初の年次シカゴ・オープン・エア:熱狂は本物だった
ロックとメタルの最もヘビーな連中によるエンターテインメントでいっぱいの週末
テリ・コンネル(2016年7月19日)
初のシカゴ・オープン・エア・ミュージック・フェスティバルが先週末に行われ、その派手な広告に応えてみせた。
ロックとメタルの最もヘビーな連中によるエンターテインメントでいっぱいの週末のために、イリノイ州ブリッジビューのトヨタ・パークを何万人ものファンが埋め尽くした
7月15日(金)の第一日は、THROUGH FIREとBUTCHER BABIESがサイド・ステージのオープニングを飾り、TRIVIUMがメイン・ステージの最初のアーティストとなった。それからこの2つのステージで交互に演奏が行われ、この晩のセカンド・ステージのトリを務めたMESHUGGAHは、大観衆をロックさせ、これから訪れるべきものの準備をさせた。だが、セカンド・ステージが閉まる前に、DROWNING POOLのセットと、期待されたヒット曲、"Bodies"の演奏について述べておく必要があるだろう。予想通り、バンドにはアメリカズ・ゴット・タレントに出演した82歳のジョン・ヘスリンガーが加わり、バンドと共に曲の歌詞を力強く歌い上げた。また、デビル・ホーンを掲げ、中指を観客に向けて、さらに観客を驚かせた。CHEVELLEは、第1日のメインステージのオープニング・ヘッドライナーだった。有名なヒットでセットを始め、新旧のマテリアルを織り交ぜて演奏した。
この一日で最も期待されていたバンドはこれからだ。RAMMSTEINは、この週末で最も多くの観客を集めたバンドの一つだ。そのセットは良く知られるスペクタクルで、メンバーは屋根から降りてきてステージに登場し、ダンス・ルーティンをタップ・ダンスし、リード・シンガーのティル・リンデマンが自らの体から花火を放つことを含め、数多くの火薬が使用された。バンドは深夜まで演奏し、最後まで全員の関心を捉え続けた。
土曜日、前日に目撃したものと同じようなロック演奏をもっとみたいと観客はかなり早くから行列を作った。第2日は、どちらのステージも夜まで音楽に揺れ、一日中、BEARTOOTH、MISS MAY I、CARCASS、GOJIRAといったバンドがサイド・ステージでロックした。メイン・ステージでは、SAINT ASONIA、POP EVIL、ALTER BRIDGE、BREAKING BENJAMIN、そしてNOTHING MOREといったバンドが登場した。KORNは、そのセットでよく知られたヒット曲を演奏した。また、シカゴ・オープン・エアの観客に、新曲を披露した。"Rotting in Vain"は、バンドの新しいシングルで、まもなくスタジオ・バージョンを聞くことが出来るだろう。DISTURBEDは、第2日の大トリを務めた。故郷の観客に対して新旧のDISTURBEDの音楽を披露した。実際の演奏に、観客の歓声が加わり、この週末で最もうるさいバンドの一つになった。
ファンは日曜の朝、第3日が始まる数時間前に大きな雷雲が通過するということで、心配しながら目覚めた。幸いなことに雷雲はすばやく移動し、イベントの前に通り過ぎた。ステージのクルーとトヨタ・パークの従業員は、ステージを用意し、豪雨と強風の後始末に余分な時間をかけることになった。このためイベントの開始が30分ほど遅れたが、セカンド・ステージのGEMINI SYNDROMEのために集まっていた大観衆は気にしなかったようだ。このイベントは、ASKING ALEXANDRIAの演奏が入国の問題からキャンセルとなったため、時間を埋め合わせることが出来た。日本のBABYMETALが登場し、その常に熱のこもった演奏で、メタルの世界に新しい光をもたらした。コメディアン出身のロッカー、ジム・ブリューアーが、オリジナルでメイン・ステージのオープニングを飾った。夕方に向けて、MARILYN MANSONが登場し、観客に向かって袋を投げ、ファンをいろいろな色の粉で覆った。KILLSWITCH ENGAGEが、この週末のシカゴ・オープン・エア・ミュージックのサイド・ステージの大トリを務めた。ヘビーなベース、そしてギタリスト、アダム・デュトキエヴィッチの楽しい道化的なプレイもあった。
この週末の最後のメイン・ステージのヘッドライナーたちを確認しよう。最初はFIVE FINGER DEATH PUNCHで、一番得意な演奏を行い、観客の体を動かした。クラウド・サーフィンやモッシュ・ピットは立ち見オンリーのフロアのあらゆる場所で見ることができた。これでSLIPKNOTがフェスを終える雰囲気が生まれた。いつものハードコアなショーを持ち込んだが、コリィ・テイラーは脊髄手術からの回復途上で、首ギプスを身につけていた。このことがあっても、コリィは全力投球だった。一階から最上階までファンは拳とデビル・ホーンを掲げて、歌い、ヘッドバンギングしていた。
俺たちが会場をあとにした時、ファンが2017年にまたシカゴ・オープン・エアが開催されることを望んでいる声が聞かれた。
観客数はまだ判明していないが、このフェスティバルは大成功で、来年何が来るのか期待できると思う!
▼元記事
First Annual Chicago Open Air // The Hype is Real
0 件のコメント:
コメントを投稿