2017年8月10日木曜日

[Tokyo Girls Update] BABYMETALが東京の銀ギツネ祭りZeppダイバーシティを揺るがす

[Tokyo Girls Update] BABYMETALが東京の銀ギツネ祭りZeppダイバーシティを揺るがす

カイ・オクダラ(2017年8月9日)






BABYMETALが2017年7月25日に、銀キツネ祭りで年長者と若者を等しく集めた。お台場を取り巻く空気は、観衆が壁から壁までぎっしりと詰まる中、興奮と湿気で水が滴るほどだった。

オープニング・ビデオが、フォックス・ゴッドが見た夢で明かされたビジョンを伝え、公演が自己との戦いであり、メタルによってすべてが可能であるというメッセージを告げた。 "BABYMETAL DEATH"の激しいビートがスピーカーから轟き、ステージ全体に広がっていた白いカーテンの背後にスゥメタル、ユイメタル、そしてモアメタルがステージに登場すると、点滅する照明が、その影を実物よりも大きく映し出していた。カーテンが落ちると、BABYMETALと神バンドが熱狂へとあおり立て、2,000人を超える人々の体、心、そして声が一つになった。

ユイメタル、そしてモアメタルと共に叫びながら、"メギツネ"が投げかけた呪文のもと、ファンが床を踏みしめる中、Zeppダイバーシティが揺れた。スゥメタルがキツネの面を掲げ、その声は重なり合う歪んだギターとブラスト・ビートを突き抜け、ユイメタルとモアメタルが激しく髪を振った。神バンドがステージの前面に出てきて、激しい音符の嵐とツーバス・ドラムのつるべ打ちの中でソロをやりとりした。BABYMETALが戻ってきて、"あわだまフィーバー"のチャンとを導き、泡の形に腕を丸めて、足を蹴り上げた。スゥメタルの命のもと、BABYMETALが曲を爆走する中、興奮した声が一つになった。

"ヤバッ!"のクリーンなトーンのアップストロークと押し潰すようなディストーションの組み合わせで、別の方向へと演奏を導き、BABYMETALは素早く切れ味鋭い動きでステージを動き回り、拳と指を振り回した。続いたのは"ド・キ・ド・キ☆モーニング"で、これはグループの初期への昔返りであり、バルコニー席にいた、より若いファンよりも年上の曲だったかも知れない。年齢にかかわらず、ユイメタルとモアメタルがスゥメタルの周囲を駆け回る中、数千の手がキツネ・サインで掲げられた。

肩に旗をかけて、BABYMETALが影から姿を現し、スゥメタルが手を開き、ひるむことなく見つめて、ファンにウォール・オブ・デスに備えるように手振りで示したが、これは混み合った状況ではかなり難しい課題だった。"Road of Resistance"のツイン・ギターが入ってくると、複数の小さなモッシュ・ピットの中、フロアで体がぶつかり合い、回転した。拳とキツネを高く掲げ、ファンは声を上げ、スゥメタルが加わる前に最後のリフレインを歌った。ユイメタルとモアメタルが、早口の流れるようなパーカッシブなボーカルを歌い、神バンドがその激しい攻撃でスピーカーを揺らして、BABYMETALが"ギミチョコ!!"でさらに熱気を高めると、上げ潮の上に複数の体を載せて、観客が前突した。

激しく腕を突き出し、蹴りを入れて、BABYMETALはその気合いを解放し、制御された規律と激しさで、"Karate"を演奏した。パイプ・オルガンと鐘が"ヘドバンギャー!!"の到来を告げ、観客が飛び跳ね、キツネを頭上に掲げ、スゥメタル、ユイメタル、そしてモアメタルが激しく髪を振ると、Zeppダイバーシティ全体が再び激しく揺れ続けた。会場は数瞬の間暗くなり、BABYMETALが"The One - English version"のイントロの天翔るようなギターに合わせて再登場すると、BABYMETALがまとう銀のフード付きのマントが輝いた。スゥメタルの声がキラキラしたピアノの音色を伴って宙を割き、ユイメタルとモアメタルが上を指さした。キツネ・サインを高く掲げて、ファンはシンガロングしながら、再び声を上げた。ステージが暗転して、BABYMETALがステージを去り、東京の銀キツネ祭りは終演を迎えた。この晩の終わりに、会場の照明がつき、ドアが開かれると、7月20日に自殺したフロントマン、Lチェスター・ベニントンを偲んで、Linkin Parkの"Somewhere I Belong"がPAからかかった。

フォックス・ゴッドがBABYMETALを導き続ける中、メタル・レジスタンスは世界中で行われる。2010年にさくら学院の重音部として最初の一歩を踏み出して以降、何度かワールド・ツアーを行い、最も権威ある会場を埋めて、彼女たちは長い道のりをたどってきた。ここからBABYMETALがどこへ行くのかはフォックス・ゴッドだけが知るだろうが、メタルによってあらゆることが可能なのだ。

▼元記事
BABYMETAL Shake Zepp DiverCity During Silver Fox Festival in Tokyo!







0 件のコメント:

コメントを投稿