1997年4月24日木曜日

新婚旅行のおもひで――ハワイ旅行記 No.01(1997/04/17~04/24 06泊08日):6~8日目

 6日目


事実上の最終日の朝、はまぞおは早起きである。ワタクシにはComputer Cityで自爆するという重大な目的があるのだ。というわけで、午前中は別行動。メケメケバスに乗り、まずはワードショッピングセンターの本屋に行く。1階は本屋、2階はCDとCD-ROMそれにVideoを売っている。Independence DayのVideoをまずゲット。次に、辞書のCD-ROMその他を見つける。うれしいぞお。さらに、1階でおみやげ用にと厳命されていたしおりを20枚買う。道を横切ってComputer Cityへ。こちらでの目当てはOmniPageというOCR用ソフトである。だが、お間抜けさんなはまぞおはアップグレード版を買ってしまったのである(おかげで本体は現在注文中である。)ゲームとかCD-ROMに関しては、アメリカのソフトは実に安いと思う。でもなぜかMicrosoftのソフトだけは高い・・・。ぷんぷん。


店を出ると雨が降っている・・・。小降りになったタイミングを選んで、メケメケバス亭へ。ハワイの雨はドバドバと数分降るとおもむろにやむ。


ホテルで姫ぞおと会って、食事。ロイヤル・ハワイアン・センターの中にあるパスタ屋である。冷房が異常にきいていて、さ、さむい。でも料理はめちゃんこおいしいのだ。お勧めである。Villa Paradisoという店である。満腹してから、ロイヤル・ハワイアン・ホテルの中庭を散歩する。ピンクの建物はどうしてもワタクシの趣味ではないのだが、ともあれ、庭はとっても南国していてきれいである。このような環境下において、木陰で本など読んでいたら、この世のパラダイスであらう。ふらふらとDuty Free Shopへ出かけ、はまぞおのTシャツを買う。はまぞおのぜーたくはTシャツである。はまぞおは一年中Tシャツを着ているからだ。かわゆいPeter RabbitクンのTシャツを買う。うひひひ。あと、子供のガラのもかう。うれぴー。


一度ホテルに戻ってから、最後のお散歩(最後の晩餐ではない)に行く。キングス・ヴィレッジという場所に行く。ここだけなぜか英国を思わせるブロック(でも1階にはあかさたな・・・)で、朝と晩には衛兵の交代式があるのが渋い。かっこいいぞ。ここにRoyal SelectionというWedgwoodとかを扱っている店があります。そこで(現在ワタクシの部屋に海を渡ってやってきた)Peter Rabbitくんの人形と出会ってしまう。目線がついあってしまったのだ。「僕を買ってください、買ってくれなきゃいやん」と目で訴えられたので買ってしまった。さらに日本ではリリースされていない、めちゃんこかわいい置き時計も買ってしまう。はまぞおのぜーたくはボン・チャイナでもある。うひひひ。


再びホテルに戻りハワイ最後のディナーに行く。ホテルの中のバイキング料理・・・こんなのばっかである。水曜日の夜遅くだったせいか、空いている。値段はやや高いがその分料理もうまいような気分がする。姫ぞおはケーキまで食っている。ワタクシにはあの甘いケーキはあかんのだが、姫ぞおはそれほど甘くないのに当たったらしい。ラッキーな妻である。部屋に戻りベランダから宵闇に白く寄せる波頭を見ていると、目頭は熱くならないが、またきたいな、と思うハワイであった。


7日目/8日目


最後の日は強行軍である。フライトは朝11時半発。荷物を取りにくるのは7時ですから・・・。何かすごく名残惜しいぞ。というわけで、来年もこようねと誓い合うバカ夫婦。バスは裏通りからハイウェイへと向かう。ハイウェイからはワイキキのホテル街やアロハタワーあるいはドール・キャナリーが見えて、旅の思い出の感慨にひたれたりしてよろしいです。空港で最後に残ったドルを使おうとDuty Freeに入り浸ろうとするはまぞお。しかし時間がなかった(;_;)


帰りの飛行機は空いていました。よかったよかった。空港でも税関チェックはほとんどなく(怪しいのに)、帰りのスカイライナーもやっぱり揺れたことを除けば楽チンでした。


6泊8日のハワイ旅行・・・・全体の印象はすご~~~~~~くよかったです。日本語通じるし(笑)。お金を貯めて、来年も行こうと思っているはまぞおでした。ご愛読ありがとうございました(爆)。

I'll be back!!
I'll be back!!





