BABYMETAL、英語、そして"The One"問題があるか?
ホミサイドル・マニアック(2016年4月23日)
みんながお気に入りのフォックス・ゴッドの信者(つまりBABYMETAL)が、最近Fuseのインタビューを受け、その中に、「Metal Resistance」のクロージング・ナンバーである、団結についての、バンドのテーマ的なアンセムである"The One"がなぜ今後、コンサートの目玉になると思われるのかについての理由に触れている。
このサイトにいてなぜかこの曲を知らなかったり、世の中のことを良く知らなかったり、ビデオをまだ見ていなかったり、あるいはただのボットでさっさと出て行きたい場合は、"The One"の国際バージョンはすべて英語で歌われている。スゥメタルは、「私たちの音楽が、国境やジャンルを超えて、人々を一つにできることを学びました」という。
これはまさにその通りだ! 本当につつましい始まりから、BABYMETALは、最初は日本で、そして今では国外で、その人気に対する、あらゆる「自然な」制限を乗り越えてきた。3大陸で演奏し、それほど遠くない未来に少なくとももう2大陸を加えるだろう。なぜならば、世界中のあらゆる言語や文化を持つ人々、メタルを愛する人々とメタルを憎む人々、そしてポップを愛する人々とポップを憎む人々、ヒップスター、そしてウェブサイトを持つサッカー・ママや変人たちが、BABYMETALの音楽、そしてBABYMETALを愛しているからだ。
そしてごく最近まで、日本人でないファンのほぼすべてが、その音楽が自分たちが読んだり、書いたり、理解したりすることができない言語であるにも関わらず、夢中になってきた。
だからこそ、この"The One"の話はとても不思議に思えるのだ。文字通り私たちは気にしない。「公式」バージョンは以下の通りだ。
歌詞のさわりを別にすれば、日本語だ。「Metal Resistance」の先行シングルとして出された"Karate"は、完全に日本語だ。BABYMETALは日本人だ。日本語で歌うべきだ。
その上で、"The One"が英語であることに対して、より幅広い視点をまず理解することができる。この動きの実際の結果としての重要性はさておき、英語はおそらく、国際的なロック・コミュニティー全体はともかくとして、BABYMETALファンの間では少なくとも共通言語にもっとも近いものだろう。でも、BABYMETALの広がり続けるファンベースが一番必要としないものが共通言語なのだ。私たちの共通言語は、いつも「BABYMETAL」だ。
それが音楽について重要なことだ。話し言葉であれ、書き言葉であれ、あるいは詩であってさえも、言語は持たない普遍的な質なのだ。私の最初の曲は"メギツネ"だったが、「こんにちは」や「ありがとう」さえ覚えられなかった時でも、そのメッセージは伝わってきた。
以下のどちらかが訴えるものがなければ、教えて欲しい:
"イジメ、ダメ、ゼッタイ"へのリンク
"No Rain, No Rainbow"へのリンク
BABYMETALにとっての英語は、魚が自転車を必要とするようなものだ。私たちのほとんどがそのことは分かるし、マネージメントでさえもそのことが分かるだろう。だからこそ英語の"The One"は、「北の先進国」と呼ばれるものに対する意味のない迎合のように感じられるのだ。なぜならば、国際的なファンが既にそこに住んでおり、これまで日本語でまったく問題なかったからだ。
本当の団結の曲が欲しいのならば、英語の歌詞を含め、さらにこれまでに触れたそれ以外の言語も含めるべきだろう。マレー語、中国語、タガログ語、スペイン語、ドイツ語、ポルトガル語、アラビア語、ヒンドゥー語を。本当の国際的な声明を行うべきだ。
それから、"Tales of the Destinies"の公式ライブ・ビデオをやるべきだろう。これは驚くべきものだからだ。
▼元記事
http://www.homicidols.com/babymetal-english-and-the-one-does-it-matter/
素晴らしい評論だと思う。
返信削除「意味のない迎合」
確かにそう見える。商業的な迎合なのか、とも。でも日本人であるともう一つの側面も見える。おもてなしの気持ち。
礼儀正しいベビメタちゃんたちが国際的に共通言語と認識されている英語でファンに答えたいと言う気持ちも十分にわかる気がする。
余計なお節介って言葉もあるけれど、広い気持ちでとらえてほしい。
要は英語バージョンは、愛ゆえだと私は思う。
妄想かもしれないけれど。(笑)
すぅさんたちは喜んでもらえると思ってたろうに
返信削除まぁ、それでも喜んでいる人は世界中にたくさんいる。
返信削除>BABYMETALは日本人だ。日本語で歌うべきだ。
返信削除ごく当たり前のことなんだけど、本当にそう思うし、そう言われる事は嬉しくもあるね。
THE ONEの英語バージョンは、ちょっとしたボーナストラックみたいなもんだと思ってる。
海外ライブでも、日本版で歌って欲しいな。
サビの部分は英語だし、海外ファンも歌ってくれるはずだしね。
英語版は一つのサービスだと思いたい。
返信削除これから英語版の曲が増えるとしたら問題だろう。
勿論ベビメタがもっとメジャーになり、英語の曲でさらに新しい世界を切り開くことに賭けるのだ、というのなら話は別だが。
