2017年8月25日金曜日

[Blabbermouth] KORNのフロントマンが、BABYMETALは「ものすごく楽しい」、批判する者は「了見が狭い」と語る

[Blabbermouth] KORNのフロントマンが、BABYMETALは「ものすごく楽しい」、批判する者は「了見が狭い」と語る

(2017年8月24日)






KORNのフロントマン、ジョナサン・デイヴィスはオンラインのBABYMETALに対する批判に対して擁護し、この日本のポップ・メタル・バンドは「ものすごく楽しい」と語った。

2010年に結成されたBABYMETALは、日本のポップ・アイドル・グループ、さくら学院から派生し、明らかに日本的な女学生Jポップとヘビー・メタルのミックスを演奏する。

BABYMETALのメンバー—中元すず香(ボーカルとダンスを担当するスゥメタル)、それにスクリームとダンスを担当する水野由結(ユイメタル)と菊地最愛(モアメタル)—は、グループに加わる前はメタルを聴いたことがなかったと認めている。女の子たちはゴス風の女学生の衣装をまとい、振り付けされたダンス・ルーチンを踊り、激しくヘッドバンギングする。

ヘビー・メタル・ファンの多くは、BABYMETAL—プロデューサーのコバメタルと屍体のようなペイントをした達人たちのバッキング・バンドを含む—を受け入れることをためらい、一部のインターネット・フォーラムはBABYMETALを「ギミックそのもの」、「ひどい」、そして「新しがり屋のメタル」と呼んでいる。

ドイツのMusikExpressのインタビューで、デイヴィスはBABYMETAL(下のビデオも見てくれ)について、「俺はBABYMETALが分かる。あらゆるレベルでいかしてるんだ。とにかくものすごく楽しい。アジアン・ポップをメタルとミックスしていて、彼女たちのダンスはとにかく…つまり、あれを見て楽しまずにいられるか? すべてのヴァイブ、とにかくすべてが—音楽や女の子たちや、君が見ているものだけではないんだ。パッケージ全体だ。すべてなんだ」と述べた。

デイヴィスはさらに「最初に聴いたときは、そうだな、「ああ、これはすごい!」という感じだった。というのは、俺は他と違っているもので、自分の性に合わないようなものが好きだからだ。誰もが夢中になり、熱狂している—それがヘイトであれ、大好きであれ。どちらかなんだよ。好きになるか、嫌いになるかなんだ。俺はもうすべてを見尽くしたと思っていたんだが、BABYMETALを観てから[俺は]そうだな、「ワオ! これはすごい」という感じだった」と続けている。

一部でBABYMETALが音楽を破壊していると信じている人間がいることが理解出来るかと訊ねると、デイヴィスは、「それはただの了見が狭い人間だ。つまり、どちら側からもで、自分たちの音楽について純粋なだけで、これが欲しい、それはこうあるべきだというような純粋主義者のメタルの連中がいる。それから、もう一方の連中……音楽は音楽で、分かるなら分かるという連中がいる。誰が気にするんだ? ああいったものを好きになるのは大ごとじゃないだろ。落ち着けよ」

BABYMETALは、STONE SOUR、YELAWOLF、それにISLANDERと共にKORNの「The Serenity of Summer」ツアーの前座を務めた。

KORNのギタリスト、ブライアン「ヘッド」ウェルチは、アイダホ州ナンパのフォード・アイダホ・センターで、6月25日に、自分の顔にBABYMETALのバッキング・バンドと同じように白黒のメーキャップをして、ステージに加わった。

▼元記事
KORN Frontman Says BABYMETAL Is 'Entertaining As Hell,' Calls Japanese Band's Critics 'Closed-Minded'







2 件のコメント:

  1. いつも翻訳ありがとうございます
    楽しませてもらってます!

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  2. >あらゆるレベルでいかしてるんだ。(原文:It's just wrong on every level.)この後、動画ではインタビュアーが笑ってるから
    「いろんな面で狂ってるんだよ」
    ぐらいの感じだと思う。何じゃこりゃ?につながる意味合いですね。
    wrong にいかしてるという意味はないでしょう。

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