1997年4月21日月曜日

新婚旅行のおもひで――ハワイ旅行記 No.01(1997/04/17~04/24 06泊08日):5日目

 5日目


とうとう泳ぐのに飽きたらしい・・・あるいは単に夜更かしをしたせいかも知れない(;_;)。というわけで、プールに行かずに薮蕎麦に行く。神田の薮蕎麦がのれんわけした杉並の薮蕎麦の支店(ううむ、複雑である)だそうだ。場所は、Planet Hollywoodの先の角を左に曲がった(といっても通じないだろうが)ところ。1時過ぎに行ったのでそれほど込んでいなかった。売り物は毎日日本から空輸しているというそば粉を使用したという蕎麦。はっきり言って・・・うまい。リピーターらしい若い女性が、観光にきたという60歳くらいの老夫婦に親切にハワイのよいお店とか、ボられないようにする方法とかを教えていました。なんか、とてもほのぼのしますね。North Westのくれたアロハ・カードを使うと、蕎麦ようかんをサービスしてくれた。これが、ものすごくおいしいのだす。お勧め。


蕎麦を食べて、のんびりとデューティ・フリー・ショップの前からメケメケ・バスに乗り、はまぞおと姫ぞおはホノルル動物園に向かう。といいながら、最初に実はホノルル水族館(本当は姫ぞおはシーパークといった類の場所に行きたかったらしいのだが、はまぞおがいやがったのだ、遠いから)に行く。飼われている生物の数ははっきり言って少ないのですが、常夏の島の近郊のさかなは綺麗である。何というか、はまぞおのパステルトーン好みにはちょっと合わないんですが、極彩色で美しいのだ。くらげさんがかわいかった。やはり寄付金でやっているということだが、寄付金の集まりが悪いらしく、なかなか展示品が集まらないらしい。メケメケのバス停から水族館まではきれいな歩道になっていて、ちょうど2時過ぎだったせいか、スプリンクラーを回していて、そこに金髪の女の子(子供のほうだ)が服をびしょびしょにして遊んでいた。かわいいですね。


水族館の見学が簡単に済んでしまったので、姫ぞおと二人でダイヤモンド・ヘッド(ついPhil Manzaneraというヒトのソロを思い出したが)をバックにふらふらと歩いていく。きた道とは逆の側は公園になっているのだ。本当に何もないんだけど、おもむろに平行棒とか、鉄棒とか吊り輪とかが置かれた場所があったりする、平行棒でびしっと決めたところを写真にとろうとしたら、腰がぴりびりした。いたいよぉ。


ホノルル動物園へ行く。姫ぞおはいきなり出口から入ろうとする。よくできているなと思うのは、いくつか出口があるんですね。別に監視員がいるわけでもなく、ただ鉄の回転扉(一方向しか行けない)を回して出るだけ。周囲をぐるっと回って正門へ。オトナ12$だったかな?入るとちょっとくさい。最初は鳥かごの回りを歩いていきます。おりの中のトリ一羽一羽に話しかけるはまぞおは姫ぞおには怪しいおぢさんに写るらしい。赤の他人宣言されそうである。なんでも長くいるオウムだったかな、にお嫁さんをもらうための募金をつのっているので、つい協力してしまうワタクシ。をを、新婚さんである。ぞうさんとかカバさんのおりを回っているうちに、アフリカの動物が放し飼いになっているというエリアに入る。動物園自体の面積もそれなりにあるのでしょうが、迷宮のように(ワタクシはバルハラの回廊と呼んでいる)入り組んだ通路をたどっていくと、いろいろな動物さんに会えるらしい。大阪からきた娘夫婦(たぶん)と子供をおじいさんが嬉しそうに案内して回っていた。何かほほえましい。旅に出ていいなあ、と思えるのは、何かワタクシたちが忘れてしまっていた日本の原風景(をを)のような場面になんどか出くわせたことですね。この放し飼いゾーンは見物人からはすぐ目の前に見えるんだが、実は動物のいる場所との間に深い溝が切ってある(それは観客からは見えない)ため、かなり近くまで動物がよってくる(ように見える)という工夫がこらされていました。でもさすがにライオンのいる場所だけは、ガラスもはってあったが・・・。またアフリカのトリさんのいる場所は、三重に鉄製の扉やすだれをかけて、その中に入ると、野鳥が放し飼いになっているというスグレもの。極彩色のトリさんがすぐそばにいると、はまぞおはとても嬉しい。