このコメントは投稿者によって削除されました。
返信削除たまたま英語がグローバルな言語だからそう感じるだけであって、かつてQUEENなどが日本のファンへの感謝を込めて日本語の歌詞を歌ったのと同じことをしただけなんじゃないかなー
返信削除日本語で世界に挑戦するBABYMETALだからこそ通じる、KOBA-METALらしいイギリスのファンへのリスペクトの方法ではないかと個人的には妄想しています(笑)
「ファンが日本語を覚えて歌ってくれる。」ことに対するお返しが、「私たちが英語を覚えて歌う。」だったんじゃないかな?と思っている。
返信削除私が個人的に感動したBABYMETALの熱狂的な海外ライブ映像(ファンカムです)として、2014年のヨーロッパツアー幕開地のフランス、スイスのチューリッヒ、イタリア、メキシコシティがあるのですが、これらすべて英語が公用語ではなく、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語のいずれかです。ヨーロッパのような多言語社会ではBABYMETALの日本語の歌詞は全く自然に当然のこととして受け入れられていて、何の問題もありません。アジアではなおさらでしょう。英語がグローバルな言語の一つであるのは確かですが、話す人口で言えばスペイン語圏の方が多く、最も多いのは中国語です。
返信削除"THE ONE"英語バージョンはアメリカ音楽市場を過剰に意識した結果という印象で、それは匿名さんたちが指摘するように必ずしも上手くいっていません。"THE ON"Eの美しい歌詞(日本語)を世界ツアーで歌ってほしいと私は願っています。これはBABYMETALとKOBA-METAL、そしてメイト各位を批判するものではありません
結局、日本人は英語へのあこがれやコンプレックスが少なからずあるんだよ。
返信削除本当はTHE ONEの日本バージョンにも英語詞を入れて欲しくなかったね。ROR程度でよかったのに。練習のつもりか先日のOTFGKのライブは英語バージョンでやってるから英語詞への思い込みが強すぎるな。それよりもライブでのオーラスの3人のメッセージを英語じゃなく現地語でやってほしい。
Tales of the DestiniesをLIVEでやったら泣く。
返信削除1アルバムに1曲くらい英バージョンがあってもいいんじゃないかな。
返信削除逆に英語を歌わないことに変にこだわる方が不自然だ。
ただ、THE ONEは日本語歌詞をそのまま英訳したみたいで、語呂が
おかしいところがある。今後英歌詞にするなら最初から英語の曲に
すべきだと思う。
彼女達を歓迎し認めた世界中の音楽ファンは、BABYMETALと言うイノベーションを生み出した日本に敬意を表しているんです。日本人であるBABYMETALに音楽で世界を一つにする盟主に成って欲しいと思っているのでしょう。
返信削除観客も一緒に歌えるようにじゃないの?
返信削除ウェンブリィのファンカムでもみんな大合唱してたし
有名になると本当にいろいろいわれるなー
返信削除ベビメタ側にはみんなの意見聞き過ぎないように気をつけて欲しいわ~
流行りで寄ってきただけのは長続きしないから、
日本語でいいよ!日本語で
どうせネイティブには発音できないんだから。
もうケチつけられてるし、一部の人間からだけど……
オリンピック開会式にえらばれでもすればスペイン、ポルトガル、ロシア語単語で交ぜるとかそん時、考えたらいいんやから………半分冗談で………
アメリカで商業的に成功しようと思うなら日本語のほういいよね
返信削除アジア人がぎこちない英語で歌うバンドなんて目も引かないでしょ
で、世界を歌で一つにしようと本気で思ってるなら日本語がいいよね
ベビメタは日本人だし他のどの言葉でもない中立的な言葉でしょ
ウェンブリーの観客はベビメタがタガログ語で歌ってもきっと一緒に歌ったよ
結論:《私たちの共通言語は、いつも「BABYMETAL」だ。》
音楽は何と言っても鑑賞物なんだから、言葉の意味より響きの美しさが上位に来るのは当たり前なんだよね。
返信削除ぎこちない響きの英語詩と、美しく響く日本語詩だったら当然日本語詩の方が良いに決まってる。
言葉で伝えるべきメッセージは紙芝居のナレーションで十分。
音楽は本来響きの美しさで想いを伝えるべきもんだよ。
我々日本人がイタリアオペラやベートーベンの第9を聴く時だって、現地語で十分音楽のメッセージを感じ取ってるんだから。
形式的な物に拘らないのがベビメタの強みなのだから
返信削除言語に固執しないやり方だって良いと思う。
レリゴーみたいに THE ONE の各国版があったりして
返信削除レリゴーとの違いはそれをSU-が全てを歌うと
後から学んでもよっぽど音感がよくて、細かく直されながら指導されて、努力しても、ネイティブな発音にはなかなかなれない。完璧出なければ聴く側が気になるんだよね~
返信削除だから俺は最初から媚びてる、コンプレックスがバレるからやめろって言い続けてた。
ま~でも、誰か言ったみたいに!
おもてなしって言い訳できるなら、それもいいかもしれないね。って考え少し変わったかな...
白人、黒人音楽のつぎはぎだけど、合わせ技でオリジナリティで勝負してきたのに
今更、英語にすり寄るなんてな~