シカゴ・オープン・エア終了(イリノイ州ブリッジビュー、2016年7月17日)
マーク・ザパタ(2016年8月12日)
シカゴ・オープン・エアの最初の2日に本当にいろいろなことがあったあとで、3日目には、激しい嵐が朝の早い時間にイリノイ州ブリッジビューを通過した。フェスティバルの客が最悪に備える中、雷、嵐、そして豪雨が町を濡らした。さらに、米国入国のビザの問題でASKING ALEXADRIAがキャンセルとなり、3日目は厳しい始まりとなった。それでも、雨による始まりのあとに虹を架けるべく、メタルのあらゆる分野からの数多くのバンドに対する期待は大きかった。
(中略)
BABYMETAL
セカンド・ステージの共同ヘッドライナーである日本のBABYMETALは、ものすごい観客を集めた。過去数年の間に大きな熱狂を創り上げてきたBABYMETALは、スゥメタル、ユイメタル、モアメタルの3人の女性ボーカリストで構成される。大村孝佳(ギター)、藤岡幹大(ギター)、BOH(ベース)、そして青山秀樹(ドラムス)から構成される、神バンドと呼ばれるバカテクのミュージシャン集団によるヘビー・メタルのサントラにぴったりと結びついた、振り付けられたダンス・ムーブを演じるBABYMETALは、非常にユニークな存在だ。北米が慣れているものとは明らかに違う何かであるBABYMETALは、今年早くのセカンド・アルバム、「Metal Resistance」のリリースに続いて、世界征服を続けながら、一般にポジティブな反応を引き起こしてきた。
ものすごい数の観客が、この現象を見るためにセカンド・ステージに降りてくると、イントロが、BABYMETALの物語を語った。劇場的なセンセーションとして、それは「遙か昔、はるか彼方のヘビー・メタルの銀河で……いまはBABYMETALと共にメタル・レジスタンスを果たすとき」として始まった。まるでビデオゲームのような感じで、このイントロはメタルの行進曲へと変わり、"Babymetal Death"が始まった。女の子たちは、始まったメタルに完璧に合わせて行進してきた。それから正確な動きと共に、一緒に歌いながら、女の子たちは、手の動きとダンスで観客を魅了した。歌舞伎のメーキャップと白衣をまとった神バンドが、ビッグ・ヒット、"ギミチョコ!!"をシュレッドすると、オーディエンスはジャンプし、拳を掲げ、3人のシンガーがバンドのものすごいペースに合わせて動く姿を驚嘆しながら見ていた。続くナンバーは"Catch Me If You Can"で、バンドが一人ずつ順番で、その驚くべき技巧を披露し、バンドのパワーを見せつけた。シンガーたちがステージに戻ると、スゥメタルがすぐに大きなサークルピットを要求した。観客は喜んでこれに従い、その結果は"メギツネ"とヒット曲"Karate"で報いられることになった。ステージの中央に一人立ち、スゥメタルは英語で「今日の気分はどう? みんなの声を聞かせて、手を宙に掲げて!」と求めた。さらに絶叫をもたらし、BABYMETALはショーを"Road of Resistance"で終え、最後に、三人はお辞儀をし、声を合わせて「See You!」と告げた。キックし、パンチし、ダンスして、BABYMETALはこの日最もユニークで、魅力的なセットを疑いもなく成し遂げた。
▼元記事
Chicago Open Air Goes Out With A Bang Bridgeview, IL 7-17-16
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