動物園の近くにはバス停がないので、歩いてホテルに帰る。途中でShall we Haagen Dazs(スペルわからん)する。ぱぱぞおは抹茶味がないので、モモである。モモは売れ行きが悪いらしい。ケースの表面でそうわかる。チョコは空に近いのに。子供のように服にぼたぼたと溶けたアイスをたらしながら歩くはまぞお。小学生である。


ホテルに戻り、さあて、次は何をしようかということで、寝る(ばか)。


夕食はVikingのペリーズ・スモーキーという場所に行く。ちょっと雨が降っている中、おぼけ夫婦はでかける。姫ぞおの曖昧な記憶をたどって店に向かうと、なぜか昨日食べた店についてしまう。このあたりから姫ぞおの機嫌が極度に悪くなる(道に迷ったのははまぞおのせいではないんだが。)多分、おなかが空いたのであろう。はまぞおの一度だけ見た地図の記憶では方向が違うんだが・・・。ワタクシもちょっと機嫌悪くなりました。ぷんぷん。


店は9時までで、入場するときにカネを払うと、あとは食い放題である。はまぞおがぷんすかフェースで座っていると、姫ぞおが山のように食べ物を持ってくる。食べ物を食べると機嫌がよくなるらしい。実はワタクシもそうであったのですね。何か、アメリカの学食という感じもありますが、とにかく味は値段の割にそこそこ(Vikingで1000円くらいですから。ランチはさらにお得らしい)。


機嫌のよくなった二人は、ロイヤル・ハワイアン・ショッピングセンターで自爆してからホテルに戻り、寝たのであった。


おさかなと姫ぞお
おさかなと姫ぞお




1997年4月20日日曜日

新婚旅行のおもひで――ハワイ旅行記 No.01(1997/04/17~04/24 06泊08日):4日目

 4日目


ホテルの窓から見ると、沖合いにビニールのミニボートを浮かべてぷかぷかしている人々の姿が見えたりする。ワタクシは珍しいものが好きなので、泳ぐ前に(でもパンは食べた後だ・・・)ABCストアでボートを買ってくるのだ。しかし、ボートは2ドルなのに、なぜポンプが5ドルなのだろう・・・どうも納得がいかない。ともあれ、空気を一所懸命入れる。こういう単純作業はどうもワタクシの好きなところではない(ううむ、誰もがだろうけど)。ワタクシはすでに黒くなっている。日に焼けたのは20年ぶりである(外でなかったからなあ)。というわけで、これが「痛い」。触られるだけでも痛い。でもシッカロール様を塗ると少し楽になるのだった。ありがたや。ありがたや。


ワタクシはボートに乗って、ぷーかぷーかと浮かんでいる。波はそれほど高くはなかったのだが、たまに大きいのがきてぼよんと体がはねるようになると、ちょっと怖い。姫ぞおも乗りたいというので、沖合い(といっても岸から10メートルくらいじゃ)にいたら、目の前2メートルくらいのところにウミガメさんが頭を出す。ワタクシは「おお、かわいい。遊んでください」モードだったのだが、姫ぞおは怖かったらしい・・・。カメさんは「をを、わしはこのように浜辺まできてしまった、反省、反省」と思ったのか、さっさといなくなってしまった。個人的には乗せて欲しかったので残念である。もちろんジョーズさんだったら遠慮したいが。


はまぞお達はお腹が空いたので、薮そばで昼食を取ろうとしたのだが、カメの呪いであろうか、店に着いたときには既にCLOSEDの看板が。トホホなので、プラネットハリウッドというお店で食事をしたのだ。これはハリウッドのスターが経営しているチェーン店でイロモノではあるのだが、料理は意外とうまい。シュワちゃんやスタローン(なぜシュワちゃんとはいうのにスタちゃんとかセガちゃんとはいわないのだろう・・・)食後に店に飾られている写真とかを見ていたら、いきなりターミネーターの時に使われたというシュワちゃんのモデル人形が・・・あまりリアルではないのに、これが映画で使うと本物のように見えるから感激である。当然、写真を撮ってしまった。壁にはシュワちゃんの手形がある。思ったより大きくない。店の1階にはTシャツや帽子を売っている店があって、壁にはプラネット・ハリウッドTシャツを着たシュワちゃんとスタちゃんが肩を抱き合って笑っている写真が!ワタクシ、実はシュワちゃんとスタちゃんとウィリちゃんとセガちゃんが共演するアクション映画(それもできればSFものがよい)を個人的には見てみたい。


