2017年9月13日水曜日

[The Daily Orange] ウィル・アイ・アムがモバイル・レコード・レーベルのスタートアップ企業、アミューズに加わり、音楽業界の新時代を定義

[The Daily Orange] ウィル・アイ・アムがモバイル・レコード・レーベルのスタートアップ企業、アミューズに加わり、音楽業界の新時代を定義

音楽のレジェンド、ウィル・アイ・アムが、アプリを使用する15,000以上のアーティストを抱えたモバイル・レコード会社、アミューズに投資することでレコード・レーベルの未来に名を上げると音楽コラムニスト、フィービ・スミスが語っている。

フィービ・スミス(2017年9月11日)






近年、レコード・レーベルの未来はどんどん不明瞭になってきている。アーティストはレーベルが自分たちの音楽、カネ、そしてキャリアに対する支配に反対する声を強めている。

ケイシャのドクター・ドレーとの法廷闘争からプリンスがレコード契約を「奴隷制」と表現したことまで、レーベルは常に疑問視されてきた。常にこうした音楽の原動力の周辺には腐敗や劇的状況が存在している。

ウィル・アイ・アムは、スタートアップ企業のアミューズに加わるにあたり、新しい種類のレコード産業を定義している。これはビルボードが「将来を見据える」と表現しているものだ。アミューズは、世界最初のモバイル・レコード会社で、そのアプリを通じたデータに大きく依存している。

このアプリは、15,000以上のアーティストが使用している。うち8アーティストはレーベルと契約しており、ライセンス契約と自分たちの作品の完全な所有権を得ている。契約していないアーティストは、このアプリを使用して、音楽を公開し、リリースした音楽を通じて消費データを分析することができる。またこのアプリにより、さもなければ見つからないかも知れない、有望なアーティストを見つけることが可能だ。何よりも、アミューズはアーティストがキャリア開発する助けになるパートナーシップ契約を提供する。ウィル・アイ・アムが関わることで、このアプリはユーザーと認知の両面で勢いを得る。

アミューズは、音楽業界のそれ以外の関係者と協力して、日米のアーティストの認知と注目を促進する。2016年に5 SECONDS OF SUMMERと米国ツアーを行った日本のロック・バンド、ONE OK ROCKのフル・マネージメント・サービスを行っている。

アミューズはまた、Jポップ・バンド、PERFUME、そして日本のメタル・アイドル・バンド、BABYMETALに対するサポートも行っている。アミューズはアーティストのマネージメントを専門としており、イベントやコンサートの開催に加えて、米国でアーティストが公演を行うプロモーションを行う。

ビルボードによれば、アミューズは、あらゆる主要なプラットフォームに対してアーティストのために無料のデジタル配給を行う。このプロジェクトの目的は、完全な透明性だ。アミューズは、アーティストを立ち上げるための無償の売上分析を提供する。ウィル・アイ・アムが感銘を受けたのは、アミューズの契約面が自分にとってそれほど拘束的でないという点で、このことはレコード・レーベルといつも問題になってきたからだ。

「おれは音楽産業が取るべき次の論理的なステップであり、音楽を始めようという者は、自分のアーティストとしてのキャリアのあらゆる面を完全にコントロールすることができる」とウィル・アイ・アムは、アミューズのウェブサイトのインタビューでこう語っている。「アーティストが自身のマテリアルに対する完全なコントロールを持ち、またそのリスナーやファンについてのすべての情報に完全にアクセスできるような完全な透明性に帰結するんだ」

ウィル・アイ・アムは、このモバイル・レコード・レベルに加わることで、レーベルがレーベルであるための革新的な方法をプロモーションしている。

アミューズは、コントロールを完全にアーティストの手に戻しているが、これは音楽業界にとって、未知の領域への大きな一歩である。インタビューによれば、アミューズの共同創設者でCEOのディエゴ・ファリアスは、レーベルが権利を買い取るような未来は信じられないという。若いアーティストは、自分たちの権利を他者に売ることを評価していない。アミューズは、レーベルとアーティストの間の異なった関係を通じて、アーティストのパートナーとして機能する。これはアーティストがすべてをコントロールするというもので、その逆ではない。

音楽ビジネスが毎日変わるように、レコード・レーベル業界も変わっている。ウィル・アイ・アムが加わったアミューズがどこへ向かうのか見るのは非常に興味深い。彼は既にアミューズ・チームに加わるだけで、よりマイナーなアーティストと人気を作る者の両方に扉を開いている。

[訳注:amuseはこちらなので、筆者が勘違いしている可能性があります]

▼元記事
will.i.am defines new era of music industry, joining Mobile Record Label’s startup Amuse






3 件のコメント:

  1. >[訳注:amuseはこちらなので、筆者が勘違いしている可能性があります]
    DEATHね。

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  2. アミューズが名だたるアーティストや俳優がたくさんいて、安定して所属し続けているよね
    独立してやろうとする人が少ないというのはそれだけ良い関係を築いているんだろうな
    なんか、アミューズらしい新事業って気がする

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    1. これはまったくの誤報ですよ。

      [訳注:amuseはこちらなので、筆者が勘違いしている可能性があります]

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