[Loudwire] 2016年の（これまでのところの）ベスト・メタル・アルバム

2016年の（これまでのところの）ベスト・メタル・アルバム

ジョー・ディヴィータ（2016年4月14日）




毎年終わりに、私たちは、増え続けるヘビー・メタルの正典に対して、来年はどのような名盤が加えられるだろうかと考える。幾度となく、年を追って、メタルの最も尊敬されるバンド、成長期にある若手、そして不屈のアングラ・アーティストが、欠かすことのできないアルバムをリリースし、まだ見出されるべきものが数多く存在していることを実証している。

2016年には、MEGADETHやANTHRAXのようなクラシックなバンドが、その年齢の半分にも満たないバンドたちと競争して、それぞれの伝統をさらに高めており、いまだにヘビー・メタルにおけるそのブランドが永遠の若さを保っていることをみんなに示している。地下からは、ROTTEN SOUNDやFLESHGOD APOLCALYPSEが、ブルータルさを提供し、KILLSWITCH ENGAGEとAMON AMARTHは、由緒ある形式にこだわることが、アルバムを届け続ける限り、通用するのだと証明している。

年が進む中、私たちは2016年の（これまでのところの）ベスト・メタル・アルバムに更に多くのエントリーを加えることになる。だから、上のギャラリーをクリックして、どのようなリストが現在リストを構成しているのか確認して欲しい。

BABYMETAL—「Metal Resistance」

さあこい、ヘイターたちよ！　BABYMETALのセカンド・アルバム、「Metal Resistance」はＪポップと激しいメタルを巧妙に編み上げたミックスだ。十代の三人組の否定しようのない魅力を超えて、BABYMETALのインストゥルメンタル・セクションは、選ばれし者のソングライティングと超絶テクニックを誇る。"Karate"や"あわだまフィーバー"のような傑出した曲は、メインストリームのラジオ・リスナーを魅了するのに十分なほどキャッチーだが、"Tales of the Destinies"や"Road of Resistance"のような曲は、メタル・エリートが口を開けてぽかんとなるだろう。「Metal Resistance」には弱点がなく、このアルバムは多くのモダン・メタル・バンド以上に、言い訳なしに輝いている。

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