シュワちゃんとワタクシ

シュワちゃんとワタクシ


その日はみやげ物まとめて買っちゃうぜ大作戦だったので、その足でDFSに行く。両親と兄弟のおみやげは時計に決めていたのだ。でもって姫ぞおとワタクシの両親にはアン・クラインのペアウォッチ(でもアジア製)を、兄弟にはスイス・アーミーウォッチというのを買った。これは定価は高いが、2個買うと50%引きというおめでたいものである。しかしDFSの特徴はその寒さにある・・・。いろいろとおみやげを買った私たちは少し安心してホテルに戻り・・・・・寝こけてしまった。目が覚めると、夕方らしい。姫ぞおは一度でいいから「水平線の彼方に沈んでいく夕陽」を見たいと頑強に主張していたので、浜辺を歩いて見に行く。だが、ロイヤル・ハワイアンの脇から浜に出ると太陽は見えない。あるいは沈んでしまったのだろうか・・・。姫ぞおの機嫌が目に見えて悪くなった(^^;)。「ぱぱのばか。」このセリフを真顔で言うときはちょっとこわい。もーぷんぷくぷんである。せめてお散歩をしませうということで、へらへらと浜辺を歩いていく。なかなか雰囲気だけはロマンチックである。しばらく歩くと、をを、太陽がまだ見える。何のことはない、高層ホテルの影に隠れて見えなかっただけであったのね。姫ぞおの機嫌が目に見えてよくなった・・・。実に単純である。堤防のところで写真を撮る。しかし太陽の沈むのは早いですね。陸軍博物館の戦車の脇で写真を撮ったのだが、ワタクシは包丁とか戦車といった凶器はきらいです。ふらふらと歩いていると雨がぽつぽつと・・・。このあたりで、ワタクシはホテル周辺の地形はほぼ把握できたような気がする。えらい。


ホテルに戻り、飯を食う算段をする。姫ぞおはバイキングの店で食事をしたかったらしいが、既に閉店(9時までなのだ)していた。がお。仕方がないので、イルマ・カフェというのにいく。食べたのはラーメンと小チャーハンのセット+餃子(余談だが、一昨日日本で食べた餃子よりもうまかった)を一人前(二人でこれで足りるのだ・・・実に経済的だ)。最近ようやく分かったのだが、姫ぞおはおなかがすいた時と眠くなると機嫌が悪いのだ。ちなみにワタクシは納期前とCDが買えない時に機嫌が悪くなる・・・。イルマ・カフェで食べた後、食後の運動に散歩さんをする。ハワイのいいところは、夜遅くでも安心して歩けるところであるが、夜遅くになると、街角には売春婦のおねーさんがたくさんいるのだ。はまぞおはこうしたおねーさんの実物を見るのは初めて(大昔にトロントのホテルで見たことがある)なので、なぜ裸にちかい格好であるいているおねーさんがたくさんいるのかわからなかったのだが、教えてもらって納得した。


ホテルに戻ると、姫ぞおは寝てしまう(いつものような気もしてきた)。はまぞおは、The Regulatorsというホラーを読み続ける。こわいんだもん。でも面白いので、結局朝4時過ぎまでかかって読了。ハワイまで何しにきているんだろう・・・。あと2日しか遊べないのである・・・。

おさかなとはまぞお
おさかなとはまぞお





1997年4月19日土曜日

新婚旅行のおもひで――ハワイ旅行記 No.01(1997/04/17~04/24 06泊08日):3日目

 3日目


前の晩はRelicsを見てから、何かホラーを読んで(苦笑)から寝ましたので、起きるのが遅かった(^^;)


相変わらずABCで買ってきたパンを食っている。アメリカの菓子パンは甘いですねえ。ケーキも甘い。なぜ健康に注意とか禁煙とかいろいろ騒いでいるのにあのように甘いものを食べるのだろう・・・。実に健康によろしくない・・・。プールと海で泳ぎます。プールはとてもきれいでよろしいのですが、一番深いところは1.8メートルもあります。姫ぞおは足が届かない(ワタクシでも届かないが・・・。)届くのは悪のくえくえ青少年くらいだろう・・・。


