナーが好むような音楽をアップロードし、時期が合って、非常に大きな反応を得て、日本でもメインストリームになったという。
廣澤誠は、今後はプロ市場としての音楽は、インターネットを通じてより大きな影響を与えるだろうとしている。BABYMETALは既に、「カワイイ・メタル」として世界ツアーを行い、海外進出している。音楽の世界では、ドラえもんのように音楽と人間の性質を組み合わせることができれば、同じように人々の作る音楽が、人々に伝わり、それがA&Rの未来となるとしている。
▼元記事
流行音樂的未來 AI將成主流 經紀人要像哆拉A夢
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