午後はワードショッピングセンター(本屋があるのだ)にまた行くことになっていたのだが、姫ぞおがドール・キャナリー(かのジュースのDoleですネ)というアウトレットセンターにLevi'sのジーンズを見に行きたいという(^^;) それからオールドスパゲッティファクトリーなる場所でスパゲッティも食べたいという・・・。あの小さい体のどこにあれだけの食物が・・・。だが、この作戦にはワナがあったのだ。いつものようにDFSの前からバスに乗る。途中でワタクシは思った。そういえばドールキャナリーというメケメケの停留所に記憶がない・・・。ワタクシはメケメケ・ハンドブックを調べていたのだが、そのうちにワードを通り過ぎてしまった。怒る姫ぞお。だが(内心はともかく)冷静を装うワタクシはメケメケ・ハンドブックでドール・キャナリー行きのバスがアロハ・タワーから1時間に一本しか出ていないことを発見したのであった。


アロハ・タワーについた姫ぞおは腹が減ったらしく、何かを食べている。揺れるメケメケ・トロリーが嫌いなワタクシは何も食べないのであった。バスはなかなか出ない(定刻から15分遅れ、しかも客はわしらだけ。)およそ10分くらいで到着しました。がおーがおー。


何もない・・・見事に何もない。まだテナント募集中ということらしい。開いている店は果てしなく少なく、客がまともに入っているのはLevi'sのアウトレットくらい(;_;) 女性によくあることだが(最もワタクシもCDショップや本屋に入った場合はそうなんだが)姫ぞおはなかなか買うものが決まらない。ふとワタクシは思った。姫ぞお、ひょっとして子供向け(一応Student Sizeということらしいが)ならぴったりではないか。試着する姫ぞお・・・おお、あつらえたようにドンぴしゃである・・・。Levi'sのアウトレットまで時間をかけてやってきた割には、買ったのはジーンズ一本とシャツ(だったか)である。がおがお。


帰りはアロハ・タワーによらないバスに乗って、ワード・ショッピングセンターである。スパゲッティ・ファクトリーは(も)異常に量が多い・・・。なぜこんなに多いのだろう。ハーフサイズが欲しいところであるが、値段的には異様に安いのであった。


ワタクシの目的地はコンピュータ・シティである。こちらでものを探していると数分で姫ぞおは飽きたらしい。仕方なく今日は聖書のCD-ROMだけにして、後日別にやってくることにする。その後、前には見損ねていたワードの別ビルに行く。(ワタクシの秘密の目的地は本屋の下見である。)そして事件は起こった。姫ぞおを残してワタクシがトイレに行っている間に何と停電である。最初は便所だけかと思ったのだが、ブロックが丸ごと停電したらしい。次々と帰っていく客・・・商売が大変だろうなあと人事ながら思った。


ホテルに帰ると、なぜか姫ぞおは寝てしまう。つられてワタクシも寝てしまう。姫ぞおはそのまま目をさまさない。仕方がないのでThe RegulatorsというStephen Kingのホラーの続きを読み始める。しかし困ったことに面白いのである。ときどき姫ぞおは目を開いて、ぱぱぞおは寝ないのかとたずねては、また寝てしまう。ワタクシはThe Regulatorsを100頁以上読んでしまった。バカである。ハワイに何をしにきているのだろう・・・(;_;)


たそがれ姫ぞお
たそがれ姫ぞお








1997年4月18日金曜日

新婚旅行のおもひで――ハワイ旅行記 No.01(1997/04/17~04/24 06泊08日):2日目

 2日目


朝早くに目が覚める・・・。時差ボケであります。朝食はABC Store(ほんとうにどこにでもある)で買ってきたパン。ワタクシは出張に出かけると、大抵スーパーやコンビニで買ってきたパンを食って過ごすのでした。その習慣がやっぱり抜けません。


Surfriderにはとてもきれいなプールがあります。姫ぞおは泳がず、はまぞおは浮かれてプールに入りました。泳ぐのは多分大学時代以来ですねえ。ひええええ。平泳ぎ、背泳ぎ、のし、立ち泳ぎなどを試してみる。結構泳げるものですね。肌にじりじりと陽光が・・・。がおーがおー。次に海に入ってみました。とっても水が綺麗ですね。昔、海で泳いでいて両足がつったというヒクヒクものの体験があるワタクシは、沖合いへはいかず、浜から10メートルくらいのところでぽちゃぽちゃしていました。


1時間ほどだれたところで、昼食ですね。というわけで、今度はアルモアナ・ショッピング・センターというところへお出かけです。ASCは現在改装中で、来年までにはもっと広くなるようです。最初に多国籍料理が食べられる食堂で中華を食べたんですが・・・どうしてアメリカ(に限らないが)ではあんなに量が多いんだろう・・・。結局半分も食べ切れませんでした(^^;)味はまあまあくらい。がおがお。


姫ぞおが靴が欲しいというので、靴屋とデパート(Sears)巡りをしました。はまぞおは疲れてきたので、だれています。姫ぞおが靴を探している間に、またまた探検隊。ティファニーやウォーターフォードを見物です。何か、気分だけはリッチマンでした。スポーツシューズの専門店でエア・ジョーダン(だっけ?)とかを売っています。日本人がつぎつぎと訪れては、ナイキの靴を買っていきます。はまぞおはカジュアルシューズとFilaの帽子を買いました。2階部分はモールになっていて、デッキのところにはベンチがあり、一休みできます。そこに腰をかけて、空を眺めていると何かやっぱり極楽です。姫ぞおに合った靴や服というのは日本だとなかなか見つかりません(小さいから・・・サイズ5)が、アメリカというのはそいう意味でちゃんとサイズがあります。値段はごく普通(というより安い)わけですが、結構デザインはお洒落なんですね。改めてFairという言葉を思い出しました。


ホテルに戻り、今度はロイヤル・ハワイアン・ショッピング・センターへ。アルマーニ、ブルガリ、グッチ、ランセル、バーバリーズなどのブランドの店が目白押しです。プライスタグがワタクシの理解を越える次元のものが多いので、もっぱらウィンドウショッピングですが、この一週間ではまぞおはすっかりブランドに詳しくなりました。ベネトンは色がきれいですね。


食事は新羅という韓国料理屋です。姫ぞおはガイドブックを見ては食べ物のおいしい店を発見して喜んでいます。味はなかなかでした。値段もまあまあかなあ・・・。胡麻油で漬け込んだロースがおいしい(でも量はやっぱりはまぞおには多い・・・。)


ホテルの部屋に戻り、Relicという映画(Aliens meet Jurassic Parkという宣伝文句)を見ました。血が出るシーンでは怖がりはまぞおは逃げてしまいます。ちょっとスプラッタ気味でした。映画を見終わったら2時過ぎだったので寝てしまいました。がおがお。


シュワちゃんとワタクシ

シュワちゃんとワタクシ






1997年4月17日木曜日

新婚旅行のおもひで――ハワイ旅行記 No.01(1997/04/17~04/24 06泊08日):1日目

いやあ、結婚すると時間がたつのが、はやいはやい。というわけで、ハワイの想い出(をを)を昔まとめたものを再利用します。よかったら読んでね。


1997年4月のワイキキビーチ&ダイヤモンドヘッド
1997年4月のワイキキビーチ&ダイヤモンドヘッド


第1日


4/17 夜発の飛行機である。京成スカイライナーで成田に向かう。スカイライナーは昔よりさらに揺れがひどくなった気がする。はまぞおは安定剤を飲んでいたので大丈夫だったが、京成は絶対線路を直すべきだと思った。何しろ生まれて初めてのパックツアーである。すべてが新鮮に感じられる(^^;) 空港のロビーでは、謎の酔っぱらい親父が大声で叫び続け、最後は狼のように吼え始めた(がおーがおーではない。)恥ずかしいなあ。コンピュータ雑誌を大量に買い込む(でも結局ほとんど読まなかった、がう。)


はまぞおは2年ぶりくらいの飛行機なので、ちょっと不安。やけに長い一日だもんなあ。パックツアーでめちゃめちゃ混み合った飛行機に乗ってからは、寝たり起きたりのだらだらとした時間を過ごす。ラッキーなことに到着時間が予定より早く、多分6時間半くらいでハワイに着く。


さすがに日差しは眩しいが、想像よりからっとしていて、とても嬉しい。(はまぞおは暑さに弱い・・。)バスに乗ってアロハ・タワーに向かう。案内のアメリカ人のおっさんはちゃんと日本語をしゃべるので感動・・・。いきなり強制的に写真を撮られるのが観光地らしくてよろしい。(よく考えると、二人で撮った写真はこれしかなかったのだ。やっぱり買ってくればよかったと今では思う。)観光ミーハーおやぢと化したワタクシは、写真を撮りまくる。モールのところで、スチール・ドラムの音。現地のアーティストが演奏しながら自分のアルバムを販売しているのが可愛い。12ドルのハワイアン(何回も聴きました。)昼食はミールチケットが付いていたので、Scot's Seafood Grill and Barへ。この店の食事はすご~くうまかったです(是非お試しあれ。)


昼食後、バスでワイキキへ。はまぞおが泊まるのはSheraton Moana Surfriderというとこ。4月はまだオフシーズンなので安いが、夏とかはめちゃんこ高いらしい。新婚さんなのでホテルがよい部屋を提供してくれたのだった。タワーの9階なんだが、ベランダにテーブルと白いイスが置かれていて、ビーチとダイアモンド・ヘッドが正面に見えるのだ。抜けるように青い空。くっきりとした水平線。寄せては返す波の音。きれいな空気。まさにパラダイスである。これまで観光地などロクに行ったこともなかったワタクシには、ことさらに極楽であった。確かに何度も行きたくなる場所ですネ。


とりあえず、はまぞおの海水パンツとリュックを買いに行く。ホテルのすぐ近くに、怪しげなInternational Market Placeというのがあるのだ。そこで20ドルのリュックと10ドルの海パンを買う。東洋系の人が多い。売り込みに必死である。生活に対するぱわあを感じる。


JTBが提供しているOli Oliトロリーというのが要所をつないでいるので、滞在中は無料でいろいろなところに行ける。だが、ワタクシはこのバスもどきを「メケメケバス」と覚えてしまったので、以下メケメケと呼ぶ。


姫ぞおの希望により、まずWard Shopping Centerというのに行く。Duty Free Shoppers(ビルが丸ごと免税店という懐の強敵である)の前まで歩いていく。アメリカではド田舎かビジネス・ディストリクトにしか、ろくに足を運んだことのなかったワタクシにとって、観光地というのは感動的である。何より、警戒心を払いまくる必要もなければ、上司のお守りも必要ないのがうれしひ。メケメケに乗った私たちは、20分ほど(ちなみにメケメケは揺れる・・・)でWardにつく。ここは5種類のショッピングモールが一角を為している怪しげな場所で、雰囲気がどこかウェスタンに出てくる町のようである。姫ぞおがお腹がすいたというので、ワタクシはDairy Queenでハンバーガーを、姫ぞおはラーメンもどきを食べる。姫ぞおは東洋ファッションの店(なぜかヒーリング・ミュージックのCDとかも売っている)につかまって出てこない。はまぞおは、その間に探検隊をぶっこく。いろんな店があって楽しひ。がおがお。アメリカで感心するのは、やたらといろいろな調理器具を売っていること。圧力ナベとかはまだしも、パンとかボトルとか不思議な形のものがいっぱいある。料理にうといワタクシは何に使うのかいつも理解できないのであるが、見ているだけでかわいくてよろしい。


一通り買い物を終え、反対側の通りにあるメケメケ停留所に向かう途中、Computer Cityというのを発見!うう、欲しいものいっぱいモードである。マックの新しいモデル(1699ドルで225MHz)がとっても欲しい。がおがお。Omni PageというOCRを買うのが今回の目的の一つである。在庫のみ確認してこの日は引き揚げる。


ホテルに帰ると、とても眠くなり、つい二人でベッドの上で寝こけてしまう。目をさますと10時。どうやら2時間くらい寝ていたらしい・・・。姫ぞおがお腹が空いたというので町中に出る。夜中も結構安全なのがうれしい(といっても11時くらいまでだが。)途中にカレーと牛丼を売っている店があって、そこで姫ぞおはカレーのテイクアウトをする。はまぞおはABCストアでパンを買う。がおがお。


ベランダで姫ぞおはカレーを食う。ものすごい匂いである。タバコを吸いながら、白い波頭を眺めていると実にロマンティックなはずだが、カレーの匂いはすごすぎた・・・。風呂に入り、疲れ切って寝る。